mebaeのレビュー一覧
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Posted by 読むコレ
ゲームそのものをある程度理解していないとなかなかその
ルールが分かりにくいという難点があるものの、「真実」と
「嘘」という他人が表面上は見抜けないことを題材にした
部分では充分作品を通して伝わってくると思います。
乾燥してない瘡蓋を強引に引っぺがされるような嫌悪感を
撒き散らしてくれる「月見月理解」のキャラクターも
読み手の感情を上手く引っ張ってくれるし、なかなか面白いと思います。
所謂「犯人当て」という部分では中盤くらいからボンヤリと
分かってしまいますが、主人公のラストで流す涙と感情の
起伏の表現など、それをリカバリーして余るくらいに熱があります。
この辺りの作 -
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Posted by ブクログ
「でも恋はAuraのパクり」と言われるだけあって、設定はかなり似てる。ではどこが違うかというと、それは各要素の程度だろう。
ヒロイン
でも恋:眼帯、イタい言動
Aura:ローブ、杖、電波な言動
その他登場人物
でも恋:中二病関連が三人
Aura:中二病関連が十五人
並べると、Auraのほうが程度が重いことがわかる。それはつまり中二病の程度が重いということであり、中二病のギャグ要素よりシリアス要素が強いということだ。(「でも恋」はアニメでしか見ていないのでもしかしたら後半シリアス要素が出てくるのかもしれないが、途中まで見たところ「中二病によるシリアス要素」というより「中二病に至ったシリアス -
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Posted by ブクログ
一旦ここで「れーくん」のストーリーは終結なのかな?
妹の「遥香」との確執も何とか終わりを見せて今後は
きっとより対人としての「れーくん」と「理解」との
ストーリーになっていくのでしょうね。
今作は本格的にこの作品のタイトルにもなってる
「探偵殺人ゲーム」が展開される。この難易な
ゲームのルールの把握がなかなかにシンドいのだけれど、
基本的にはディーベートと駆け引きと嘘と真実の配合の
バランスという気がします。完全にルールの把握が出来なくても
結構惹き込まれて読めます。「理解」の能力や、その
敵キャラの「連理」の持つ特殊能力は...ズルいけどw。
次作以降の作品の流れも見えて来て、より
ディー -
Posted by ブクログ
やはり推理ものとは言えないのではないか。今巻は特に。
読者に推理の余地があまりない。登場人物の推理の後を追うばかりだ。著者も読者に推理させるつもりで書いてはいないのだと思う。一巻は普通の推理小説として読めたのだが。
無理に探偵ゲームに絡ませなければ、もっと良い作品になると思われる。
それと一巻の頃からだが、主人公"都築初"が著者の都合の良い自己投影先であるようで、鼻につく。時々著者が憑り移っているかのような印象を受ける(笑)。あと著者はたぶん、DQNっぽい人物像が嫌いなようだ。
キャラクターが中々魅力的なので今巻もつまらないわけではない。 -
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