あらすじ
大反響を呼んだ話題作、ついに続編登場!
僕の名前は、赤神楼樹(あかがみ・ろうき)。
つい数か月前まで、紛れもなく平凡な日本の男子高校生だった僕は、馬鹿げた殺人ゲームに巻き込まれてしまった。友人は死に、先生も死に、それでも僕は生き残った。そして、僕は僕が生きた日常に別れを告げた。ゲームで殺された仲間たちの無念を晴らすため、愛した少女の日常を護るため、僕は「彼ら」に「狩り」の代償を支払わせる旅に出た。「彼ら」=世界中で、殺人ゲームを愉しむケモノたちを一匹、一匹、狩るために。
僕は、ケモノガリだ。
リストに刻まれた名前がまた一つ減る。「…………問題は、次か」僕はリストの名前を見て、思わずそう呟く。その名前は、“コリキア・リンドマン”。これまでの連中は皆、権力者で有り余るほどの金を持っていたが、中でも彼は特筆すべき存在だった。なぜなら彼は小国の終身永世大統領――つまり僕は今から、一国を相手に戦いを挑まねばならないのだ……。
今回も“泣ける”ストーリーテラー東出祐一郎の見事な才気が爆発! 奇想天外な“娯楽提供者”も大挙登場!
奈須きのこ氏、絶賛の話題作がついに続編登場!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
正直、私も「あ、前回で終わりじゃなかったんだ。」と思っていたクチですが、
同じように感じていた諸兄よ案ずるな。
前回の疾走感・爽快感・嫌悪感・絶望感すべてそのまま。否、前回以上。
前巻が楽しめた人ならば買って損はない。
などとレビューっぽいことを書いているが、つまるところグレタマジ天使。
Posted by ブクログ
まっとうな続編。ヒロインちょっと鉄板の枠にいれすぎ。テンプレにもほどがあるので、もう一味欲しいところ。ラスボスは存在としてはぶっとんではいるんだが、バトル的にあっさり退場しすぎ。こっちにももう一味欲しかった。マンネリしてくる次巻以降が勝負どころか。
Posted by ブクログ
propellerのシナリオライター、東出祐一郎さんが送るオリジナル作品第二弾。悪を成す者を、悪をもって狩る――一応こういうのもダークヒーローものになるんですかね? 殆ど最強に近い主人公に然るべき見せ場を作るのは、本当に巧いと思います。
主人公にはピンチがつきもの。そりゃあ長く生きたんだもの、存在年月に比例して蓄えた知恵と経験をもってして、才能だけで戦う若造を蹂躙してくれるわほっほっほ――というのが今回主人公を待つ最大の壁(どんなだ)。
某ドラゴンボールのようにパワーインフレが起きていると言うこともないと思うので、楽しく読ませてもらいました。
あと帯の虚淵さんのコメントは秀逸だと思いました。
Posted by ブクログ
本格的にケモノガリとなった楼樹くんを書いた2巻
前巻に続いて、いや前回以上に主人公無双
理屈抜きの強さは見ていて爽快
ありがちなピンチの時にパワーアップなんじゃなくて逆にピンチの時にパワーダウンして尚かつ打ち勝つという有様
単純に強いってのは素晴らしい
前回の不満点であった登場人物の薄っぺらさも今回は感じさせず
楼樹くん以外もいい感じのキャラクターとなっている
特にヒロインがかわいい
ビバ銀髪メイド
絶対悪に立ち向かう主人公の痛快さ
爽快感・疾走感と勢いも変わらずで、今回は登場人物も良い感じ
前巻以上に楽しませてくれる作品となっている
気持ちいいくらい暴れ回って読者を楽しませる楼樹くんこそ真のエンターテイナーだなぁ、と思ったり
Posted by ブクログ
「慣れ」がきてるから前作ほどでは無いですがそれでもバッタバッタと正しくチートの如き殺人能力。”そう”とわかっているだけに、前作同様ハマる人はハマります。苦手な人はやっぱり苦手じゃないかなと。
そして主人公はセ○ールっていうよりラ○ボーじゃね?
Posted by ブクログ
4。
ケモノガリの二巻。
まさか続くとは思っていなかったので、ちょっと心配でしたが、杞憂に終わりました。
相変わらずの主人公のセガールっぷりときたら、他の追随を許しません。
「国家」との戦いと銘打っている通り、今回は相手にする量が全巻の比ではありません。しかし、やはり持ち前の疾走感は薄れることなく発揮されています。
エンターテイナー(狂った殺人鬼達)の掘り下げをもう少し深くやって欲しかったかな。
新ヒロインも可愛かったです。
そして最後の挿絵。
あれは一見の価値ありですよ!
続巻にも期待しています。
Posted by ブクログ
前巻で終わりかと思ったら続いていました。
そしてうまく話をつなげているのは流石です。
あと相変わらず熱い話で主人公が最強です。
1巻が好きだった人は間違いなく買ってしまいましょう。
Posted by ブクログ
男子高校生必殺仕事人。というかセガールな話。ククリナイフ1本で1000人殺したとか無茶苦茶だけど、それくらいすかっとする話が読みたい気分だったのでよし。。