【感想・ネタバレ】メガネと運び屋のレビュー

あらすじ

法に触れるもの以外ならなんでも届ける、繁華街で有名な運び屋である赤目。男も女もいける口の遊び人である赤目は、ある日ゲイバーで仕事の相手である不動産屋・祠堂に会う。普段はメガネにオールバックで隙のない彼が、その日はプライベートで柔らかな印象の姿を気に入った赤目は、以来、彼を口説き始める。祠堂との距離も徐々に近づくなか、あるきっかけから彼の辛い過去を知ることになる。軽い気持ちで口説き始めたはずの赤目だったが、トラウマを乗り越えようと努力する祠堂の姿に、本気で惚れ込んでゆき――。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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Posted by ブクログ

ちょい悪オヤジの年齢ではないけれど、昔、ちょっと悪さしてました男と、性癖のせいで辛い過去を持つ男

雄の余裕と可愛いさが溢れ、やっぱり危ない雄は格好いいしエロスだわぁーと唸るお話でした。

電子版イラストが無かったのが物凄く残念!!
大事に想う恋心だから、雄の本能を抑え込みゆっくり獲物に向かう赤目と、過去の恐怖から頑なになりつつもゆっくり心を開く祠堂
目に見えるイチャラブではないけれど、狼の求愛の様なエロスを感じました。雄×雄、大好きです!

1
2021年08月01日

Posted by ブクログ

良かったです!
バイで遊び人の「運び屋」の赤目と黒縁メガネの堅物な不動産会社の司堂。
赤目がチャラそうだけど仕事や私生活に自分のポリシーをしっかりと持っていて揺るがない所がまず良い。
そんな赤目が司堂のプライベートの顔を知り、司堂も赤目に砕けた態度をとるようになっていくのが。
でもお互いタチ同士で譲らない為に「友達」として付き合い始めてどうなるのかと。
司堂が以前の会社を辞めた理由が辛いもので、それに絡んだ人物が現れて騒動を起こし、それを助けた赤目に全てを打ち明けてどうしても受け身にはなれないと伝えるのは切なかった。
でも赤目は諦めず司堂と一緒にいたいと言って。
そして司堂の危機に赤目の過去の仲間たちが揃い力を合わせて救出するシーンはカッコよかった。
そこに司堂が惚れない訳がなく。
司堂の告白にはグッときました。
晴れて恋人になれたあとから出てくる赤目の交友関係が凄くて司堂の困惑には苦笑いですが。

SSの司堂目線の2人の旅行では司堂が本気ではないけど赤目を抱きたいと迫るのは面白かった。
結末も。

どの作品でも先生のあとがきではその後の2人がありそれも楽しめました。

0
2024年07月21日

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