mebaeのレビュー一覧

  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。学級内ヒエラルキーなど、生々しく高校生の生活を描きながら、いわゆる「邪気眼持ち」「前世さん」を笑い飛ばしつつも肯定する。人に見せられないノートを持った少年少女のための青春小説。

    0
    2019年01月16日
  • 月見月理解の探偵殺人

    Posted by ブクログ

    僕を助けてくれた本。というと少し大げさだが、ヒロイン"月見月理解"の他者に対する態度の理由には強い共感を覚え、気持ちが楽になった。
    理解というキャラクターが"お気に入り"になった。
    ものすごくオススメな小説。

    0
    2010年12月21日
  • 月見月理解の探偵殺人3

    Posted by ブクログ

    理解(ヒロイン名)を含めると月見月家の関係者が一挙4人に、他に新キャラ3人が登場し豪華な舞台が用意された第3巻。今回は月見月の屋敷で繰り広げられる殺人劇で、顔をマスクで覆われ近づくものに殺人衝動ウィルスを精神感染させるという月見月悪魔の存在をキーにしながら、各自の能力をいかしながら(必ずしも特殊能力を使わず)心理的な読み合いもあり、おもしろかった。少し流し読んでしまった部分があったのか、途中に些細な疑問を感じた箇所があったのですが、読み終わればほぼ脳内補完で理解(ヒロイン名じゃない)できる範疇でした。よく考え練られたストーリーってあまり綺麗にハマると少々ご都合的に感じてしまいますがその辺は適度

    0
    2010年08月21日
  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

    Posted by ブクログ

    僕自身はこういう逃避をしたことは無いけどw、でもクラス内の派閥とか、そういえば気が付いたらモブキャラみたいなやつばっかり集まってたなぁとか感傷にひたりつつ読む。気を抜いてると本当には彼女は魔女で主人公が知らないだけでは…とか思い始めるけど、でもそんなこともなく、あくまでも現実。現実見なきゃ!エピローグはその前に盛り上げすぎて現実感なくなっちゃったことに対して作者自身から皮肉的な意味でかいたのかなーとも思った。絵もかわいいし良作!

    0
    2016年01月17日
  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

    Posted by ブクログ

    全1巻。
    異端を陰湿に排除する者達の嫌らしさを書きつつ、普通を拒否して周りなどどうでもいい者達のイタさを描いた作品。登場人物皆んなが歪んでいる。聖人っぽい小鳩もどこか病んでいそうな…今の学校ってみんなこんなんなのかな?だったら嫌だな。
    佐藤良子を可愛いがる三年女子尊い。名前も無い別のクラスのまじないを教えてくれた女子がなんか良い感じ。

    0
    2021年01月23日
  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

    Posted by ブクログ

    前半は、ひたすら苦痛というか、我慢

    クラス内の、いわゆる中ニな人たちに絡まれるけど、どうにか関わるまいとする主人公
    平凡、できたら、リア充目指して、無理して背伸びする主人公
    そのためか、文章が固い
    固いというか、砂を噛むような感じで、面白みがあまりない

    そして、起きるクラス内対立(というより迫害?)
    中二対リア充とそれに連なる面々

    そこからの急展開が面白い
    今まで面白みに欠けていたのに、急にスピーディーに、生き生きしたような、そんな文章に

    伏線の回収もキッチリされているし、終盤の熱さは、予想していてものまれた


    あと、主人公の年齢(ハマったものとか)が割と近く感じたのも、似たようなこ

    0
    2020年09月20日
  • 新訳 ピーター・パン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    改めてしっかり読んだことがなかったので手にとった。随所に使われる絵がとてもかわいくて上手い。

    ずっとピーターパンは3兄弟のところに現れたのだと思っていたけど、ピーターパンはウェンディのところに来たんだな(弟2人はおまけ)。
    ピーターパンは「おかあさん」のお話を聞きにきたという。ネバーランドの迷子たちも母を恋しがり、ウェンディは彼らのおままごとみたいな「おかあさん」になる。ピーターはおとうさん役。
    でもどんなにティンカーベルやタイガー・リリー、そしてウェンディが熱視線を注いでも、ピーターパンは恋を理解しない。第二次成長はダメなのか。

    この語り部は誰目線なのだろう?先にこれからの展開をバラした

    0
    2020年07月08日
  • AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~

    Posted by ブクログ

    数々の国宝級18禁ゲームを世に送り出してきた伝説的シナリオライター・田中ロミオ氏が手がける学園コメディ。かつて誇大妄想癖を患っていた高校生・佐藤一郎はひょんなことから《リサーチャー》を自称するクラスメート良子によって《竜端子》捜索の協力者に任命されるが……という話。妄想戦士(いわゆる中二病)をテーマとした作品であり、作中で描かれるような痛々しい黒歴史を持たない読者には主人公の葛藤が伝わりにくいかもしれない。尚、本作は類似の主題を扱った『厨二病でも恋がしたい!』以前に出版されている。中二病コメディの先駆け的作品といって良いだろう。

    0
    2019年09月12日
  • 月見月理解の探偵殺人2

    Posted by ブクログ

    まさか続編があっさり出るとわ
    出すにしても理解だけ残して他は変えた方が良かったと思うが押しつけか
    1巻は「探偵殺人ゲームのような思考パズル」を
    ミステリの推理するガジェット(仕掛け)でなく
    マクガフィン(取り換え可能な仕掛けの構成要素)として使っていたハッタリ具合が
    とても面白かったのだが
    今回は西尾維新的どこかでみたような超探偵ミステリのきざしでわりとがっかり
    それでも一発屋かと思ったらきっちり充分な完成度で続巻出してくるあたり作者の次が楽しめそうで期待

    0
    2019年01月09日
  • 月見月理解の探偵殺人3

    Posted by ブクログ

    素材はライトノベルふうだけれどちゃんとミステリしている作品
    個性的なライトノベルかうすいミステリの両立というより
    どっちつかずかもしれない

    0
    2019年01月08日
  • 月見月理解の探偵殺人4

    Posted by ブクログ

    この作者はまったく達者だが
    最初望んでいた方向とは違ってすっかりゲーム小説に
    われながら見る目がないけれども
    小説としての今後に対する期待を捨てる段階ではまだない

    0
    2019年01月07日
  • 月見月理解の探偵殺人5

    Posted by ブクログ

    既刊と同じく厚さのわりにあっさりさくっと読める達者な作品
    一巻で期待したものと違うが
    ミステリ風ゲーム小説のかるいライトなノベルとして適当にまとまった
    次回作はもっと冒険して欲しい

    0
    2018年12月09日
  • 月見月理解の探偵殺人5

    Posted by ブクログ

    ついに最終決戦!!
    途中で能力を失ったり、何やかんやあったけど、結局初君優勝。
    …やっぱり、いーちゃんみたいだわ。
    そういえば、船の中での勝負っていうと、やっぱりカイジみたい。
    今思い出したけど、神楽異音とかは異能力みたいなのとは無関係だから、異能力者vs異能力者かつ、無関係の人での勝負か…。
    複雑だ。

    0
    2017年02月19日
  • 月見月理解の探偵殺人4

    Posted by ブクログ

    ルールが何となくわかってきたので、前回と比べると、そこそこ楽しめた。
    ゲームでの敗北が直接、死につながるなんて怖い。勝負が続くと強い人ばかりが集まる&敗者が消えていく恐怖と戦う…。
    私だったら遠慮する。そっか…、妹さんと仲悪かったね。
    結局、仲直りできておめでとう。
    最終決戦がすごい楽しみ。
    そういえば、すごい弱いのに周りに助けられて何気なく生きていた宮越さん。
    …あ、うん。 よく生きていられたね。

    そういえば今回はカイジっぽい印象。

    0
    2017年02月19日
  • 月見月理解の探偵殺人3

    Posted by ブクログ

    探偵殺人ゲームをリアルでやってみました、という内容。
    異能力者による異能力バトルといった感じがするんだけど、トリックも能力も分かりづらいから、その部分はあまり楽しめなかった。
    誘拐はさすがにまずいと思いますよ理解さん…。
    初君が戯言シリーズのいーちゃんみたいになっている。
    ビキニいいと思うんですけど、どうせなら中のカラーページにしていただけるとよかった。
    外で読むとなんか恥ずかしい。
    そうじゃなければもっと…(ry

    とか書いてみたが、なんか空しい…。
    水着の印象しかなかった。

    0
    2017年02月19日
  • 月見月理解の探偵殺人2

    Posted by ブクログ

    特殊能力持ちの妹系キャラとアホっぽい感じの先輩の登場と、二人の訳ありの秘密とかは結構ありがちのパターンだと思う。
    交喙の能力は分かったんだけど、監禁脱出ゲームのルールが全然わからなかった。
    ルールが難しいうえに半異能力バトルみたいな感じになっているし。そこだけ残念。
    それ以外はおおむね面白かった。
    今回の元ネタはインシテミルとかから来ている?
    印象に縛られてるだけかもしれないが。

    0
    2017年02月19日
  • 月見月理解の探偵殺人

    Posted by ブクログ

    理解の傲慢不遜な態度がステレオタイプの探偵みたいでわかりやすかった。
    初もいいワトソンしていたと思う。
    普通の(大抵は何か秘密持ちの)醒めた世渡り上手が唯我独尊なキャラクターに振り回されるのも、話の最後に前提が覆されるのも結構好きな展開。
    確かに不器用な善人は美徳とされつつも、周囲から利用されて損ばかりして生きづらいと思う。
    謎解きパートはそんなに興味なくて意識してなかった。
    嘘か本当かわからない理解の過去も気になる。
    そういえば、「探偵殺人ゲーム」の元ネタは「人狼」あたりから来ているのか?
    誰か教えてほしい。

    P.S. ソースがわかりませんが人狼がモデルのようです

    0
    2017年02月19日
  • アップルジャック

    Posted by ブクログ

    両親を殺した人物から逃げる日々。
    出会ったのは、お酒と殺人を愛する男。

    引っ越してきた日に出会ったと思ったら
    バーで酒仲間と出会う。
    と思ったら、思わぬところで人と人が繋がって行く。
    もしかして全員何らかの形で? と思ったら
    一人ひとりの繋がりが、きれいさっぱりと。

    ドミノ倒しのように次々と関係が分かって行きますが
    それまでの間、どう繋がっているのか、と考えるのも
    結構楽しかったです。
    この人も? と思ったのですが、あちらは関係なし。
    しかし次がありそうに終了していたので
    何らかの形で出てくるやもしれませんが。

    落ちとしては、もしかして…とは思っていました。
    すべてが綺麗に終了したら、そ

    0
    2016年01月30日
  • 月見月理解の探偵殺人

    Posted by ブクログ

    全5巻完結。『殺人』の看板どおり巻が進むにつれ凄惨になってゆく。緊張感がたまらない。
    そのなかで、交喙(いすか)の可愛いらしさと、理解らの主人公を弄ぶ、桃色トークが良いスパイスでした。

    0
    2015年09月22日
  • 月見月理解の探偵殺人4

    Posted by ブクログ

    月見月理解シリーズ第4巻。
    初の前に立ちふさがるのは最愛にして最強の敵で…ともいうべき妹の遥香ちゃんと探偵殺人ゲーム。
    ついに≪≫

    0
    2014年08月16日