川上佐都のレビュー一覧

  • 今日のかたすみ

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    最初のももちゃんが出てくる章は読みにくかった。同棲でほとんどを自分好みにすると、相手を苦しくさせてしまう。我が家はほとんど私好みなので、反省した。

    ピンクちゃんの章が良かった。年齢の離れたこういう関係もいい。突然終わりとなってしまったのが寂しいが、それぞれに大きなものを残したことと思う。

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    2025年02月06日
  • 今日のかたすみ

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    「愛が一位」わかる。。。と思いながら読んだ。
    他人と暮らすのって時々楽しいけどめんどくさい部分が多い。理解できないことは理解できないんだなぁ、それでも好きなら合わせるしかないんだろうな。。と色々考えた一冊でした

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    2024年06月21日
  • 今日のかたすみ

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    ゆるっとした日常の中に少し感じる違和感を、感じつつも小脇に置きながら受け流す…的な?
    私は好きでした。

    結局実際の生活はこんな感じで、派手に立ち回ったり、問題が解決したり、しっかりとしたハッピーエンドではないはず。
    そう考えると等身大な小説。
    自分と他者、やっぱり違うよねー。
    ところどころ感覚合わなすぎて、恐怖を感じたけど。

    避難訓練が好きです。

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    2024年05月27日
  • 今日のかたすみ

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    人と暮らすことで見えてくるものはいろいろあって…。
    人と暮らすのは不自由なことだけではないはずで、だけど自分の時間を優先したい、気儘に暮らしたい人には窮屈さを感じるかもしれなくて…。

    [愛が一位]
    〜分かり合えないカップルのこと。価値観の違い。
    [毎日のグミ]
    〜距離感のある父と娘。両親の離婚後からの生活。
    [避難訓練]
    〜友人同士のルームシェア。いつまで成立するもの。
    [ピンクちゃん]
    〜アパートの隣人同士。おばあちゃんと短大生との不思議な関係。
    [荷ほどき]
    〜ひとり暮らしの青年のこと。

    5編の連作短編集。
    それぞれに悩ましい…。
    誰かと暮らすということ…温かさだけではないものがあるの

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    2024年02月08日
  • 今日のかたすみ

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    「愛が一位」
    「毎日のグミ」
    「避難訓練」
    「ピンクちゃん」
    「荷ほどき」
    五話収録の連作短編集。

    私は三年間一人暮らしをしていた時期がある。
    不安や寂しさもあったが自由を感じ快適さの方が勝っていた。

    誰かと共に生活する事は面倒だ。
    この作品に登場する人々も、その面倒臭さに直面し葛藤する。

    一話で登場する、優先順位の一位を愛とする百ちゃんと、自分の時間を持ちたい遙くんのやり取りはリアル。
    私も一人の時間が欲しい派だけに遙くんの思いに甚く共感した。

    アパートの隣室に住むおばあさんと交換日記を始めた女子大生の物語は切ない余韻が残る。

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    2024年01月28日
  • 今日のかたすみ

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    初めて読む作家さん
    フワフワした恋の話かと思ったら
    そんなことなかった

    人のこと慮れないたちなので
    ストレスを感じるところが多かったが
    誰かと交わりながら生きてけるの
    なんだかうらやましい

    スイーーーッと読んでしまったので
    今後、思い出の中に登場することも
    きっとないだろうが
    さっさと読み終われたのと
    つまんなくはなかったってところで
    星は3つ

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    2023年12月05日
  • 今日のかたすみ

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    シェアハウス、同棲、一人暮らし、実家。
    色んな住み方があって、どんな住み方にも、それ特有の楽しさと寂しさがある。
    実家暮らし時代、一人暮らし時代、同棲時代…その時々の楽しさ寂しさを思い出させてくれた本でした。

    生活をする中で、些細なことで同居人や隣人とモヤモヤすることがあったり、勘違いされてしまったりもする。
    でも、そんな事情に関わらず、時間は進んでいく。
    それに流されて忘れていく記憶、ずっと覚えている記憶、忘れないように頑張って覚えている記憶。
    全部をずっと覚えることはできなくて、逆に全部を忘れることもできなくて、そんな感じでぼんやり楽しかったことや寂しかったことを残していくのもいいかもな

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    2023年11月23日
  • 街に躍ねる

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    人とのかかわりが苦手らしい達は高校に通えなくなり家にいる。絵が得意で時々家の中を走り回ったり指を高速で動かすなどの癖がある。弟で小学生の晶の目線から日常が語られていく。晶は兄のことが大好きで兄の描く絵も好き。だけど、どうやら世間的には兄の立場は褒められたものではないようだし、晶の家族構成も不思議らしい...。
    とりたてて大きな事件が起こるわけではなく少しだけ変わっている兄弟と家族が小学生の目線から(晶の目線も独特)語られ、最後だけ語り手が変わる。悪くなかったものの終わりが中途半端だし、最後の語り手にあまり共感しない。大人向けならいいけど、児童書でこの終わり方は納得いかないなぁと思って星を3つに

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    2023年10月06日
  • 街に躍ねる

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    異父兄弟である小学生の晶と高校生の達。
    ちょっと変わっているけど、絵が上手くて優しいお兄ちゃんと思っていたのに、他人の目が入ったときに急に「変」で困ったお兄ちゃんに見えてしまう。
    こういうことってよくあるよなと思った。
    コミュ障や動き回ることなどが原因で不登校となってしまうのだけど、その後に元夫のいる秋田に達と母で引っ越してしまう。
    この辺りから、話がわかったようなわからないような感じになってきた。
    ちょっと尻すぼみな印象。

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    2023年06月30日
  • 街に躍ねる

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    いわゆる発達障害になるのかな。
    達は絵がとても上手い。でもコミュ障なところがある。
    弟の晶はお兄ちゃんが大好き。でも、学校に行っていないことが不満。
    頭が良くてよく気のつく男の子。
    ちょっと消化不良。この家族はそれぞれどうなるのか?

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    2023年05月16日
  • 街に躍ねる

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    正直な感想としては、星かなり4寄り。

    穏やかで、優しい文章ですらすらと読めます
    いろんな本で、普通ってなんだろうっていうテーマが書かれていますが、この本は穏やかな口調で普通ってなんだろうっていうことを疑問としています

    大多数がそう思うのなら、それが普通
    確かにそう思いがちだし、そうなることが多いこの世の中だけど
    その人にとっての普通は大多数に決められるものじゃない

    誰かを傷つけるようなことが普通だったら困るけどそうではないんだったら
    この人にとって、これが普通のことなんだと受け入れられるような人になれたらいいなとも思います

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    2023年04月25日
  • 街に躍ねる

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    物知りで絵の上手な兄の達を尊敬する弟の晶。
    でも達は学校に行ってないから同級生にコミュ障で普通じゃないと言われ…。

    普通ってなんだろうと考える。普通の基準は誰しも自分の中にあるけどその基準を押し付けてしまうということを私もやってしまっていないだろうか。達の「自分が簡単にできることを、人もできると思っちゃいけない」という言葉にハッとした。
    普通じゃなくても凄いと兄を慕う晶の優しい気持ちをずっと持っていてほしい。

    読んでゴッホ兄弟のことを思い出した。

    晶の純粋さ、兄弟の絆、親からの愛が優しい。

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    2023年03月29日