【感想・ネタバレ】誰でもみんなうつになる 私のプチうつ脱出ガイドのレビュー

あらすじ

うつ?更年期?それとも? 突然やる気がなくなり気持ちはどん底。息は切れるしとにかくだるい。なんだかいつもの不調とは違う…。
メンタルクリニックに駆け込んだところ、診断の結果は「軽度~中度のうつ」。急に下されたうつの診断にとまどいながらも、
うつの本を読みまくり、精神科医に質問しまくり、いろんなケアを試した著者。
メンタルクリニックの探し方や薬について、主治医との向き合い方といった病院まわりのあれこれから
著者が試したあらゆる生活改善の方法まで、著者がうつ抜けしていく過程をじっくり描いた網羅的コミックルポ。
ミュージシャン・文筆家としても活躍する精神科医の星野概念氏が監修。うつに関するQ&Aにもお答えいただきます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

私が病院にかかる前に読みたかったなと思える本。

不調があれば病院に行っていいという当たり前のことが、心療内科や精神科となると途端にハードルが高くなる。
それに、「うつになった」って話を当事者から話を聞けることは少ないと思う。私自身、「抑うつ」の診断を受けたことを夫と両親にしか話していない。両親に話すのもすごく勇気が必要だった。
この漫画を通して「うつ」が弱い人がなる病気ではないこと、医学的だけでなくさまざまなアプローチがあることがわかってよかった!

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2025年02月18日

Posted by ブクログ

コミックエッセイで読めるうつ病についての本。

ハラユキさんの本は初めて手に取りました。
ご自身の経験をふまえて、
・受診の目安
・病院の選び方
・マタニティブルーや更年期との違い
・どのような経過をたどり、現在はどうしているか
などが分かります。

本の中で少し触れられているオープンダイアローグについて、もう少し知りたくなったので関連書籍をあたるつもりです。

ストレス社会だもの、誰でもみんなうつになるよね
という軽いテイストながら、押さえるところは抑えられていて、入門というか「私ってもしかして……」と思っている人に優しい内容になっていると感じました。

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

心と体のバランスが悪いと自覚して心療内科にかかった経験があるので「わかりみしかない!」と心の中で叫ぶ箇所がいくつもありました。

「自分はタフだ!」と思っているような人でも、タイトル通り本当にちょっとしたきっかけでうつや適応障害になる可能性はあります。
だからこそ、精神科がどんなところでどんなことをするのか、こころの不調時に自分でやれそうなことのヒントなど、読んで知っておいて損はないと思います。

薬の処方・副作用への不安、服薬量や期間についての医療サイドの考え方、治療期間の気持ちの波との向き合い方、家族はどうすれば良いのかなどなど、とてもわかりやすく書かれています。

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2024年02月28日

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