暮しの手帖編集部のレビュー一覧

  • 美味しいと懐かしい

    Posted by ブクログ

    暮しの手帖で長期連載された、70人程の文化人達によるそれぞれの食に関する3ページ弱の随筆集。

    楽しいもの、懐かしいものが多い中、ほろ苦い思い出を交えたものも。手軽に、楽しく読み進める。

    0
    2024年05月16日
  • 忘れないでおくこと

    Posted by ブクログ

    知ってる人の文章もあれば知らない人の文章もある。大好きなヤマザキマリさんのイタリアの食堂の店主と老人客とのやりとりについての文章はとても良くって、これだけでもこの本を読む価値がある。
    他のも、何気ない文章だけど読みやすくて、読み出すとあっという間に読み終わった。
    またいつか読むかもしれない。

    0
    2024年04月27日
  • 何げなくて恋しい記憶

    Posted by ブクログ

    『暮らしの手帖』セレクション

    70人の著名人が暮らしのなかで感じた恋しい記憶を随筆集にしたもの。

    それぞれの想いが伝わってくる。
    それも何気ない生活のなかであったり、遠い記憶のなかであったり…とさまざま。

    その中でも木内昇さんの「父の帳面」は、懐かしさと切なさを感じた。

    赤坂真理さんの「とても昔からあるもの」は、幼い頃に祖父と寝起きしてた記憶がじんわりと伝わってくるのが心地よい。
    モノクロの写真を見たような感覚である。
    物言わぬ老人と、言うべき言葉のない幼児。
    誰かといて、次に何を言おうと考えないのは、とてもよい。

    俵万智さんの「ホームシックとハガキ」のなかで、寂しさはマイナスの感情

    0
    2024年02月24日
  • 忘れないでおくこと

    Posted by ブクログ

    短文ながらもその人が見えてくる暮らし。
    みんな上手く纏めていて読みやすい。
    そしてたくさんの人の話を知ることができるのもこの本の醍醐味。
    作家、写真家、詩人、音楽家、俳優、ライターなど。

    なかでも印象深いのは、「サイトウには日常がないねぇ」の斎藤明美さんの話。
    洗濯物が乾くかどうかなんてどうでもいい話のことだが、大女優である高峰秀子さんの日常を見て、日々のささやかな暮らしがいかに大切か、なぜ大切かを痛切に感じたということ。
    これは、年齢を重ねるごとに感じることではないかなと思った。

    「忘れないでおくこと」の中島京子さんは、コロナのことを書いてある。
    確かにコロナ禍の数年、驚くほどに激変した

    0
    2024年01月13日
  • 忘れないでおくこと

    Posted by ブクログ

    いろいろな人の日常の暮らしの中で記憶に残った出来事やある人から言われた心に残る忘れてはいけない言葉など。
    渡辺和子さんの話が良かったです。

    0
    2023年10月31日
  • 美味しいと懐かしい

    Posted by ブクログ

    多種多様の職業の人たちがひとつのテーマに沿って(今回は美味しいと懐かしい)についてのエッセイ。
    さくっと読めるし。大貫妙子、酒井順子、平野レミの文章はしゃべってるみたいで(あの喋り方ね)楽しかった。
    が心に残った。

    0
    2023年09月12日
  • 何げなくて恋しい記憶

    Posted by ブクログ

    【収録作品】三崎亜記/松家仁之/木内昇/蜂飼耳/駒沢敏器/山根基世/三浦しをん/山田太一/水内喜久雄/多和田葉子/高史明/佐々木美穂/野崎歓/関川夏央/戌井昭人/山根一眞/池澤夏樹/森絵都/萩尾望都/萩原朔美/長嶋有/高橋源一郎/長島有里枝/元村有希子/姫野カオルコ/赤坂真理/片山健/大久保真紀/山口未花子/増田明美/阿部和重/寺尾紗穂/川島小鳥/あさのあつこ/片桐はいり/秋野暢子/前田英樹/川内倫子/内田春菊/平田明子/呉美保/那波かおり/辻村深月/森田真生/砂田麻美/大宮エリー/温又柔/坂本美雨/ジェーン・スー/金井真紀/望月衣塑 /速水健朗/木内みどり/新井紀子/加藤千恵/本名陽子/内田

    0
    2023年05月02日
  • 忘れないでおくこと

    Posted by ブクログ

    好きな作家さんがいっぱいおられたので読みました。(1)に比べてテーマがはっきりしないのが残念でした。

    0
    2023年04月23日
  • 戦争中の暮しの記録 保存版

    Posted by ブクログ

    読み終わるのはいつのことだろう。この国は確かに70年前に戦争をしており,生活は厳しかった。この出来事を知っておくことはこれからの日本人としての生き方に影響を及ぼすと思う。すこしずつ読んでいこう。

    今,同じような戦争は起きないだろう。遂行できない。早々とあきらめてしまうだろう。
    しかし,武器を持って他国と争うという形の戦争ではなく,別の形の戦争がありうるのではないか。それが何かはイメージできない。ただ,戦争とは他国と争い悲惨な生活を強いられるという単純なイメージで語ってはだめな気がする。

    0
    2014年07月12日