あらすじ
上司・同僚・部下を味方につけることができなければ、一流にはなれない!
自分のために協力をしてくれる仲間を増やし、
会社のキーマンを味方につけることができれば、
仕事も、キャリアも、人間関係もうまくいく。
そのための戦略とアクション、それが「社内営業」だ!
伝説のトップセールスマンと呼ばれた著者が、
自ら実践してきた社内営業メソッドを初公開!
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Posted by ブクログ
社内営業しないでビジネスで成功することはできません。なぜ社内に営業するのか、社内の人は思っているほどあなたに興味がありません。会社の同僚に協力義務がないからです。つまり、上司や部下など同じ組織の仲間に協力してもらうことで、より大きな成果を効率的にまた確実に出せるようになるものです。ポイントとしては、会社の他人を会社の味方にする社内営業です。経営修士を持っている人でも、社内営業をしています。
会社におけるトップセールスマンの記録は全て社内営業から生まれています。自分のやりたい仕事やポジションを手に入れる最高の方法になります。そもそも自分1人でできること自体には限界があります。社内営業そのものは、ビジネステクニックとしてコストパフォーマンスが良いのです。
まず、お願い事は魅力的に盛り付けてみてはいかがでしょう。相手の自尊心をくすぐる行為です。少しオーバーに褒めてみて、やったほうが得と思える匂いをさせるのです。頼み事も上手にラッピングすれば相手にとってのプレゼントになります。やってみたら面白いかもしれない、魅力的な仕事だと思わせたら勝ちです。
自分を上手に売り込む、パーソナルブランディングも大切です。会社の中は、どんぐりの背比べ、会社の仕事にあの人にしかできないものはほとんどないのです。選ばれるのは、彼に任せたい、彼女が適任だとみんなが言っていると思われた人であり、それがパーソナルブランディングです。自分自身の認知力を高めます。
やりたいと手を挙げること、やってみると指名される事は全然違います。積極的姿勢だけでは評価されません。積極性が評価されるのはその仕事をやり切った人に対してです。やってみるには免責条項が付いています。仮に仕事が成功しなかったとしても、それは自分の責任ではなく任せた上司の責任であると言うことです。
自分を売り込んでくれるエージェント
第三者からの推薦は本人の推薦より聞きます。これは本人よりも第三者から聞かされた情報の方が信頼性が増すと言うウィンザー効果と言う心理学のものです。つまり誰かに言ってもらうことです。
エージェントにふさわしい人の3条件があります、1つ目は常識、2つ目はしがらみがないこと、3つ目はそれなりに仕事ができることです。SNSのフォロワーが多い人は、ネットの影響力が強いのと同じように、会社でフォロワーが多い人はエージェントとして魅力的なんです。
あの人にやらせたいと思わせる実績や意思の伝え方、優秀さより差別化を売りにしましょう。みんなでつかんだ大きな成果より、1人でつかんだ小さな成果の方が第三者は評価してくれます。実績のインパクトは伝え方でがらりと変わるということです。課題を発見し、それに対し素早い行動を見せ、そしてその結果を数字でインパクトにアピールすることです。また、それを達成したことによる人脈や手柄はどのようなものだったか、それを1人独り占めせず、共有した姿勢をアピールすることが大切です
実績や能力の嘘は当然NGですが、盛り付け自体は禁止されていません
Posted by ブクログ
社内営業の教科書
2017/5/26 著:高城 幸司
社内営業は、業種・業界にかかわらず仕事で大きな成果を出し、自分のやりたい仕事・就きたいポジションを手に入れるためのテクニックなのである。
社内営業とは、上司・同僚・部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事・ポジションを手に入れること。一言でいうと、あなたがビジネスパーソンとして成功するために、会社を味方につけることである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜ社内営業が必要なのか?
②社内に味方が多い人のちょっとした習慣
③相手が喜んで協力してくれるお願いの技術
④影響力の強いキーマンを味方につける
⑤自分を上手に売り込むパーソナルブランディング
⑥社内営業の達人になるヒント
おもしろく、わくわくしながら読み進めた本書。
社内営業が自分が得意かどうかと言われれば得意ではないというか不得意である。
しかし、自分に必要かどうかと言われれば必要と声を大にして言える。マイナスに社内営業を捉えるのではなく、自分だけが良くなるのではなく、周りへの貢献もしっかりと行うということと長い目で見れば属する組織・企業も良くしていくことになれば周りもハッピーにもなる。
4月は新しいことにチャレンジするにはもってこいのタイミング。今年の自分に課したキーワードである人脈を外と中を十二分に意識しながら本書を根底として必要によってはがつがつ取り組んでいきたい。
Posted by ブクログ
著者はリクルート出身。社内だからといって、あなたに協力してくれる訳では無い。その当たり前の事に気づかせてくれた。
周囲を如何に上手く巻き込んで多様な力を集めて大きな仕事を行うか。
社内営業というと「ゴマスリ」とのイメージが強く、ネガティブなイメージがあると思うが、その必要性を素直に認めて、どうしたら皆が自分に快く協力してくれるか?と真剣に考えてみては?との提案。
すると皆が面倒と思うタスク、例えば飲み会の幹事も、前向きに引き受けられるかも(笑)普段話さない人と繋がる絶好の機会。
40代半ばになって、やっと「なるほどね〜」と思う内容かも。若手は自分の力で切り拓けると思う傾向だから、自分も含めて。
Posted by ブクログ
これから営業として仕事を始める事になり、ノウハウ本をたくさん読もうと思う。 まずは社内であっても社外であっても人に誠実に思われることが認められることへの第一歩
Posted by ブクログ
ビジネスにおいて、目指す目標を達成する上での社内営業の重要性、
またそのやり方、進める上での注意点を詳細にわかり易く書いた内容。
「いかにしたたかに進めるか」この重要性がよくわかるとともに、
決して遠慮する必要などないことも理解できた。
媚びととるかどうかはある意味、自分の気持ち次第。
周りの目を気にしつつも、いくつ意識していきたいと考える。
Posted by ブクログ
トップセールスマンが大切にしている働き方とは何ぞやと思って読んでみた‼︎
第1〜6章まで具体的で分かりやすい。私自身は、営業部でなく営業部を支援する類の部署に勤務していたが、ここで書いてあることは、どれもご指摘どおりだと思った。様々な営業マンと接する中で、この人と一緒に仕事したくなるな〜と感じる人がいる一方で、もうこの人とはなるべく関わりたくない!って感じる人がいて、その感覚は私だけでなく、私の部署で働く上司や同僚ほぼみんな同じだった。どんなに優秀でも一人でできることは限られていて、専門部署と上手く連携しなければ成功はないのに残念だなーって人をよく見ていた。
社内営業って聞くと、ゴマスリとかせこいイメージがあるけど、この本で書かれてることは、社内営業とは誠実な対応であり、会社で働くことが楽しくなる秘訣だということが分かる。「ゴマスリなんかしないぜ!」ってタイプの人も一度読んでみてほしい。例えば、お手伝いした立場としては、その後、結果がどうなったのか気になってるのよ?丁寧に報告してると成功であれ失敗であれ、次に繋げるし、何より嬉しいんですよ。「社内営業」とは、組織で働く上で重要というより不可欠なことがたくさん学べるから。
Posted by ブクログ
【概要】
社内営業をすることで、上司、同僚、部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事、ポジションを手に入れることが出来る。また、社内営業をすることで人間関係が良好になり、会社で働くことが楽しくなる。
①社内営業の必要性
②自分の為に協力してくれる社内の見方を増やす
③喜んで仕事を手伝ってもらえる「お願いの仕方」を身につける
④強力な後ろ盾、知恵袋になってくれるキーマンを味方につける
⑤自分の能力や意思を上手く伝えて仕事やポジションを手に入れる
⑥社内営業の上級テクニック&落とし穴を知っておく
→・うまくいったとくほど下働きを引き受ける、敵を少なくする
・タイミングが悪い社内営業は逆効果
・味方の数が増えたら人をつなぐハブになることも考えてみよう
・社内営業を「する」ことで得られた恩を、社内営業を「された」ときに返す
・自分のできる範囲で協力する。全力で期待に応えようとしてしまうと見返りを求めてしまう
Posted by ブクログ
社内営業の大切さ。
・人と仲良くなるには1回の「すごい話」より3回の「たわいもない話」が効く。
・社内行事は味方作りのボーナスステージ
いやらしさを感じるが大切なことだろう。