星野概念のレビュー一覧

  • 自分のために料理を作る

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    「世界自炊紀行」で好きになった山口祐加さんの本です。
     皆さま、自炊に苦労しているのですね……。それに結構な呪縛に捕らわれている。これでは自炊、苦痛に感じてしまうよなぁと思ってしまった一冊です。いいじゃん!納豆ご飯で!立派な自炊じゃん!ねぎを混ぜようかな、たまごを落とそうかな。塩昆布混ぜても美味しい。そんな混ぜただけの納豆をご飯にかけただけのものを「自炊!」と言い張る私からしたら、皆さまちゃんと料理できるようになってらっしゃる。

     この本で「食べたいものを自分に聞く」というのも、自然と私はできているんだな。と。今日は何を食べたいかな?お魚かな。お肉かな。やっぱり納豆だな(大好物なんです)とる

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    2025年10月15日
  • あなたのフェミはどこから?

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    初めて読んだフェミ本。
    日本ではまだまだマイノリティの扱いだけど、
    私はこっち側の意見に納得できる、、

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    2025年10月07日
  • 自分のために料理を作る

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    家族がいれば料理するけど、1人で食べる料理は適当になってしまうので、心持ちが変わるかなと思い読んでみた。語り口が優しく、読んでいて癒された。料理は、自分をケアするセラピーだなと思った。

    ・自炊は自分を労わり養うこと。自分を大事にすること。自尊心、自己肯定感を高める。
    ・大人になることは、自分が自分の世話係になること
    ・作る自分と食べる自分を分けて考える。食べたい料理を自分というシェフに作ってもらう。
    ・味付けとは基本的に塩味を付ける事。塩味が無いと美味しく感じない。醤油や味噌は香り付け。
    ・ダラダラする=自然体でいる、でいい。気楽に。
    ・自分が満たされることは、健康な人生に必須。
    ・楽しそう

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    2025年08月29日
  • あなたのフェミはどこから?

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    フェミニズムとの付き合い方は、人によってさまざまだ。人によって千差万別のフェミニズムが存在すると言っても過言ではない。

    能町さんの寄稿が読みたくて手に取った本だが、他の方の文章も読み応えがあった。

    高嶋鈴さんの、男性の先輩とのエピソードは、よくあることだよねと思いつつ、その強烈な傷つきにもまた共感できて、世の中に蔓延る不条理を少しでもマシにするために、理論を学び、語る技術を身につけねばと、決意を新たにする彼女の姿に、自分もぼんやりしてちゃいけないなぁという気持ちにさせられた。

    人それぞれのフェミニズムだが、出会いのきっかけとして、ベル・ブックスの『フェミニズムはみんなのもの』とジュディス

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    2025年05月01日
  • 自分のために料理を作る

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    忙しい毎日の中で、これからますます料理は「自分でやらなくていい家事」になっていくのかもしれません。

    このまえがきに、びびっと。自分のためだけでなく家族のために料理をすることとなった今、自分、そして家族の身体を労われる逞しい妻となりたいと思った。

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    2025年03月22日
  • 自分のために料理を作る

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    プロセスを大事にする、というのを一番やってみたいと思った。
    野菜の切り方とか知れば面白いんだろうなあとも。

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    2025年01月04日
  • 自分のために料理を作る

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    もっと早くこの本を読めばよかった…!

    疲れたときはお惣菜に頼るけど、なんだかいつも味にしっくりこない。おいしいと感じたことがあまりない気がする。

    そういうときでも、えいやっと料理をすればよかったんだ。なぜか自分の作るものは自画自賛で、大体おいしく感じる。

    なんでこんなに自画自賛なんだろう?
    やっぱりプロセスの有無?それとも自分が自分のために行動してくれるのが嬉しいのか?

    また読み直したい一冊。

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    2024年05月26日
  • 自分のために料理を作る

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    「料理は複雑で、高度な家事スキルです。」
    最初に言いきっている。
    これだけで他のいわゆる普通のレシピ本ではないということがわかる。
    俄然、根拠のない希望がもてた。

    ハードルをあげている「料理とは」という思い込みをほどき、丁寧に考え方、方法を提示してくれる。
    レシピ本に慣れた人には当たり前のことかもしれないけれど、それってレシピ本に書かれていなかったからこそ、料理がうまくできなかった。
    コツだけでない、ちゃんと継続的料理できる言葉がある。
    そこ知りたかったところ。
    相談者と山口さんとのやり取りに癒される。
    ケアされる。

    「おいしさの9割は安心感からできている」
    これも言われてみて気付かされる

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    2024年05月01日
  • 自分のために料理を作る

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    タイトルを見たとき、そうだよなあって共感した。
    『自分のために料理を作る』って意外と難しい。
    そして大切なことなんだ。
    私は普段は家族のために料理を作っているのだけれど、一人で食事することが多い昼食は、ここ最近、冷凍パスタかパンがほとんどだった。
    それが、昨日、本書を読んでいたら、むくむくと、自炊をやる気がでてきて、めっちゃ久しぶりに自分のためだけに料理をした。
    前夜の夕食の豚丼の汁に前日買った焼き鳥の残りとしめじと玉ねぎと玉子入れて親子丼。
    半年ぐらい放置してあったさつまいもをレンチンしてレモン味のサラダ。
    どちらも美味しくて、自分やるじゃん、と、嬉しくなった。
    本書は「ケア」という観点から

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    2024年03月26日
  • 自分のために料理を作る

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    自炊料理家の山口裕加さんは、単なるテクニックを超えて料理初心者が料理をできるようにするための考え方、そしてそれに付随するテクニックを教える独特のスキルが面白いと思っていた。

    そんな山口さんが、自炊をしたいのだができないという6名の参加者に3ヶ月間、コーチとして伴走し、さらに終了時に精神科医の星野概念さんを交えたインタビューを行い、自炊という行為を通じて心と身体の両方でどのような変化があったかをまとめたのが本書である。

    山口さんの自炊術というのは、ある種のセルフケアの要素を強くはらんでいると前々から思っていたのだが、まさにその点が強くフォーカスされており、具体的な6名に様々な変化が表れた点に

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    2024年01月14日
  • 自分のために料理を作る

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    自炊がテーマの本ですが、読み進めていくとかなり深い内容だな、と思いました。自炊って学校で教わるものでもないし、いつの間にか「料理」そのもののハードルもあがっていて。山口さん曰く、きゅうりに味噌をつけて食べるのも料理。なるほど。
    本の構成も、まずは参加者の方と料理をして、その後対話していくのですが、そこでも様々な気づきがありました。

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    2023年12月31日
  • あなたのフェミはどこから?

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    19人各人のフェミニズムがどこから始まったのかを綴ったリレーエッセイ。

    フェミニズムが様々な差別を社会構造の問題として認識しているということを初めて知って、目からウロコの気分。

    女性と男性、マジョリティとマイノリティ、そんな対立構造や、個人としての問題と考えていたが、この本で見方が変わった。

    これまで味わった対応に理不尽だと感じても言語化できていなかったものが、フェミニズムという言葉を理解したことによって言語化できた。

    時代が変われば立場も変わる。
    誰であれ、自分が他者の権利を不当に奪っていないか?を考え続ける必要があると思う。

    もっとフェミニズムについて知りたいと思った。

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    2025年11月06日
  • あなたのフェミはどこから?

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    様々な分野の19人のフェミニストによるエッセイ。自分がフェミニズムに目覚めたきっかけについて語っています。

    はっきりとコレ!というきっかけがあるひともいれば、子どもの頃からなんとなく世界に違和感があった…という人まで、きっかけは様々だ。

    自分には理解が及ばないような苦しみからフェミニズムに辿り着いた方もいれば、自分の感覚と近くて分かる分かる!と思いながら読んだ方もいるのですが、鴻巣麻里香さんのエッセイは特に自分の感覚を言語化してくれたような感覚になりました。
    若いときは「女性として抑圧を受けているという文脈が内面化されていなかった」という鴻上さんが、子どもを産んで仕事をしているときに、子育

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    2025年09月18日
  • あなたのフェミはどこから?

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    ネタバレ

    自分の無意識さ、に気付かされた本だった。無意識とも言えるし、考えてもどうせ何も変わらないし、と諦めというか、考えようともしていなかったんなあと。フェミニズムって女性の不平等をなくそうっていうことだろうという浅い知識だけだったけれど、そうではなく、男性やあらゆるマイノリティの人も含め全ての社会の問題なんだなあと思った。男とか女とか、いろんなラベリングで人を評価したり判断せずに、ただの人間、として個人が見られる社会だったらいちばんいいけど。果たして自分はそれが出来ているか?他人を色んな物差しで測っていないか?偏見はないか?と問われたら自信がない。でもちょっと意識を持つだけでも、それだけで何か変わる

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    2025年08月23日
  • あなたのフェミはどこから?

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    自分がいかに男性優位性や家父長制を内面化してしまっているか痛感するし、違和感がある時に無理に合わせたりしない、を実践できるようになりたいと思うばかり。まだ名乗れるほど理解できていないし、世間的には「強者女性」側になりうる自覚も忘れてはならない。

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    2025年08月03日
  • 自分のために料理を作る

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    自分のために料理をつくることが出来ない人がそんなにいるのか!?というのがびっくりしたところでした。
    私はむしろ自分の分だけ作るなら作れるけど、誰かの分もつくる…となると途端に億劫になるタイプ。自分のためには料理をつくれない人の対極にいる…のですが、気になって読んでみました。
    筆者が繰り返し、無理に自炊する必要はないのだと言っているのが印象的でした。
    自炊に関する呪いを解いていく本でした。

    料理すること食べることは生きることと繋がっている。料理への悩みは生き方の悩みと通じていて、料理を通してセルフケアを考えていきます。

    料理は日常の中で手軽に「出来た!」と自分で自分を喜ばせることが出来る行為

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    2025年04月01日
  • 自分のために料理を作る

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    あくまでも「作ることは好きだけど、自分のために作るのは気が進まない」人のための本で、自分のように料理が苦手な人のために書かれた本ではないなと感じた。

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    2025年01月05日
  • 自分のために料理を作る

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    料理ができない訳でもない、むしろ作りたいものは作れる方。誰かの為なら毎日料理もできる。でも、自分のための料理は億劫で作れない。そんな悩みを抱えている人が私以外にもいたのね!と本を読んでまず安心感を覚えた。
    この本は心と自分に優しい料理と生き方の本。

    自分が自分の世話係になり、何が食べたい?って聞いてあげると言うのは目から鱗でした。
    いままでは、あーー面倒くさいなぁと言っていただけだったから。今まで自分を蔑ろにして面倒くさがってゴメン。反省。

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    2024年12月19日
  • 自分のために料理を作る

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    料理も食べることも好きだけど、自分のためだけにやることに気力と時間をかけるメリットを感じられない。やる心身健康メリットは分かってはいるんだけど…

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    2024年07月10日
  • こころをそのまま感じられたら

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    【目次】
    1章 居心地のいい場所

    ・鉄道趣味 
    ・くじけないということ 
    ・居心地のいい場所
    ・ナースのAさん 
    ・加齢ということ 
    ・「嫌です」 
    ・正月の当直 

    2章 曖昧なものを体感する

    ・曖昧なものを体感する 
    ・ラッキーさん 
    ・杜氏と菌とオペラ 
    ・自分にむいていること 
    ・『ゴールドベルク変奏曲』
    ・自分ごとのように考える
    ・対等であること 
    ・バンドと酒づくり
    ・何者かになりたい

    3章 静かな分岐点

    ・カンニングをしたこと
    ・静かな分岐点
    ・対話にまつわる諦めや希望
    ・はなれている ~はなれているから考えたこと
    ・瞑想とバナナとオレンジ
    ・安全・安心があってこそ
    ・こ

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    2024年04月02日