東出祐一郎のレビュー一覧
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最初の名もなき傭兵たちの話が、結構キーワードになっている。
夜叉丸何!?あの登場と、退場。
強そうに見えてかなりのモブ。
彼が印象に残りすぎて...。
まさか、「命を賭ける(物理)」だとは...。
シャーリー、あんなポジションだから薄々予想はしていたけど、正体が悲しすぎる。
でも、楼樹がその選択を下したのは後々必要になってくるような気がする。
楼樹がただのチートじゃなくて、血の通った人間なのだと初めて思えた。
ところで、故意に名前の書き換えができるのならば、過去に間違った人を処刑したということはないのだろうか...。
ちょっと気になった。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
ただ久しぶりだったせいで、4巻からの続きと言うことをさっぱり忘れてた。
後半の戦闘は正直どうやって動いてるのかさっぱりわからなかったり。
自分の想像でうまく動かない感じがちょっともどかしいですね。
12人もいるせいで結構はしょられた娯楽提供者たちがいたが、
まあ仕方ないねといったかんじ。
後半になればなるほど、毎度のことながらぼろぼろになっていく主人公。
人の枠を超えてしまったケモノガリならではといったところ。
もう少し楼樹の戦闘がみたかったかなと言う面もあるかな。
しかし途中でいきなりイヌガミが死んだのにはびっくりしたw
生きてたから、一安心。
ロートケプヒェンとの決着もまた -
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Posted by ブクログ
propellerのシナリオライター、東出祐一郎さんが送るオリジナル作品第二弾。悪を成す者を、悪をもって狩る――一応こういうのもダークヒーローものになるんですかね? 殆ど最強に近い主人公に然るべき見せ場を作るのは、本当に巧いと思います。
主人公にはピンチがつきもの。そりゃあ長く生きたんだもの、存在年月に比例して蓄えた知恵と経験をもってして、才能だけで戦う若造を蹂躙してくれるわほっほっほ――というのが今回主人公を待つ最大の壁(どんなだ)。
某ドラゴンボールのようにパワーインフレが起きていると言うこともないと思うので、楽しく読ませてもらいました。
あと帯の虚淵さんのコメントは秀逸だと思い -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「修学旅行中にバスごと拉致された高校生達は、人間狩りの獲物にされるが、その中で一人、少年は戦い生き延びる才能に目覚める」というようなお話。
特になにか鍛えているわけでもないのだけれども、極限状態に陥ったときに特別な能力に目覚めて、絶体絶命の危地を脱していく。まあなんというか、バトル漫画を見て、少年が「実は自分にも平和な日常では埋没している才能が・・・」などと夢想する夢を、これでもかと書きなぐったようなお話で、実はかなり面白かった。
いやまあ、私も妄想がちな少年でしたし。
現実には才能があってなおかつ鍛えている人に勝る天才などなかなかないとは思うけれど、分かりやすい少年の夢「世界最強」に届くとい -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までは圧倒的な強さの楼樹君でしたが今作は無双しません。今回は謎解き屋敷に放り込まれてるというのもあります。屋敷の主人は娯楽提供者なので当然血なまぐさいですが。敷いてあげるなら動物相手ぐらいでしょうか。どこのモンハンだ。
前作のラストに登場したアストライアという少年も登場。今回は上から見下ろしてるだけかなーと思いきや……。舞台となっている屋敷にいる少女もこれまた曲者。シャーリーさんは残念ながらわりと空気です。しかし何故そこまで協力してくれてるの貴女。
やだ何この子たち怖い。大人より子供怖い。個人的にはそんな風に思えちゃう3巻です。
ところで次の舞台がガチでやばそうなんですが大丈夫ですか。 -
Posted by ブクログ
本格的にケモノガリとなった楼樹くんを書いた2巻
前巻に続いて、いや前回以上に主人公無双
理屈抜きの強さは見ていて爽快
ありがちなピンチの時にパワーアップなんじゃなくて逆にピンチの時にパワーダウンして尚かつ打ち勝つという有様
単純に強いってのは素晴らしい
前回の不満点であった登場人物の薄っぺらさも今回は感じさせず
楼樹くん以外もいい感じのキャラクターとなっている
特にヒロインがかわいい
ビバ銀髪メイド
絶対悪に立ち向かう主人公の痛快さ
爽快感・疾走感と勢いも変わらずで、今回は登場人物も良い感じ
前巻以上に楽しませてくれる作品となっている
気持ちいいくらい暴れ回って読者を楽しませる楼樹くん -
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