吉岡秀子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コンビニ記者が、セブンイレブンの商品開発について書いた本。取材が詳細でデータも正確、よくまとめていると思う。セブンの熱意が伝わってくる、いい本でした。
「流行っているから、面白そうだからというひらめきは、商品開発の種にはならない。MDが見ているのは、世の中、消費者の「変化」だけだ」p23
「セブンのコーヒーマシンは、富士電機製(高速道路のパーキングエリアなどで見かける大型の挽きたてコーヒー自動販売機のトップシェア)」p30
「ドリップコーヒーにミルクを加えて作るカフェオレは、エスプレッソ抽出したコーヒーに蒸気で温めたミルクを加えるカフェラテに勝てない(セブンは、専用のミルクを開発した)」p3 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、コンビニ業界の帝王であるセブンイレブンの商品開発について書かれたもの。
売上の6割が食品であることから、おにぎり、サンドイッチ、メロンパン、おでん、カップ麺、デザート、お菓子の開発秘話が一章ごとにコンパクトに、わかりやすくまとめられているので非常に読みやすく、おもしろい。
なので、気になる商品だけ読むというのもアリだ。
ここでおでんの開発秘話を。
タイトルにもなっているようにセブンにはおでんだけを開発する「おでん」部会が存在する。
たまご部、大根部、牛串部、練り物部、つゆ部などなどの部で構成されており、人数は70人以上にもおよび、それぞれの部は週に一回、メーティングを行い、さらなる味 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
最近のコンビニの強さについて、トップ3社(セブン、ファミマ、ローソン)に焦点を当て述べられる。本書を通じてコンビニは小売店ではなく、「社会インフラ」として人々の生活を支えることに注力していることを認識した。最近では各コンビニ独自のプライベートブランドを開発し他コンビニやスーパーマーケットと差別化を図り、独自性で勝負を挑んでいる。また、時代に合わせて変化していくのもコンビニの特徴である。単身世帯や女性の社会進出が増え、また家族内においても別のおかずを一品食べるなどの傾向が見られるようになってきたというデータをもとに仮説を立て、個包装の一品おかずを開発し、展開するとたちまち人気商品となった。また、