川上佐都のレビュー一覧
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ネタバレ共感しすぎて笑えてくるくらい、それに最後にはじわっとくる読後感だった。短編集ならではの、登場人物がつながってるのも良かった。(シバサキは結婚式をした沙希、毛利=アオイ?、麻雀と同窓会に杜本が両方いるとか)同じ登場人物でも、呼び方が違ったり考えていることを話したり、色んな見方ができたのが面白かった。
結婚式とかで自分が何かに選ばれない、でも期待してしまう。写真を義務のようにとって残すことでみんな楽しんだことを確信しようとする。
大人になったら大人の付き合い方も生まれる。ちゃんとした友達を線引する必要はない。自分から誘っていると虚しくなるのまじで分かる。でも誘いたいと思った人が連絡しないといけ -
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読み始めはJKの考え全部文章にしたみたいな感じで、
自意識過剰だなー、この頃ってこんな感じで人目を気にしてばかりだったっけ、と引き気味でした。
それが読み進めていくとどんどん共感しまくって、
片想いの相手を無意識に目で追ってしまうとか、
街で会えないかとうろついたりだとか。
そこからは気付けば少女の頃の自分に戻ったみたいに切なさにキュンキュンしながら一気読みでした。
切ない所のある物語だけれども、主人公が過去の自分にも真摯に向き合って真剣に対峙する少女で、成長を感じるし、好感がもててました。
精神的に未熟で自立できていないからこそ、境界線が引けないというか、
親友同士でもフラストレーションを -
Posted by ブクログ
小学生の晶の目線で兄の達を中心に、マムカ、お父さんや回りのひとたちを描きながら、確かにそうだよね、と思わせる考えがいくつも綴られていた。
自分が当たり前にできることは、皆ができると思い込んでいること、
人の凄さを伝えるのに数字や賞に頼っていること、
やたらとコミュニケーション能力を求められること、
他にも沢山のことを晶の目線で気付かされた。
晶は達を通してその事に気付き成長している。
達は確かに世間のいう「普通」ではない、
でもしっかり晶の兄として目の前に立っている。晶に色んなことを教えて大事にしていた。
私たちが求める「普通」はこんなにもハードルが高いのか?それともしらないうちにどんどん高く -
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表紙絵を描いているみなはむさんの画集を持っていて、表紙絵で衝動買いした一冊。中身も何も知らず積読されていたのを読んだら、とても刺さる物語だった。
その人の良さは、本当に出会った人にしか分からない。そういう人と出会ったことがある人、そういう大好きな、尊敬する人がいたら、共感できると思う。
小学5年生の晶(あき)は、絵がうまくて、頭がよくて、いろんなことを教えてくれる兄ちゃん、達(とおる)のことが、とにかく大好きだった。兄ちゃんが「せけん」に認めてもらえない出来事に出会うたびに傷ついて、兄ちゃんを認めてくれる人と出会うたびに嬉しくなる。とにかく、兄ちゃんが好きなのだ。
「ぼくはぼうっと絵を見 -
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ネタバレ主人公(奈央)の心理描写がいちいち私に刺さった
タイトル『ほころぶしるし』のほころぶは、閉ざしていた感情が表に出ること、それから蕾が花を咲かそうと開くこと、すなわち成長を意味しているのだろう
睦月は、過去の出来事から抱えていた、千恵里や奈央に対するネガティブな感情を、奈央との関わり合いによって捉え直す事が出来た
千恵里は、奈央とぶつかることでこれまで直面してこなかった奈央への感情と向き合い、自分の考えを改めるに至った
奈央は、睦月との出会いをきっかけに自身の過去の行いを悔い反省し、それを通じて自身の行動が変わり、成長した
漢字をところどころ開いてひらがなで記載しているためか、やわらか