佐藤信のレビュー一覧

  • 英文詳説日本史 JAPANESE HISTORY for High School

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    幕末史が英語でどう書かれているか読みたくて買いました。坂本龍馬は削除されず、ちゃんと何度か登場してくれて嬉しかったです。

    たまに、あれは英語でどう書かれているんだろう?と思う日本史を引くにはちょうどいい一冊です。ただしこれを正確に読むのに必要な英語力のレベルは恐らく難関大入試レベルかそれ以上です。

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    2024年10月20日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    教科書(中学レベルで構わない)の「次」に読むことで効果を最大限に発揮して、読者を歴史"学"に誘う最適な入門編。

    こういう考古学的な発見が、あるいはこういう文献解釈があって、こういう議論がされて、で今はこう考えるのが主流的だ、という学説が固まるまでの流れも含め、読み物として面白く、そのくせ非常に読みやすい。

    また、各章末で紹介されている参考文献(ブックリスト)が比較的新しい本・今でも手に入りやすい本で固められているのも、良い。

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    2024年04月03日
  • 新版 図説歴史散歩事典

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    旧版の方は学生時代とってもとってもお世話になった。
    (散歩だけでなく、テストにも役立った)

    散歩のお供としては最高の1冊だと思う。

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    2023年01月24日
  • 古代史講義【氏族篇】

    購入済み

    斬新な歴史書

    氏族を順に説明しているだけではない。古代史の最新の知見が降り注ぐので、これを読む間、当時の奈良、飛鳥、京都、難波にタイムトラベルできます。「伴氏」=「大伴氏」など色々腑に落ちることがありました。木簡でわかった情報も素晴らしい。

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    2021年08月10日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    古代史の最新の研究成果と研究動向を15人の研究者がわかりやすく伝える本。

    教科書や入門書で古代史の基本をおさえた上で、より詳しく古代史を学びたい方は、次のステップとして本書を読むことをおすすめします。

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    2020年04月20日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    「古代史講義」の続刊。戦乱をテーマに古代史を通観する一冊。前書に引き続き、最新の研究成果を踏まえ実証的な記述が貫かれていて興味深く読めた。特に今まで漠然としていた奈良時代のイメージが少しはっきりしたように思う。

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    2020年02月05日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    邪馬台国から平安時代までの期間を対象に、最新の研究動向までを踏まえた紹介がなされた本。高校から知識のアップデートをしてない分野だったので非常に興味深く読めた。資料に基づく実証的な記述が多く、信頼のおける内容だと思う。

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    2020年01月31日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    このシリーズやばい
    壬申の乱の山稜工事の人夫に武器を持たせた
    ここの部分は倉本先生の説の方が好きだけどね

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    2019年11月04日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    ネタバレ

    古代から平安時代までの有名なトピックを取り上げている。あくまで概説と有力な通説を示しているだけだけど、各章の最後に参考文献と一言コメントが書いてあって、そこも役に立つ。詳細はそっちの文献を読めということなんだろう。この本だけでは物足りなさが残るけど、入り口としてはとても良い感じ。
    たった一冊で古代から近代までの日本史をすべてカバーすると息巻いていた作家さんが滑稽に見えるとかそういう話はあまりしないでおこう。

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    2019年09月08日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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     日本の古代史、しかも戦乱を中心に見た本書。

     本書を読んで、連(むらじ)と臣(おみ)の違いを理解した。

     簡単に言えば、連が渡来系に対して、臣が在地土豪系らしい。

     その出自・所属集団の確執などが分かりやすかった。

     まぁしかし、古代から飽きずに戦い続けているな、と改めて思う。

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    2019年08月26日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    「一万円札は聖徳太子」の世代が学んだ古代史の知識は現在ではもはや通用しない。IT業界と同じくらいのスピードで、最近の古代史は調査・研究が進み、見直されている。本書は15人の歴史学者たちがそれぞれの得意分野において最先端の古代史を説く。

    聖徳太子は凡人だったことと蘇我一族の国家への貢献度アップはもはや常識だ。そして、日本書紀で大化の改新の記述が実は大幅に書き換えられていたこと、藤原道長の全盛期は摂政・関白就任時ではなく「内覧」という地位であったことなどなど。変わりゆく古代史の「イマ」を知ることは楽しい。

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    2018年09月27日
  • 古代史講義【海外交流篇】

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    日本古代史の最新研究成果を総覧する入門書シリーズの一冊。邪馬台国から平安初期までを対象とした十五講を通読することで、日本の古代国家成立過程が国際環境との相互関係にどう規定されていたかが良く分かる内容だった。

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    2025年04月26日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    歴史のあらゆる出来事について、広く専門的に解説している ちくま新書歴史講義シリーズの古代編。本書では、古代(邪馬台国から平安時代)までの出来事をわかりやすく紹介しています。
    ただし、ある程度歴史の知識がないと読みにくく、高校の日本史は抑えていることが前提で、その内容をより深く掘り下げるような内容となります。
    また、このシリーズ全般で、各章をより深く学ぶための参考文献が紹介されているため、興味のある内容についてはこちらの参考文献も併せて読むことで知識の掘り下げができます。

    【こんな人におすすめ】
     古代史について中級者程度の本を探している

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    2023年10月05日
  • 古代史講義【氏族篇】

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    古代日本の各時代を代表する氏族を取り上げ、最新の研究を踏まえた解説がなされている。氏族毎の盛衰を通して見ることで、古代社会の変遷が理解しやすい。各章末に詳しく知る為の参考文献がまとめられているので便利。

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    2023年07月01日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    古代に起きた戦争が簡易的にまとめられています。
    各章の後半に、その章の参考文献やおすすめの本が紹介されているため、興味を持ったら学びを深めやすくて助かりました。

    【こんな人におすすめ】
    古代史の入門書を探してる人
    古代の戦争に興味がある人

    【目次】
    磐井の乱
    蘇我・物部戦争
    乙巳の変
    白村江の戦い
    壬申の乱
    長屋王の変
    藤原広嗣の乱
    橘奈良麻呂の変
    藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱
    律令国家の対蝦夷戦争 ─ 「三十八年戦争」を中心に
    平城太上天皇の変
    応天門の変
    菅原道真左降事件
    平将門の乱・藤原純友の乱
    前九年合戦・後三年合戦

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    2023年05月27日
  • 古代史講義 ──邪馬台国から平安時代まで

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    サブタイトル「邪馬台国から平安時代まで」のとおり、最新の知見に基づき15の講義形式で読むことができた。日本の統治が、大王から天皇へと移行し、制度が成熟していく部分は人物相関がやはり複雑だった。平城京が、唐の長安城の1/2モデルで、都建設に対する唐の許認可があったという説は興味深い。各講の末尾には参考文献として文庫・新書から学術専門書まで紹介されているのも良い。通史的な本書を受けて、興味をそそられた時代の書籍を読んでいきたい。

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    2023年04月01日
  • 世界遺産の日本史

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    日本の世界文化遺産を時代順に紹介しながら日本史を語るという、今までありそうでなかった一冊。世界遺産の本を読んでも、北から順番に、とか登録された順番に、ということが多いのですが、このように日本史の流れとして捉えるのは重要な観点です。
    考えてみれば、歴史として考えれば、縄文時代、古墳時代から、古代・中世・近世・近代を経て、戦後の原爆ドームにいたるまで、ほぼすべての時代を網羅しているし、地理的にも、北は北海道・東北から、南は九州・沖縄まで、すべての地方に関係しているため、この取り組みは非常に興味深いものです。
    これらの世界遺産が日本史においてどのような意味を持つか、それが世界にどのように評価されたか

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    2022年10月02日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    古代の歴史は、想像以上に陰謀た政略の渦巻く時代であったのだと認識させられる。個々の戦乱のあらましを理解するのに最適。

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    2021年11月28日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    なぜか忽然と日本の古代史に興味が出てまず手にとってみた作品。飛鳥時代から平安初期くらいまでの事件、戦乱が取り上げられており〜具体的には磐井の乱、蘇我・物部戦争、乙巳の変(大化の改新)、白村江の戦い、壬申の乱、長屋王の変、広嗣の乱、橘奈良麻呂の変、講藤原仲麻呂の乱、対蝦夷戦争、平城太上天皇の変(薬子の変)、応天門の変、菅原道真左遷事件、平将門の乱・純友の乱、前九年合戦・後三年合戦〜で昔、日本史の授業でさらっとは見たことがあるけれども詳しくはよく覚えていないな、という内容。今は大化の改新と言わずに乙巳の変って言うんだね。いろんな専門家がそれぞれの事件について解説する内容になっていてわかりやすい。貴

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    2021年10月26日
  • 古代史講義【戦乱篇】

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    古代史。

    日本史を専門的に学習した人間としてあってはいけないのだが、1番苦手で興味のない時代。

    そして、知識が薄く、私自身の弱点である。

    発掘や考古学、化学などが関連するため、苦手なのだろうと感じる。

    しかしながら、科学が発達した近年、古代史の研究は盛んに進んでいる。

    桓武天皇の二大事業は皇位系統の強化だった。

    平泉の庭園の全貌は近年の発掘とその研究結果。

    以上の2つからも少しずつ進んでいる古代史という分野に感嘆する。

    もっと興味をもって、そして勉強して行きたい。

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    2021年10月05日