亜樹良のりかずのレビュー一覧
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ネタバレこれぞ小説!な作品に御座います。
極道、暴力、凌辱、恐怖、暴言、悪癖は小説だからこその表現であり、妄想力フル活動での拝読にて引き込まれます。
確かなる愛情があるからこそ、この暴力等が読者として受け入れられるのですわ。
おぞましい性交描写も愛により神々しく思えるのです
極道ものなので、敵対する組などあり荒々しいですが、廉さんと久堂さんのやり取りがコミカルだったりするのも、魅力ですね
ただ、蛭はちょっと・・・
何でもバッチコイ!なアタクシでも、想像するのがキツかったわ(笑)
SMは美味しかったです、ごめんね、廉さん
とにかくスタートから、廉さんの極道たる心意気と、久堂さんの異様で異常な愛情をも -
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ネタバレ久堂さんが鬼畜、獣として降臨すりお話から始まるわけですが、とにかく怖いぃぃー!!!のに、堪らないぃぃー!!とアタクシの性癖ズキュンズキュン刺激されまくりましたっ!
智司くんへの想いが暴かれ、獣になった久堂さんを人に戻せるのは廉さんだけなのねー
昔の恋人、雅也から裏切られ闘犬に犯される廉さんなのですが、どうしてこうも辛い思いをしなきゃならないのかと・・・
18歳の遊びたい自由になりたい欲求に耐えられなかった罰にしては酷いぃぃーと思いつつも、興奮はマックスなアタクシは変態さん
最後のシーンが本当に神々しくて。
禍々しい神々しさを想像してしまいまして、涙しましたの。
こんなに暴力的で思いやりの欠片さ -
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ネタバレ東西シリーズの後に読みましょう
と、お導き頂いての拝読です。
いやぁぁぁぁ!!!颯太くんが、あの颯太くんが皆の颯太くんが、大人になっていくーー!とBBA丸出しになったのはアタクシだけではないはず。颯太くんの成長は嬉しいけど複雑ですわね
いつまでも可愛くて純な竜城さん
竜城さんにキザなセリフにたくさんの愛を乗せて伝える龍一郎さん
二人のウェディングパーティーを開き卒業する颯太くん
鈍感で我が道を進みながらも颯太くんが大事で愛しい次郎さん
四人が織り成す物語がとても好きです。
それぞれに過去を背負い、それぞれの背景をもつ四人が、家族としてさらに成長する。変わらない家族としての愛があることを、 -
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ネタバレ廉さんの心が悲鳴を上げているからこそ、颯太くんに出会えたのでしょうか?九堂さんの大きな愛に包まれても悲鳴を上げる廉さんに泣けます。獣であろうとする姿が痛々しく感じてしまうんです。颯太くんに触れたい思いを閉じ込めようとする姿が愛しいんです。
廉さんの極道としての顔を見てしまった颯太くん。その姿に、横顔に魂の叫びを見いだすとは!颯太くんの強さは竜城さん譲りですわね。真の姿、真の心根を見いだすのは、颯太くんが真っ直ぐな証です。
廉さんを昇華させる絵を受け止める廉さんもまた、真っ直ぐなのですわ。
途中途中に各組の愛の営みが、それぞれ個性豊かに書かれていて、むふふーーっ!となりますぅ。ちょっと残念な所も -
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ネタバレ運命的に出会ってしまった、東西極道の要となる、颯太くんと廉さん。お互いが魂の番と出会っていなければ、間違いなく深くお互いを愛したであろう二人の物語の始まりは、颯太くんが抱える漠然とした闇と神々しい光の織り成す絵画を廉さんが見つけ出した所から。
作中の廉さんが、身体を繋げることより、一緒に死ねる事が大事だというセリフに、廉さんのハードすぎる過去がよぎりと九堂さんとの愛の深さを、その返答に殺してくれると思うという颯太くんが次郎さんから注がれている愛の重さを感じ、とても感動しました。
ぽんぽんと挟まれる会話のテンポに心地よく引き込まれます。血生臭さも作品のアクセントになるのは、#綺月陣 先生の持ち味 -
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ネタバレ龍さんの幼少期、母親からの虐待とそこから逃げ出し極道に助けられ生きる場を与えられた話には涙です。だからこそ、竜城さんと颯太を求め家族をほっしたのでしょうね。そしてそれを受け止める竜城さんの真っ直ぐで清廉な心が眩しいです。
このお話からアタクシの大好きなじろちゃんこと、次郎さんが深く石神家に関わって参りますが、じろちゃんの颯太くんに対する愛情が、会えない愛娘を思ってなのか、龍さんと同じく家族愛の渇望なのか。龍さんが躊躇する極道を竜城さんに教えていく役割もあり、頼りになる兄弟なのですわ
兄弟盃
極道の盃の重さもありますが、龍さんと次郎さんには、盃以上の繋がりを感じますねぇ。ここまでの信頼は最早「愛 -
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ネタバレ竜城さんと龍こと龍一郎さんと漢たちの「愛」と「家族」の壮大なお話の始まりは、親の愛を受けることが出来なかった幼い弟と自分だけで懸命に生きる竜城さんと、同じく母の愛なく絶望の中で極道の「愛」により生かされた龍一郎さんとの出会いから。
幼い弟、颯太くんの為に真っ直ぐに懸命に生きる竜城さんがキラキラと愛しくて、龍さんが自分の立場上から触れてはいけないと想いながらも惹かれる感情表現も切なく胸に響き辛さが先立ちそうですが、そこは極道らしい場面や竜城さんの真っ直ぐさが良いアクセントになっていて引き込まれます。
甘え方を知らない竜城さんの弱さを受け止めたいとする龍さんに、両親の弱さばかりを見てきた竜城さんが -
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か...かわいい!!
自然な感じ(?)でいいですね。何より受けが見た目に反していい子(マンガにはありがちか?)
受けも結構体格いいのに、更に体格のいい攻めも常識人な感じで良いですね。
ただ他のキャラのクセが強いw そこがまたいい笑 -
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満足の一冊
凄く楽しく最後まで読めました。
「あっ、これあの話の後日談だ」と、独りでニヤニヤしながら。
龍と竜の話しが好き(出会った頃の)なので、また読みたくなりこれから読みます!
また気が向いたら続編を書いて欲しいです。 -
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好きです
東西の問題が解決してからのお話。
廉、九堂、敦、洋平それぞれのそれぞれに対する思いが綴られてて楽しかった。
九堂ほんま丸なったなぁ。
廉は相変わらず素敵やし、洋平との会話が楽しい!
最後は素直によかったねって思えました。
獣シリーズ続くの希望です🙋
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エコヤクザの龍一郎と頑張り屋で前向きな竜城。
テンポよく進むのでラストまであっという間でした。何度読んでも面白いです。10年以上前の作品なのに違和感なく今読んでも面白いと感じるのがすごいです。
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すっごい良かった!!
めちゃくちゃハマっちゃいました!!
なにこれすごい楽しい~~!!!
笑えて、えっちで、ちょっと切ない所もあってパーフェクトです!
腹黒系かな?と思ってた勇者だけど、なんだかワンコ系に思えてきてw
2人の今後が気になりすぎる…!!
いちゃいちゃしてるのを永遠に読んでいたい気持ちです! -
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ネタバレやはり宮緒葵先生の背徳は最高だ〜〜。こんなにパンチの効いたBL小説は久しぶりに読みました。あまりに最高の萌えが何度も襲いかかってくるので、読むのに2日かかりました。こういうのが読みたかった!!と大満足な一冊です。
攻めが実兄で聖母で女王様という情報量過多で何が何やらという感じだけど、絶妙なジェンダーレス感が最高でした。挿し絵も美鶴のむっちりとした胸筋やぷるぷるの唇がよく描かれていて美麗です。ピンヒールで雄豚を躾けるシーンは宝へ向ける顔とのギャップでたまりませんでした。
最終的に弟も女王様となり豚を調教する涙のハッピーエンド大円団を迎えます。弟もしっかり兄の血を引いていたんだなあ。
作 -
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素敵
しっかり作り込まれた世界観と設定。
人物が多いですが、特に混乱することなく楽しく読了。紙本では二段組みたいです。
傷つき孤独で肩肘張って生きてきた受けを、懐深く茶目っ気があり大胆な攻めの組み合わせが最高だった!攻めのキースいい男!
個人的に警護課のスタンが好きなので、スピンオフで続編書いて欲しい。