暮しの手帖編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『暮しの手帖』の本誌と別冊に寄せられた「暮らし」がテーマの随筆作品を選りすぐり、全4冊にまとめたシリーズ。第1集は、家族との何げないやりとりや別れの時のこと、友人や恩師と過ごしたあたたかい思い出など、筆者の心に深く刻まれた、大切な記憶のお話を集めています。とのこと。
"何げなくて恋しい記憶"というタイトルがまさにぴったりで、お話ひとつひとつは短いながら、そのなかであたたかい気持ちになったり、ノスタルジックな切ない気持ちになったりとおだやかに感情が動かされるのが心地いい。幼児の子育て中の身からすると、どうしても似た境遇の方のお話に親近感がわき、気になる書き手の方は後ろのプロフ