あらすじ
「だから、わたしの共犯者になって、いただけないでしょう、か?」 初の前に現れた少女、星霧交喙。彼女の姉、花鶏が初の父の仇であるという。そして、その花鶏を殺すことが目的とも……。時を同じく、理解が再び現れ、彼女も花鶏を捜索中と語る。「何度捕まえても殺しても現れる不可解な存在、故に《ドッペルゲンガー》という通り名がついている」花鶏を追う初たちは洗脳心理学者・上坂教授のシェルター《ノアズ・アーク》に閉じこめられてしまう! 脱出ゲームの冷徹なルールの中、殺されていく漂流者たち……。閉じこめられた《ノアズ・アーク》の中で、理解の審判がはじまる! 「化かし合いは、これからだぞ!」※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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Posted by ブクログ
まさか続編があっさり出るとわ
出すにしても理解だけ残して他は変えた方が良かったと思うが押しつけか
1巻は「探偵殺人ゲームのような思考パズル」を
ミステリの推理するガジェット(仕掛け)でなく
マクガフィン(取り換え可能な仕掛けの構成要素)として使っていたハッタリ具合が
とても面白かったのだが
今回は西尾維新的どこかでみたような超探偵ミステリのきざしでわりとがっかり
それでも一発屋かと思ったらきっちり充分な完成度で続巻出してくるあたり作者の次が楽しめそうで期待
Posted by ブクログ
特殊能力持ちの妹系キャラとアホっぽい感じの先輩の登場と、二人の訳ありの秘密とかは結構ありがちのパターンだと思う。
交喙の能力は分かったんだけど、監禁脱出ゲームのルールが全然わからなかった。
ルールが難しいうえに半異能力バトルみたいな感じになっているし。そこだけ残念。
それ以外はおおむね面白かった。
今回の元ネタはインシテミルとかから来ている?
印象に縛られてるだけかもしれないが。
Posted by ブクログ
面白かったけどちょっとルールが複雑すぎかな
それでも内容は好きなタイプだし最後にひっくり返される感じもよかった
あと最後の交喙のイラストも凄く可愛かった
Posted by ブクログ
ゲームのルールや展開が複雑すぎて普通のペースで読み進めてたら理解が追いつかないです。
トリックのクオリティ高すぎ。悪い意味でw
それでもハラハラ感はあり面白いのだけど、一巻の方が読み物として出来が良い。
Posted by ブクログ
ちょっと複雑すぎ
どうやってドッペルゲンガーが最初に黒のカードを識別したか
2回目の4人の入室の際、そもそも黒である部屋にあたる可能性は考慮しなかったのか
一周で疑問点はこの2つ、再読はまたいつか
Posted by ブクログ
流石に今作のゲームの基本ルールを理解する
面倒臭さとにやや辟易しつつ読み進める。
余りにもその縛りのあるルールと設定はいかに
絵空事とは言え、若干醒めてしまいます。
さらに異端探偵「理解」の持つ能力はさておき、
今回新たに登場する人物「星霧交喙」も特殊な
能力を持ち...その能力自体が今回のゲームを
解く鍵と足枷になる...とくればゲームありきで
すべてがゲームを成立させる為に強引な設定としか
思えず...。むー。苦戦したー。
苦戦したのに面白く読めるんだから
もう少しシンプルな構図にすればいいのになー。