吉森保のレビュー一覧
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書籍中でも触れられているが、『LIFESPAN老いなき世界』と狙ってる方向性は同じなのかなぁと思いつつ、こちらの本は、非常に親切な書き振りで、読みやすく、理解しやすい様に構成されているのが特長。びっくりしたのは目次の多さ。目次だけで9ページもある。なかなかみた事ないレベル。『ライフスパン』では、遺伝子レベルで老化の原因を分析して、解決策としてそれぞれどうするべきかを数値を提示して解説していたのが印象的であった。誤解を恐れずに踏み込んでいた印象。
こちらの本は、科学者とはどう言う思考なのか、近年の科学を巻き込んだミスリードされた事例などを解説したり、種>個体>組織・臓器>細胞& -
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文章がとても平易でわかりやすいのでおすすめです。
相関と因果は、科学的な思考において重要。
世の中本当に、ただの相関関係でこじつけの様に断定している事が多すぎると常日頃感じていたので、吉森先生が文章にしている事で自信がもてた。
最後の方の、オートファジーの活性化にあたっての生活の上でのポイント。取り入れたいのは納豆だったりワインだったり、運動だったり。割と今まで体に良いと言われてきているものなので受け入れやすい。また、油はあまり良くない。
意外だったのが、3食きちんと食べるよりも1食抜く、あるいは1食はカロリーを抑えるということ。
飢餓状態がオートファジーの活性化に効果があるらしい。
ゆ -
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ネタバレ<目次>
序章 炎症とは何か
第1章 老化をとめるオートファジー
第2章 体全体が老化することと細胞が老化することは別
第3章 「免疫」は、「自分」と「他人」を厳密に区別する
第4章 皮膚は環境による老化の影響がとくに大きい臓器
第5章 ハダカデバネズミは、人間にたとえると数百歳生きる
第6章 老化を遅らせ、寿命を伸ばすかもしれないNMN
第7章 100歳以上生きる人とそうでない人の違いを調べている機関がある
第8章 病気のゲームチェンジャーとなる可能性のある「構造生物学」
第9章 老化研究に最適なのは、「魚」?
第10章 睡眠が不足すると、老化は加速する
<内容>
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購入済み
健康寿命に関心のある人に
細胞のリサイクルシステム「オートファジー」を解説する一冊。ノーベル賞受賞の研究を基に、栄養確保、代謝回転、有害物除去の3機能をわかりやすく紹介。がんや老化との関連、ルビコン蛋白質の役割も詳述。専門的だが例え話で親しみやすく、未来の医療応用に期待が高まる。
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【自由研究】人はなぜ老いるのか?②
わかったこと
●死なない生き物がいる!
→それはベニクラゲ。
●老いない生き物がいる!
→それはアホウドリやハダカデバネズミ。
●死なない生き物がいるのに、なぜ人は老いそして死ぬのか?
→その方が有利だから!(?)
人間はむしろ「死や老いを非常に積極的に選んだ」可能性が高い。(絶滅を避けるため?)
●死を選んで生き延びたのに今老化を拒んでいる!
→科学が発達したから
●死なないことはいいことか?
→科学をどう使うかまでは、科学は答えを持ち合わせていません。
●老化は病気か?
→今の医学は病気とはみなしていません。
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健康でいるため最終的には「腹八分 -
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ネタバレ科学は、本当に正しいかはわからない、が前提。
断定する人は科学的にはあやしい。
真実に近い仮説。
相関関係と因果関係の違いに注意する。
比べること=RCT検査。対照群がなければ、比べていることにならない。
査読=ピアレビュー。二人から4人。普通は3人。リバイスが一番多い。査読前の論文を公表するプレプリントサーバーという仕組みもある。
二重らせん構造を発見したワトソンは、写真を盗用した。
スタップ細胞の問題は、存在ではなく論文として不正をしたこと。サマーリンの塗られたネズミ、と同じではないか、という疑惑がある。
「仮説が正しければ、こういう結果も出るはず」という積み重ねが大事。間違っていれば