西野花のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【裏表紙より】ヤバイ組織に追われているという友人に頼み込まれ、差し入れを届けることになった柿崎忍。しかし指定されたその電車に乗り込んだ途端、乗客たちが一斉にいやらしい手を伸ばしてきて、忍はパニックに陥った。集団痴漢――衝撃の事態に忍は恐怖したが、真相はさらに劣悪だった。「教えてやるよ。ここはな、電車の中で思いっきり痴漢プレイをしたいっていう奴らの欲望を叶えるための場所だ。お前はそのための『接待係り(アテンダント)』」獲物である忍に、男たちの容赦ない淫虐の手が迫る。忍は逃げ場もなく拘束されて・・・・・・。乱れるほどに愛される、恍惚の陵辱ロマンス!!
-
Posted by ブクログ
管理者・ジャーナリスト×因習の一族末裔
男性と交わることで「力」を授け、成功に導く…。カグツチと呼ばれる一族の末裔である主人公。
存在を生む原因となり、今現在もカグツチを管理する者へ思慕を抱きつつも、男を求める身体を他の男性にひらいていた。
そんな時、都会からきたジャーナリストと出会う。
古い因習モノ、とでもいうのでしょうか。
ものすごく設定が練られているんだなと実感するほど、奥が深いです。
途中で展開がある程度読めてくるのですが、そこに一直線に進んでいくわけでなく、しっかり設定を踏襲していくので「読ませてくれる」作品でした。
3人モノでもありますし、あらゆる男性の相手をしているという意味 -
Posted by ブクログ
ネタバレエロBL王道。現代ものだけど、妖しくて浮世離れした西野ワールド全開の「官能小説」です。
カグツチと呼ばれる淫乱な血を代々受け継ぐ奏は、管理者という役目を持つ義父、将彦の庇護を受けて町の男たちに体を共有!されています。カグツチは淫乱なだけじゃなく、交わった男たちに自らの持つ才覚を開花させるという「力」を授けることができるのです。よくできてる実話ちっくな因習です。
そんな設定なので、町の男たちと輪姦シーンが延々と続いたり、義父の将彦とのHがその直後にあったり、町からカグツチの謎に引き寄せられてきた都築という「鶺鴒」に抱かれたり、よくもこれだけエロを詰め込んだなーという乱交ぶりです。
奏は、もう -
Posted by ブクログ
ネタバレエロBL王道。昭和の香り漂う「官能小説」です。
目新しいものは何もなく、ちょっとレトロな郷愁さえ呼び覚ます設定です。あえて言うなら、3Pで2輪挿し?
媚薬を扱うのが生業の兄弟に弄ばれる七瀬が、しだいに身も心も全開していくストーリー。説明不要のベタな話なので、エロ中心に読んで、エロ以外に何も期待しないで読むといいんじゃないでしょうか?もしかして、実用書??
読後感は悪くないし、どのページ開いてもそんなシーンばかりなので、ある意味満足できます。七瀬が媚薬で目覚めて、だんだん淫らな関係に溺れていく過程を痛く思うことなく、楽しんで読めます。
個人的にはもっと痛くてもっと甘いのが好きなので、あんなこ -
Posted by ブクログ
ネオロマン御伽噺。
鬼の王×桃太郎…ではなく、両性具有美人です。
桃から生まれた、のあの御伽噺が下敷きになっているファンタジー。鬼退治のために人身御供となり、鬼の花嫁に仕立て上げられた桃霞は鬼が島へと嫁がねばならない身。ある使命を帯びて島へと渡り、あとは昼夜関係なく鬼の王である神威や、鬼たちにあれこれ凌辱されまくられ、次第に肉体が開花していくところがメイン。ずーっと、そんなシーンばかりです。
鬼退治のための両性具有の必然性が、私にはあまり感じられなかったかも。神威にはおいしいところだったみたいですが。
むしろ術によって封印されていた本来の姿のみでも、充分大丈夫だったと思いますよ。確かにエロ -
Posted by ブクログ
[異母兄弟×職を失った青年]
複数モノ
エロいBLでも面白いと聞いて読みました。
私は基本エロエロのBLは苦手なんですが、これは面白かったです。
本当に、殆どエロ。しかも三人。私が苦手な要素満載!!
しかし全部状況が違うので飽きずに読めました。
多分、続きがあると思うから楽しめたのかもしれません。
ここで一応締めなのかもですが、続きがあるので早速購入したいと思いました。
☆あらすじ☆
母親の治療費を稼ぐため、巷で噂の媚薬・エンジェルヒートの秘密を探ることになった七瀬。通称ヘヴンと呼ばれる非合法組織に潜り込んだまではよかったが、逆に策にはまり、不定期に開かれる秘密クラブの見世物として、初め