【感想・ネタバレ】RDC ―シークレット ドア―のレビュー

あらすじ

ヤクザの抗争に巻き込まれ、父を亡くした輿水祐弥。その事件の発端となったヤクザの兄で弁護士の名久井公春が、施設に預けられた祐弥を探し出し、引き取って育ててくれたことに、祐弥は感謝していた。しかし、祐弥は公春の身の回りの世話をすることに喜びを感じ、あろうことか公春に恋愛感情を抱いていた。家を出てからも、公春の世話を焼く祐弥だったが、次第に公春が自分を遠ざけようとしていることに気づき…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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Posted by ブクログ

『RDC』シリーズ2作目。

前回がヤクザ若頭(もどき)で、今度はヤクザの顧問弁護士です。しかも生粋のヤクザ遺伝子を持つ、あだ名は「ご隠居」。

今回もオヤジが頑張っています!
敏腕バツイチ弁護士×イソ弁です。
前回が『マイフェアレディ』なら、今回は『源氏物語』。

ヤクザの抗争に巻き込まれて父親を失った受が、抗争の火種となった組の弁護士の攻に引き取られ、慕い、自分も弁護士となり攻の事務所で働いています。親子ほど年の離れた養い親の攻に片思いをしつつ、攻の生活全般の管理をしている秘書的立場です。

攻の『ご隠居』は、敏腕弁護士で着物道楽というギャップに溢れた御仁です。
穏やかな面差しですが、ヤクザの組長の兄というほとんどヤクザな人。
でも可愛いんだ~この人♥
甘え上手な40代後半♪

水壬さんお得意の素敵オヤジ攻め。大好きです♥

RDCシリーズ(全4巻+番外編)
1.「RDC-レッドドアクラブー」
2.「RDC-シークレットドア」
3.「RDC-レッドアラートー」
4.「RDC-メンバーズオンリー-」

スピンオフ
「リーガルトラップ」

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2013年12月17日

Posted by ブクログ

イラストとあらすじでなんだかちょっと重い話かなと思って読んでみたら、なんともかわいらしいおじ様のお話でした。愛いっぱいで満足です。

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2012年05月05日

Posted by ブクログ

オヤジクラブ2作目は攻めが48歳の真性オヤジ♪前作でも出てた「ご隠居」の話。優しげで人当たりのいい外面ですが飄々として掴み所のない面もあり、本質は冷酷で腹黒オヤジというのが個人的にツボでした。とても大切に可愛がって育ててきた(血縁関係はない)祐弥を唐突に突き放してしまう公春。祐弥を思えばこその彼の苦悩も、そんな公春の態度にショックを受ける祐弥の気持ちも切ない。書き下ろしでのオロオロする公春も面白かった。脇のクールで策士な征眞がいい仕事してます。検事の生田、公春の弟・匡来と脇にもいいオヤジがいるのも嬉しい。

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2011年10月09日

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