佐藤信のレビュー一覧
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<目次>
第1章 「魏志倭人伝」と邪馬台国
第2章 倭の五王とワカタケル大王
第3章 筑紫君磐井と東アジア
第4章 加耶と倭
第5章 百済と倭
第6章 高句麗と倭・日本
第7章 新羅と倭・日本
第8章 仏教の伝来と飛鳥寺創建
第9章 遣隋使と倭
第10章 白村江の戦いと倭
第11章 渡来人と列島の日本
第12章 奈良時代の遣唐使
第13章 鑑真の来日
第14章 渤海と日本
第15章 鴻臚館と交易
<内容>
古代史講義シリーズの第5弾。昭和史シリーズとともに一番熱心?。それだけ研究が深化しているのだろう。確かに、授業で教えていることにカビが生えかかっていることを実 -
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歴史学の最新の研究成果と研究動向を提供することを目指す、ちくま新書の「〇〇史講義」シリーズ。本書は、『古代史講義』の海外交流篇。
「はじめに」でも言及されているが、自分の学生時代には、半島南西部に任那日本府というものがあり、562年(任那でころぶ)に滅んだと学んだ記憶がある。本書全体を通読して、東アジア全体から日本列島の古代をとらえ直さなければならないのだなと痛感した。
興味深かったのは、まず「第4講 加耶と倭」。日本書紀の記事の史料批判、そして任那日本府が特定の問題のために派遣された使節であったことなど、最新の研究成果に触れることができた。また、第5講以下では、百済、高句麗、新羅の三 -
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ネタバレ<目次>
第1章 日本の世界遺産をめぐる動向
第2章 北海道・北東北の縄文遺跡群
第3章 百舌鳥・古市古墳群
第4章 宗像・沖ノ島と関連遺産群
第5章 法隆寺地域の仏教建造物
第6章 古都奈良の文化財
第7章 古都京都の文化財~日本の伝統文化を形成した遺産群
第8章 紀伊山地の霊場と参詣道
第9章 富士山~信仰の対象と芸術の源泉
第10章 厳島神社
第11章 平泉~仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
第12章 琉球王国のグスク及び関連遺産群
第13章 石見銀山遺跡とその文化的景観
コラム 佐渡島の金山
第14章 姫路城
第15章 日光の社寺
第16 -
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万葉集を理解するにあたり、和歌が歌われる背景となった古代歴史について復習したく読んだ。最初に戦乱篇を手に取ったが正直全く分からず、まずは全体的な歴史を復習しよう…とこちらから読むことにした。
卑弥呼の時代から奥州藤原の時代まで、政治や歴史的出来事の話だけでなく文化や貿易、地方政治、宮都事情まで幅広くカバー。教科書ではなかなか地方政治まで詳しく勉強しないのではないだろうか?(もう覚えてないけど)
1講あたり15〜20ページ前後で概要が書かれており、参考文献も豊富なため、本書で足りない部分は参考文献で補えそう。知識欲求の強い読者にも親切だ。
1講あたりのページ数が少ないとはいえ、入門編ではないた -
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手に入りやすい文庫で出たのでやはり持っておきたい。と思い購入。
現代語訳なのでサクサク読み終わりましたが胸焼けするほどの藤原アゲアゲの世界すごいですね。部分的にしか見たことなかったので通して読むとすごいですね。漢文で美文だとわかりやすい現代語訳にするとこうなるよな…という文章。
仲麻呂が編纂に関わってるだけあって、近江意識が強い。武智麻呂伝にある近江守時代の武智麻呂の近江満喫っぷりがすごい。ほんとに伊吹山登ったの??藤氏家伝のピーク、私武智麻呂伝だと思いますわ。歌も漢詩もない武智麻呂だけど藤氏家伝に伝があるだけで勝ち組だわ。
見る度に思うけど不比等伝がないのが惜しまれる… -
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ネタバレ<目次>
第1章 飛鳥の宮々~大王宮から飛鳥宮へ
第2章 難波宮~改進政権の宮と天平の都
第3章 大津宮~滋賀の都の実像
第4章 藤原京~中国式都城の受容
第5章 平城宮~古代王宮の実像
第6章 平城京~奈良の都の特質
第7章 恭仁京~天平の新京造営
第8章 紫香楽宮~聖武天皇の夢の都
第9章 長岡京~新都造営の実像
第10章 平安宮~千年の都の形成
第11章 平安京~都市の発展と貴族邸宅の展開
第12章 白河・鳥羽~古代宮都の変貌
第13章 大宰府~対外交渉の拠点
第14章 多賀城~城柵国府と街並み
第15章 平泉~奥州藤原氏の首都
<内容>
古代の宮都と大宰 -
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ネタバレ<目次>
第1章 磐井の乱
第2章 蘇我・物部戦争
第3章 乙巳の変
第4章 白村江の戦
第5章 壬申の乱
第6章 長屋王の変
第7章 藤原広嗣の乱
第8章 橘奈良麻呂の変
第9章 藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱
第10章 律令国家の対蝦夷戦争
第11章 平城太上天皇の変
第12章 応天門の変
第13章 菅原道真左遷事件
第14章 平将門の乱・藤原純友の乱
第15章 前九年合戦・後三年合戦
<内容>
古代の戦乱について、目次に挙げた15の戦乱を取り上げて説明をしたもの。概ね現在の最新の解釈をまとめてあり、過去に学んだ時とはだいぶ変わってきたことを理解した。 -
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<目次>
はじめに
第1章 邪馬台国から古墳の時代へ
第2章 倭の大王と地方豪族
第3章 蘇我氏とヤマト政権
第4章 飛鳥・藤原の時代と東アジア
第5章 平城京の実像
第6章 奈良時代の争乱
第7章 地方官衙と地方豪族
第8章 遣唐使と天平文化
第9章 平安遷都と対蝦夷戦争
第10章 平安京の成熟と都市王権の展開
第11章 摂関政治の実像
第12章 国風文化と唐物の世界
第13章 受領と地方社会
第14章 平将門・藤原純友の乱の再検討
第15章 平泉と奥州藤原氏
<内容>
最新の研究成果を交えて、古代史をわかりやすく説いた本。非常にポイントを整理して説明してくれ