ATLUSのレビュー一覧
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ペルソナ4のコミカライズ13巻、最終巻です。イザナミ戦。エンディング。
Never Moreの歌詞がすごく染み入る。
『忘れないよ大事なみんなと過ごした毎日』
『NEVER MORE暗い闇も一人じゃないよ』
『見つけ出すよ大事な無くしたものを』
『NEVER MOREキミの声がそうボクを導くよ』
これまでもこれからも、仲間と共に苦しみ支え合って、困難に立ち向かい歩んでゆく。ここで今別れるけど、いつでもつながっている。この八十稲葉で過ごした一年の絆は、何があってもなくならない。
絆が強くなりすぎたせいで、世界が壊れる寸前まで行ってしまったペルソナ2。
絆を大切にするあまりに、仲間が壊れそう -
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ペルソナ4のコミカライズ12巻。スズカゴンゲン覚醒、アマテラス覚醒、ヤマトタケル覚醒。マガツイザナギ戦、アメノサギリ戦。
足立との妙な共感。ウラオモテの存在だからこその共感なのかな。ペルソナが表現しているように。今更、戻れないから敗北することを望んだ、という解釈はしたくないけど、P4Gで道化師コミュになっているということは、そういう面も足立にはあったのでしょう。共犯者ENDは、ちょっとしんどすぎるけど。
寄り添うつもりが、寄生されるだけの関係になってしまうあれは、かなり後味悪いEND。いろんなバッドエンドがATLUS作品にはあるけども、おそらく随一。
ちゃんと終われば、どの最高のジュブナイル -
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ペルソナ4のコミカライズ11巻。カムイ覚醒。真犯人発覚。
最終盤へ突入の11巻。
真犯人発覚は驚いた。そして、彼の動機の小ささにまた驚いた。世の中と相容れない、自分の居場所が見つからない、という感覚は誰しもが持ってしまいそうになるものなので、足立のようなメンタルに陥るのは、思うより近くにあるのかもしれない。
そうは思っても、共感や怒りよりも、呆れの方が強かった記憶。
あとあとから思うと、生天目・足立・番長と他人との関わりのないまま八十稲葉にきた面々が、ペルソナ能力を手に入れたのはイザナミの選択があったとはいえ、三者三様の人生を見せる意味だったのだなあ、と思います。
生天目への選択。足立と -
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ペルソナ4のコミカライズ10巻。菜々子救出と煩悶。
生天目の正義と、自分たちの正義。正義同士のぶつかり合いで展開するこの時期のP4は、とても暗い。これまでヒロインとしてゲーム内で唯一といっていいほどの清らかさを見せてくれた菜々子。彼女を助けることができるのか、できないのか。できなかったとしたら、自分はどうするのか。どうなってしまうのか。
いろいろ悩むのだけど、状況は待ってくれない。主人公が展開をリードするでなく、メンバーが主導してゆくので、なんとかしなきゃと思うけど止まらない。
この選択、初見プレイではバッドエンド選んでしまいました。
生天目の行いを許すわけにはいけないけど、自分たちで断罪は -
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ペルソナ4のコミカライズ8巻。ジュネスライブ。文化祭。
日常メインの8巻。ライブはカンゼオン覚醒へのフラグですね。まあ、青春でいいんじゃないかな、とは思う。どうも足立のノリに共感してしまいそうなのは、ああいう眩しい青春を送れてなかった反動というか、なんというか。そもそも陰キャであるから、ペルソナシリーズのようなジュブナイルものに対する憧れと抵抗は大いにあって。イキリ陽キャを苦々しく見ていた自分には、彼らの存在を歯牙にも掛けない主人公たちの有様は憧れでもあり、そうできなかった自分を思い返し、憂鬱になる部分でもあります。
文化祭もねぇ。クラスの出し物に参加しなかったしなぁ。いや、生徒会の方の活 -
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ペルソナ4のコミカライズ7巻。辰巳ポートアイランドでのドタバタ。秘密基地。ロクテンマオウ覚醒。
ラブホ改装したとはいえ、普通のホテルに「はまぐり」ってネーミングはどうなのか。元ラブホで貝の名前。あわびじゃなかっただけよしとする、のか。
直斗と完二。似たもの同士である二人。外から見られる自分と、本当になりたい自分との差に悩んでいた二人。隠すために過剰に振る舞っていた完二。隠すために完璧を目指した直斗。
メンバー誰もが、外面の自分と、内面に抱えている自分との差に悩みもがいているのがペルソナ4なのだけど、この二人は方向が違うだけで大元は似ている二人だと思う。ひと足先にシャドウを受け入れていた完二 -
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ペルソナ4のコミカライズ6巻。ミツオクエスト攻略。ジライヤ覚醒。夏休み。辰巳ポートアイランド。
小西弟とのコミュがこのタイミングで来たのは、陽介の覚醒を絡めるためでした。小西先輩の事件から、前に進むことができずに立ち止まってしまっていた弟と、番長たちと事件を解決することで、向き合うことから目を背けていた陽介。
クマとのコンビでメンバーのムードメイカーの役割だった陽介。5巻から6巻にかけての物語だと、結構無理して演じていたんだと思います。犯人に対する断罪の気持ちは表に出ないだけで人一倍強く、それが後の出来事にもつながってくるのか。
オムライス、浴衣、すいかと夏休みの思い出を満喫する一行。菜々 -
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ペルソナ4のコミカライズ5巻。りせちーとクマの加入。小西弟。モロキン殺害とミツオクエスト開幕。
コミュはどうするんだろ、と思っていたら小西弟はがっつりでした。小西弟は、あの事件から進んでいないんだよね。進めていないのか。世間の興味も、事件の捜査も、番長たちも、小西先輩の事件からを過去にしてし待っているのに、彼はあの時から進んでいない。周囲のせいで進むことを許されていない、という側面もある。それが愛華での一件。善意で行動しているということを隠れ蓑に、被害者に優しい自分を楽しみたい人間。悪意なんだよな。ペルソナ4のコミュって、どれもが立ち止まってしまった場所から、再び歩み出そうとするきっかけを掴 -
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ペルソナ4のコミカライズ4巻。ストリップ。
逆ナン、大浴場、ストリップと並べると、性的な要素ばかりだな。抑圧されたものは、性的欲求に出やすいのか。性的な事柄は、タブーとまではいかなくても公にはしづらいものではあるので、表と裏も対比としては持ってきやすいのでしょうね。反発でなくて、共存できる要素なんですけどね。性と聖は。
本当の自分を見失ってしまったりせちーと、見つけることのできないクマのダンジョン。失ったから取り戻す。ないから新たに作り出す。探しているものは同じでも、アプローチが違う2組。本当の自分は何者?というのは、古今東西多くの作品のテーマになっています。自分の中にある嫌いな部分を受け -
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ペルソナ4のコミカライズ3巻。完二の大浴場とから林間学校まで。
実は男気と女子力にあふれたイケメンなのだけど「男らしい」にとりつかれてしまって、「女らしく」見えるものに拒否反応を示してしまっていた完二。それをギトギトにしたのが湯けむり大浴場。悪意ありすぎ。
モテると思うんだよなー。社会人、いや大学生かな、一人で自立するようになれば、完二の頼もしさは知れ渡ると思います。まあ、恋愛苦手かもしれませんが。直斗への接し方ではね。3巻時点ではシャドウを吹っ切れていないところや、直斗の性別不詳なところもあってぎこちない完二です。それが彼の性格なのかどうなのかは、今後の物語です。
テレビから救出した後の -
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ペルソナ4のコミカライズ2巻。丸ごと逆ナン雪子姫。
クラスメイト?がいう「あの2人ってなか良すぎて近づき難いよね」が、この2人の関係系の危うさだったのだろうな。守っている自分、守られている自分であることに寄りかかってしまう。そして、あなたの好きな私を演じているのだから、私のしてほしいことをしてよ、という思いがこじれてしまった結果が、逆ナン雪子姫として具現という悪趣味。
なぜか習得スキルにムドがある雪子。仲間になってから時折見せる冷たい部分が、ムドなのでしょう。空気読まずに行動しちゃう部分。ま。火炎と回復にしちゃうので、消しちゃいましたが。
雪子姫攻略中は、カブトムシにヒヤヒヤしてました。熱 -
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ペルソナ4のコミカライズ。番長登場から陽介覚醒まで。
ゆったりとしたペースで進む展開。世界観とゲームシステムの説明で、ゲーム序盤はチュートリアルだらけイベントだらけ。ぐぬぬとなるのですが、こういうところを蔑ろにすると、後々の伏線とかシステムで困ったことになるので、しっかりプレイ。コミックでどうなるのか、と思ったけど冗長性はなく読めたのは、アクションのテンション高めだからかな。まあ、物語を知っているというのも大きいか。
伏線といえば、ここで出会ったスタンドの店員さんが裏ボスだとは、誰が気づくことのか。
テレビから帰還した番長と陽介を迎えた時の里中がかわいい。男勝りな彼女だけど、不安に押しつぶさ -
購入済み
無難
まあ、コミカライズの完結としては良く出来てました…
ただ、『やはりコミカライズ作品としては!』です。
今ひとつスパイスが足りない…
ゲームではプレイする事で充足感、一体感などが有りますがコミックとなると難しいですね… -
ネタバレ 購入済み
ベル・デル
今回はベル・デル打倒までです。
しかし、何でベル・デルなんて名前になったのか…
バルドルでしょ、普通…
まあ、コミカライズに愚痴ってもしょうがないけど…
原作ゲームからベル・デルだし… -
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ペルソナ3コミカライズ9巻。
チドリの蘇生。そして、約束の1月31日。
初プレイでチドリ蘇生ができて本当によかったと思った記憶があります。なんというか、ちゃんと自分のプレイは寄り添えていたのだなぁ、と。
ゲームと違って、こちらのチドリは表情が多様ですごく好感高い。
長い夢を見ていたみたい、から順平が連想したストレガだった頃の記憶。あの頃のチドリを知っていれば、嫌なことばかり思い出すに違いなく、悪夢と言ってしまうのも仕方ないか。
それを真っ向から否定するチドリの想いが、とにかくまぶしい。
彼女を暗闇から解き放つべく導いた光。それがなんのことなのか、誰のことなのか、言わなくてもわかることで。スケ