吉森保のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老化研究の進捗が簡単に解説されている一冊。
序章と10章仕立てで、不老長寿の生物、不老が人間で実現した場合の社会、老化に関わる免疫、老化に関わる遺伝子と細胞、症状として出る老化、老化対策となりうる研究、などが簡潔明瞭に説明されています。
大衆向けに書かれた資料なので、難しい内容ではあってもスラスラと読み進めることができました。
本来は体の益になる炎症や免疫は急激に長寿となった人類に適応できておらず、リウマチやガンの原因となることを知り不憫に思いました。
長寿の秘訣も紹介されていますが当たり前の事ばかり、しかしその当たり前を遵守するのもなかなか難しいのが人生だと思います。
今後の研究に期待したいです。 -
Posted by ブクログ
最近よく聞く「オートファジー」
老化を止める働きがある「オートファジー」
その「オートファジー」の仕組みや現時点でわかっている働きについてとってもわかりやすく解説されています。
そして、現在進行中の研究、解明されたり実用化できたらこんなこともできるようになるということまで書かれていて、未来への希望にわくわくできました。
最近日々質の良い睡眠を取るべく私的注目度の高い睡眠についてのお話も興味深かったです。
老化の敵「慢性炎症」を抑える生活を心がけよう。
結局は昔から体にいいとされてきた生活習慣。
物があふれ、デジタル機器に囲まれている現代では、意識していかないといけないな。 -
Posted by ブクログ
細胞生物学で専門の大阪大学教授でオートファジー研究の第一人者である著者が、細胞の基礎から最先端のオートファジー研究の内容まで、「現代人にとって必須の教養」といえる生命科学をわかりやすく解説。また、科学的思考を身につけるということも本書の目的とされている。
数式や専門用語を使わず、「そもそも」というところから説き起こしてくれているので、生命科学についてとても理解が深まった。また、著者の専門であるオートファジーについても勉強になった。そして、腹八分目で適度な運動をするようにするなど、かなり実践的な寿命を延ばすための方法が解説されていて、長生きしたい自分にとって非常に参考になった。
もう少し欲を言うなら、「細胞はひとつひとつが生きている」の「生きている」とはどういうことなのかなど、わかりやすく書いてあるからこそ逆にわかりにくい部分もちょこちょこあったので、そこらへんをもっと掘り下げて説明してほしかった。 -
ネタバレ 購入済み
平易な良書
著者の専門となる分野に必要な事前知識から丁寧に説明をしてくれていて、
大変分かりやすい良書だと思いました。コロナのニュースで、この単語聞いたことあるなというものも
出てきて事前知識の段階でも個人的には、興味深く読めました。 -
Posted by ブクログ
オートファジーに関して、いろいろな情報を耳にする機会が増えた。けれど、それはどこ情報?正しいのか?結局オートファジーって何?など疑問が膨らんだので、実際に研究をされている先生による科学的な説明が書いてある本を、と友人から薦められて購入して読んだ。
ブルーバックスだから一般向けに解りやすく書かれているのだろうけれど、文系脳+ポンコツ気味な私には正直なところ難しくて読み終えるまでにかなりの時間がかかった。
オートファジー研究の第一人者といってもいい先生による著述なので何よりも説得力があって、信頼できる。
オートファジーの仕組みや現状を知ることが出来て、読んでみて良かったなと思えた。