出雲充のレビュー一覧
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読んでいて、凄く面白かったし学びになった。
卒業するまでの出雲さんの思いに激しく共感した。
私は社会に貢献したいという気持ちは強いけれど、貢献している人の裏には物凄い努力があることを見ていなかったなと気付かされた。実力主義で能力主義的だったなと思った。努力したから成功するわけではないだろうけど、成功するためには努力をたくさんしなきゃいけないなと改めてわかった。
成果を上げた人にやはり視点を置きやすいが、この本を読んだことで、注目されなくても社会に貢献することはできるんだなと知れた。それまでミドリムシを研究していた研究者、大量培養に成功した鈴木さん、事業化した出雲さん、同志者、いろいろ。自分の成 -
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ネタバレ筆者は「国連に入って世界から飢餓をなくしたい」と考えていましたが、東大在学中の海外インターンシップで想像と異なる現実を目の当たりにします。
そこから、「ビジネスを通じて飢えに苦しむ人に十分な栄養を提供したい」という思いに変わります。
そして、あるきっかけを機に、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の食料資源化の可能性を知ります。
当時、ミドリムシの培養は技術的に非常に難しく、成功した例が世界にもありませんでした。
それでも、就職した大手銀行を1年で辞め、東大の後輩とともに、2005年にバイオベンチャー企業「ユーグレナ」を立ち上げます。
創業の時点ではミドリムシの培養技術が確立する見込みは -
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ネタバレ1.ミドリムシが食べ物として売られていることは知っていたのですが、燃料になるということは知らなかったので、思わず購入しました。
2.著者が「国を救いたい」と言った一言から始まったミドリムシビジネスが数多の失敗を乗り越えて成功するまでに至る自叙伝です。
著者自身、銀行マンとして1年働いたが、夢を追うために退職し、相棒の鈴木さんと共に、ミドリムシについての研究を重ねていきます。真剣に取り組むにつれ、大学の先生方などに協力をしてもらい、大量培養に成功する。しかし、親会社に強制捜査が入り、全ての会社が相手にしてくれなくなりました。そこから、どん底を経験して復活を果たしていく物語です。
3.自分が印 -
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魚に含まれるDHAをはじめ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸類等、実に動植物両方の栄養素を59種類も作ることができるミドリムシ。様々な食品や飲料に混ぜることができるので、栄養不足に悩む発展途上国の救済や、人口増加に伴う世界の食糧問題の解決策となるのではと期待されている。Co2を取り込んで太陽光による光合成を行うことができるため、地球温暖化問題におけるCo2削減の救世主としても注目されている。さらにロケットやジェット機の燃料としてなど、エネルギー危機の解決にも役立つという、まさにスーパーマルチお役立ち的生物なのだ。
このミドリムシとともに地球を救うことに人生をかけた一人の青年が、運命的な人との出会い -
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時代の最先端を行くCEOたちがなぜ成功したのか、何を読み、いかに考え、どう仕事に役立てているか、を知りたくて読んでみた。
・堀江貴文:「人生で影響を受けた本はない」と否定しているのは、堀江節ってところか。ただ読んだだけではなく、読んだ感想をアウトプットする習慣をつけるといい。
・佐藤航陽:リーンスタートアップは変化のスピードがあまりにも速くなったために役に立たない。未来を先回りすることが大切。人間の感情、お金、テクノロジーの3つのベクトル。特にテクノロジーに対する理解
・出雲充:神田さんの本に書いてあることはすべてやる。本を実際に読んで実行する10人のうちの1人になる。
・仲暁子:ビジネス書の -
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現代の注目されるベンチャー企業の若手CEOたちが愛読書を紹介してもらうという、何とも安易でありがちな企画本。
登場するCEOの有名ドコロとしては堀江貴文、森川亮(LINEの生みの親)、出雲充(ミドリムシエネルギー)など。トップを切るのは堀江氏だが、この人はCEOというより、今やタレント兼フリーライターだ。さすがに本の紹介力は他のCEOを圧倒。紹介する本はどれも読んでみたくなる。しかし、彼にとっては本の紹介も本業の一つ。多忙な時間から読書タイムを確保している他のCEOとしては、比較されるのがつらいんじゃないのかね。
また、彼らCEOが率いる企業は安定的な地位を確立しているわけではない。数年後