植田統のレビュー一覧
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ジョブ型雇用に備えていかなければ、しがみつく(会社だったり、国の政策など)個となるとの現実を突きつける内容から始まる。個人的には日本の終身雇用や年功序列、新卒採用の歴史的変遷が理解できたところが大きく、とにかくわかりやすかった。
1960年〜70年代に出来上がった日本のメンバーシップ型は軍隊の退官からなぞったものである。そして、中高年管理職(ここでは男性)のポジション確保の為に高卒、短大卒の寿退社してくれる女性を採用した70年、80年代、そして時代は流れ、非正規雇用、成果主義となる→結局は中高年のモチベーション低下。読み進めながら、納得できる。現在、リカレン教育、リスキリングが様々な経済誌など -
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基本的なことがわかりやすく書いてあった。
*嘘をついてはいけないが、自分の状況をすべて伝える必要はない。
*相手のことをよく調べる、相手の話を鵜呑みにしない。話の裏を取る。
*交渉の場に漫然と望まない。自分の状況と相手の状況をよく把握し、相手の望むも事と自分の望むことをはっきりさせておく。対立軸を見誤らない。
*落としどころを事前に考える。かといってそれに縛られてはいけない。
*スケジュールに余裕を持つことは大切。焦って決着をつけてはいけない。だが、いたずらに時間をかければいいというものでもない。
*感情に流されてはいけない。
*過去の投資や労力を惜しんではいけない。 -
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サラリーマンは60歳でもう終わり。
あとは自分の力で生きていくしかない。
★60歳の壁を打ち破って現役を続けるためには、
自分ひとりの力で何らかの仕事を立ち上げるしかない。
★60歳の壁を打ち破った人の特徴
1.会社では60歳で生前葬のため、組織には頼れない。
組織に頼らず、自分ひとりで生きる覚悟を持っていること。
2.人を大事にすること。
3.ビジョンとそれを実現できるスキルを持っていること。
4.決断力があり、実行力があること。
5.勉強熱心だということ。
6.皆明るく健康で、いかにも元気そうであること。
★80歳までの戦略を構築する。
1.自分の専門分野を見つける。
2.ターゲットを -
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ネタバレ20植田統『絶対に負けない交渉術』(2013)
交渉:お互いにとって公正な妥協点を探るプロセス
ビジネス経験ある弁護士という希少性
交渉で大切にするべき5要素
1お互いの置かれた立場
2金銭的利害
3時間的制限
4オプションの有無
5感情的対立
@cpa_1992
交渉のポイント
1内容理解できない場合取引しない
2相手が熱を持ったら時間を置くか話を聞く
3オプションを持つ
4結論が見えるまで、お金や時間は分散投資
5望む結果を明確に伝える→相手との差の調整が交渉
6ハイボール戦術:交渉のボールの肝心な部分は相手
@cpa_1992
続
7交渉後にデザートをつける
8交渉の5大要素は絶対に -
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どう自分の力をつけていけばいいか、社会人の勉強法として非常に参考になった。
試験に合格したいなら、まず試験問題を見て、その傾向と対策を考えること。基礎からやらない。
勉強を始める前に、何が求められているのかを考える。
↓
それを満たすための最短距離を見つける。
↓
最短距離が見つかったら、他人の勉強法には惑わされることなく、一直線にゴールに向かって勉強する。
終わりに著者が述べているポイント
1、勉強の対象を間違えないこと。
2、勉強のための勉強ではなく、仕事に役立てるための勉強をすること
3、効率を重視し、すぐに自分の仕事に役立てることができるような勉強をすることが大事。つまり仕事と -
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ネタバレアメリカでは3階層に階層化されている。
事務系ならMBA、技術系なら修士を持った人たちが幹部候補生。中級職員はノンエグゼンプト=定型的な職務、ブルーカラー労働者。
employment at will(意志による雇用)=どちらも退職、解雇できる。常にネクストジョブを意識する。3年で一回程度の転職は普通。学生はインターンシップで経験を積む。
年齢制限は違憲。医者が高収入。
ジョブ型ではスペシャリストがだけが稼げる。
日本では未経験でも仕事ができるよう大部屋式。
会社のメンバーらしさが査定=長時間労働と忖度文化を生む。スキル重視よりも他部署との調整重視=面皇女列を生む。日本の給料が安いのは専門的 -
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今後の日本における労働市場の変化が、記されていた。時系列に沿ってロジカルにかかれているので納得感を持ちながら読み進められた。
専門性が求められるジョブ型雇用が促進される(と予想される)世の中で、「自分は何者」として生きていくのか。問われた。
まずは、海外生活をして日本以外の文化に長期的に肌で触れたい。その上で、上記のようなグローバルスタンダードなビジネスキャリアを歩むのか、はたまた日本的キャリアで成り上がるのか、またはフリーランス等で、資格/実績よりも人脈を大事に生きていくのか。この三択の区切り型が適切かも分からないが、まずは選択肢の解像度を上げるところから行っていきたい -
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・2025年に大リストラ開始
・2027年に学び直しが過熱
・2029年に若手社員の転職が激増
・2031年にサラリーマン超格差社会に
・2033年に社長は外国人・女性の時代に
・2037年に若手社員が大量流出
・2039年についに年金崩壊
・2041年にスタートアップ企業が急増
・2043年にサラリーマン消滅
※キャリアの築き方
キャリア・ビジョンの設定
↓
キャリア戦略を立てる(メンター、ヘッドハンター)
↓
自己投資
↓
マインドセット
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行動
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転職
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キャリアの見直し
※ビジネスマッチングサービス
yenta、バーチャルランチクラブ、bosyu
※学習サービス
proga -
ネタバレ 購入済み
東大卒でも
大変参考になりました!東大卒の方でも、40歳を過ぎると効率を重視して自身の勉強に活かしてるのがよく分かりました!何歳になっても勉強時間は長く保ちたいものですが、やり方次第で十分試験に間に合わせられるのが分かってとても安心しました。本書は自分の勉強方法を見直す意味でとても意義のある文章だったと思います❗