亜樹良のりかずのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『RDC』シリーズ2作目。
前回がヤクザ若頭(もどき)で、今度はヤクザの顧問弁護士です。しかも生粋のヤクザ遺伝子を持つ、あだ名は「ご隠居」。
今回もオヤジが頑張っています!
敏腕バツイチ弁護士×イソ弁です。
前回が『マイフェアレディ』なら、今回は『源氏物語』。
ヤクザの抗争に巻き込まれて父親を失った受が、抗争の火種となった組の弁護士の攻に引き取られ、慕い、自分も弁護士となり攻の事務所で働いています。親子ほど年の離れた養い親の攻に片思いをしつつ、攻の生活全般の管理をしている秘書的立場です。
攻の『ご隠居』は、敏腕弁護士で着物道楽というギャップに溢れた御仁です。
穏やかな面差しですが、ヤク -
Posted by ブクログ
40代オヤジ攻!!
水壬さんお得意の歳の差CPです♪
RDCシリーズ一作目で、レッドドアクラブという社交場に通うオヤジ達が必ず相手役です。
このシリーズはすべてオヤジがガンバってます!
謎の若頭?(ではありませんが)×弱小劇団員の青年です。
金もコネもなくアパートも追い出され途方に暮れている受が、近所の気になる店『RDC』に忍び込んで・・・と、物語は始まります。
BL版マイフェアレディなのですが、受は特に美形って訳でもないやんちゃ男子だし、攻もヤクザばりのワイルド系なので、妙にチカラ技なCPです。
で・も。
オヤジ好きには、タマリマセン!!
大変おいしく頂きました♪
RDCシリーズ(全4巻 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
美しい男は、それだけで価値がある―己の美しさに自信を持つ、極道の二代目で実業家の紫朗は、新事業のドッグレース開催に取り組んでいた。
そのビジネスパートナーは冴えない田舎ヤクザの勇馬。
しかし彼の本性はフェロモン溢れる傲慢男で、自宅に連れ込まれた紫朗は手錠足枷で拘束され犯されてしまう。
犬をこよなく愛する勇馬は、綺麗なアフガンハウンドのような紫朗に一目惚れし、飼いたいと言うのだ。
だが、おとなしく躾けられるような紫朗ではなく…。
***
受けが女々しくなくて女王様気質です。
攻めもただ甘やかすんじゃなくて飴と鞭できちんと躾をしているのが良かったのですが、ただ一点、殴るのはどうなの -
Posted by ブクログ
次郎と颯太の一途愛です。この二人、年の差もありすぎだし、そもそも颯太は愛され甘やかされてきたお子ちゃまだったんですよね。
大人の、それも次郎のような893の親分であるオヤジの生き様を理解するには、相当の覚悟が必要だというのは一目瞭然。
そんな次郎を独占したくて、愛されたくて、小悪魔ぶりも発揮したり一生懸命だった颯太ですが、ある日黒崎との濡れ場を目撃してしまいます。
ショックを受けた颯太は、ここからとても投げやりで自暴自棄になってしまうんです。ちょっと反抗期も入っているかも。
もともと、相手が次郎というのは歓迎できないなと思っていました。愛がないから大丈夫とか、ビジネスだからという理由で、絶対 -
Posted by ブクログ
今回は45歳の次郎と13歳の颯太のお話でした。中坊の颯太が、オトナの階段を上ろうとしますがそれはかなりの急傾斜!難関突破は、かなりハードルが高かったようです…
反抗期なんですよね。食べちゃいたいくらいにかわいかった颯太が、お父さんとお母さん?にはかわいげなくなってしまった…
13歳という年齢に拒絶感があるかもですが、このストーリーに関しては颯太の複雑な心境にもとことん追及しているし、自分の居場所を求めている子供としての部分にも納得できたので、必然性を感じました。
ショタだと無抵抗な子供に大人の都合でいろいろしちゃう、というイメージがあってスルーしてしまうジャンルなんですが、これはちょっと違う -
Posted by ブクログ
龍一郎と暮らし始めても、相変わらずカフェとホストのバイトを続ける竜城。そこには竜城なりの男としての矜持や、自分は893ではなく一般人なのだという一線を画したい気持ちが見え隠れしています。
極道の嫁として、まだどこかふんぎりがついていない竜城です。
カフェをクビになったことで、龍一郎にあたりちらしちゃったりしています。
竜城にとってみれば、愛した男がたまたま極道だったわけで、相変わらず893は嫌いなまま。
それでも、二人の絡みシーンはどんどん濃厚になっています。新婚そのもの!横に寝てる颯太を起こしてしまい焦るシーンなんかはリアルでちょっと微笑ましかったりします。仲良くて幸せそうだなと。
とこ -
Posted by ブクログ
もふもふケモ耳が、亜樹良のりかずセンセのイラストでイロっぽく仕上がっています。面白かったし、萌えた~!
萌えの要素をいろいろ詰めこんだ王道パターンが、また何とも読んでいて心地よく。俺様な攻とか、身分差とか、花嫁とか…要するにシンデレラストーリーなんです。
それでもって、コメディ。ほんわかラブ&エロにどっぷりハマって、ちょっと笑えたりできます。
この二人がそういう関係になるきっかけが、ものすごくケモ耳らしくてツボりました。
リーマンを辞めて便利屋稼業をしている冬也は、実は金花猫(化け猫系?)。仕事を依頼され赴いたのは、上條という男の豪邸で、なぜかマタタビと猫じゃらしで冬也は本性を暴かれてしまい