高城幸司のレビュー一覧
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社内営業しないでビジネスで成功することはできません。なぜ社内に営業するのか、社内の人は思っているほどあなたに興味がありません。会社の同僚に協力義務がないからです。つまり、上司や部下など同じ組織の仲間に協力してもらうことで、より大きな成果を効率的にまた確実に出せるようになるものです。ポイントとしては、会社の他人を会社の味方にする社内営業です。経営修士を持っている人でも、社内営業をしています。
会社におけるトップセールスマンの記録は全て社内営業から生まれています。自分のやりたい仕事やポジションを手に入れる最高の方法になります。そもそも自分1人でできること自体には限界があります。社内営業そのものは -
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社内政治は避けられない現実である。政治力のない課長に仕事ができないと言うところから始まります。社内政治は必要枠ではなく現実だと言うことです。そもそも、政治と言うものは、善でも悪でもなく、必要悪でもなく、人間が生きている上で必ず遭遇する現実なんです。私たちは日々ほとんどあらゆる場面で、お互いの力関係を計りと集団生活を営んでいます。政治から目を背けるという事は、現実から目を背けるに等しいということなのです。
特に実績と専門知識は自身の影響力を高めるために重要な要素です。うまく立ち回ろうとせず、社内政治と言う長期戦に勝つ方法をこの本を教えてくれます。うまく立ち回ろうとするものは立場を悪くします。八 -
- カート
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試し読み
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感想じゃなくて要約になってる
1 信頼を長期的に貯金する
2 まず相手に与える人間になれ
3 できるだけ議論はするな
4 情報を得よ
5 社内のパワーバランスを把握せよ
1
社内政治は、その場だけうまく立ち回ることではない。他者から長期的に信頼を勝ち取ることが大事だ。少しずつ、根気よく
それが「政治力のインフラ」となる。
信頼を築くのは難く、失うのは容易いという言葉もあり、口で言うほど簡単ではないと思った。
こういったことを地道に積み上げた人間は、いざというときに周りから助けてもらえるのかもしれない。
2
信頼を得る上で大事なのは、相手に与えることができる人間になることだ。
相手の欲しい -
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社内営業の教科書
2017/5/26 著:高城 幸司
社内営業は、業種・業界にかかわらず仕事で大きな成果を出し、自分のやりたい仕事・就きたいポジションを手に入れるためのテクニックなのである。
社内営業とは、上司・同僚・部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事・ポジションを手に入れること。一言でいうと、あなたがビジネスパーソンとして成功するために、会社を味方につけることである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜ社内営業が必要なのか?
②社内に味方が多い人のちょっとした習慣
③相手が喜んで協力してくれるお願いの技術
④影響力の強いキーマンを味方につける
⑤自分を上手に売り -
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ネタバレ・朝の挨拶をしないということは、「あなたは、私が相手にするほど重要な存在ではない」
というサインを送ってるのと同じ。
・実現したい企画→企画の採否に影響力を持つ人に相談
=相談されたことに対して「重要視されている」と感じてもらうこと
(上手に頼み事をするのも相手に重要感を与えることに繋がる)
・相手の得意分野を知っておく。得意分野に教えを乞われると自尊心が刺激される
・できるだけ議論を避ける。議論すると勝ち負けが生まれて負の感情が発生してしまう。
→相手が本人の意思で意見に賛同するように仕向ける
教えてください、と自尊心くすぐる作戦が有効
・部門によって持ってる情報と持ってない情報が -
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ネタバレ会社の管理職(とその予備軍)向けに書かれた、いわゆるリーダー論。サラリーマンでなくとも、組織はどこでもあるから、読むと参考になるかも。
・社内政治は必要悪ではなく現実、避けて通れない
・議論に勝っても政治には負けてはいけない
・かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め
・人にはまず与えよ、しかし善人にはなるな。相手の行動を検証せよ
・私心ではなく、大義で
・立場の弱い人を味方にする
・左遷を左遷にするのは自分
・質の高い休養をとろう
自分がサラリーマン時代に読みたかった逸書。
多くの会社を見てきたからこそ見える鋭い分析。おためごかしの理想論ではない。 -
- カート
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試し読み
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営業の教科書のような本。
最近、営業のスタイルに悩んでいた。どんなスタイルが望ましいのか、上司のスタイルを真似すればいいのか。
でも、それだとやっぱり違う。誰かのスタイルを真似するのではなくて、自分なりのスタイルを、誰かの良い所を紡ぎながら、創っていく。
最近のお客さんへの対応の仕方、全てを思い返して、
自分なりに反省してみた。
そしたら、反省するところが沢山出てきた。
沢山PRするのが、仕事じゃない。
お客さん目線に立って、提案する。
相手の信頼を勝ち取る…今、出来ることをしっかりとしていこう。
気になった所をPick up.
■シナリオ=商談の目的に合わせて必要な営業トークを準備す -
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著者いわく、「営業の仕事」=「自分の魅力を伝える仕事」→「あらゆるビジネスパーソンに有効なポータブルスキル」だそう。
考える営業によってこのポータブルスキルを身につけようという本書。
考える営業とは、その場で考える事ではなく、事前に考えておくということ。
どの業界、業種、商材でも使えるKPIの発想は目から鱗でした。
営業マンにはオススメの一冊です。
以下、備忘録
◆営業の仕事は、考えなくてもうまくいく瞬間があり、それによって「考えない営業」に陥ってしまう。
「なんでうまくいったの?」と聞いてみれば、その営業マンが継続的に売れる行動パターンができているかどうかがすぐに分かる。 -
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7/18【前】「結果」を出すための「行動」の分析の参考にする。付加価値をつけることに注力するリクルートの精神を学ぶ。
【後】「何でうまくいったの?」という問いに対して、明確なノウハウがあれば、その人の行動パターンは仕組み化されていく。つまり、再現性がある。
理由を具体的に説明できるということは、自分がとった行動にきちんとした背景があり、仮説を立てて行動したということ。だから、それで成功していれば何度でも再現できる可能性がある。失敗したとすれば、行動を変えればいい。
「ここまでくれば、勝ったも同然」という成功パターンを決めて、その状況に持っていくための戦略を練ることが「考える営業」だ。どんな -
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センスの無いタイトルに騙されないで読んでみると、めちゃくちゃ素晴らしい内容。たまにこういう本があるから、読書は面白いな。
本書は、若手のビジネスマンに対して、どうやって自分の仕事力を伸ばしていくべきかを分かりやすく教えてくれます。こういった趣旨の本はたくさんあるけれど、「ベストの一冊を挙げよ」と言われたら、僕は迷い無く本書を選びます。
本書の素晴らしいところは、「現実的」なところ。何も出来ない新人が登るべき階段を一歩一歩丁寧に教えてくれます。その階段とは、以下の六段。
①仕事は上から降ってくる
②付加価値をつけて打ち返す
③自分から企んで仕掛ける
④壁打ちする
⑤勝ちパターンをつ -
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2008.12
年末年始 役職者へのオススメ本。
自分がどう評価されているか、
部下をどう評価するか、
上司、部下、双方の立場の人に役立つ本です。
リクルートの6年間連続トップセールスで伝説の営業マン。
人事コンサルティング、企業研修で活躍中の高城さんの新刊です。
「上司にモテれば なりたい自分になれます」
前の会社の退職理由の「ホンネ」の1位は「上司との人間関係」
上司とは「合う」のではなく、「合わせる」
モテ部下の心得、原則、上司に合わせた対応が具体的です。
自分はどう評価されているのか、気になる人も多いでしょうし、
部下の査定をする人にとっても、ズバリ参考になる本です。
私 -
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「近年は、技術革新やイノベーションによって、それまでの基幹事業が急激に傾き始めるケースが多いために、そのような状況変化に苦しんでいるビジネスマンは多いはず」という本書の記述から、ビジネスの転換期に企業も劇的な変化が迫られる中、社内では特に政治的動きが生じやすい。
そうした社内政治にどう対応するかの需要を察知して生まれた本書なのではないだろうか。
特に読みどころと感じたのは、終盤に来る課長のための派閥「学」。
時代劇に見られるような、謀略のようなイメージではなく、社のため、人のため、どう尽くすか。
人としてどう振舞うか、何のために戦っているのか。
そこを大事にしながら、「頭は冷静、ハートは熱く」 -
Posted by ブクログ
著者はリクルート出身。社内だからといって、あなたに協力してくれる訳では無い。その当たり前の事に気づかせてくれた。
周囲を如何に上手く巻き込んで多様な力を集めて大きな仕事を行うか。
社内営業というと「ゴマスリ」とのイメージが強く、ネガティブなイメージがあると思うが、その必要性を素直に認めて、どうしたら皆が自分に快く協力してくれるか?と真剣に考えてみては?との提案。
すると皆が面倒と思うタスク、例えば飲み会の幹事も、前向きに引き受けられるかも(笑)普段話さない人と繋がる絶好の機会。
40代半ばになって、やっと「なるほどね〜」と思う内容かも。若手は自分の力で切り拓けると思う傾向だから、自分も