菰野江名のレビュー一覧

  • まどろみの星たち

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    4.2
    夜間保育を舞台としたお話
    保育園って、子供たちだけじゃなくて生きていくための家族のためにあるんだなぁとしみじみ
    夜に預けざる終えない人たちもいるし
    保育士の仕事がリアルに、丁寧に描かれていてよかったです

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    2026年07月10日
  • さいわい住むと人のいう

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    2人の姉妹のお話。こんな豪邸でなぜ亡くなってしまったのか。1人の男性が2人に出会うことで物語が始まります。読み進めていくと、2人の姉妹の生き方について考えさせられます。なんだか孤独に見えてきたり、、でも2人にとっては幸せだったり、、。いろいろ考えちゃいました。

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    2026年06月29日
  • まどろみの星たち

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    子育て上手くいっていると思っている人もいない人も励まされる一冊では。
    全く関係のない私でも、最後は涙…。
    正解がないから難しそうですね。

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    2026年06月29日
  • まどろみの星たち

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    リアルすぎる…
    保育園にいる子供たちも、その子供を預ける親も、保育士さんもみんな一生懸命だと。
    自分のキャリアと家計と子育てを、いろいろ悩み考えながら、時には誰かに頼りながら私自身も成長していきたいと思った。

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    2026年06月14日
  • まどろみの星たち

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    ネタバレ

    この小説で初めて24時間営業の保育園の存在を知った。夜働く親にとってはこういうところがあると助かるよな。
    主人公は夜寝ることができなくなって、夜勤がある保育園で働くことになったのだけれど、働くうちに保護者にもいろいろな事情があることを実感として学んでいく。
    保育園が今日の「つづき」になりますように。すごく素敵だと思う。子供は世界の宝。それだけは間違いない。
    まとめるとものすごく良かった。最高。

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    2026年06月07日
  • まどろみの星たち

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    夜働く人がいるのだから、夜に預かる保育園も必要。
    だけど、子どもは?
    親に寄り添う理想の保育園だけど、それでも切ない。

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    2026年06月05日
  • まどろみの星たち

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    24時間営業の保育園の現状と、預ける親御さんの状況が交差する現実味を帯びた小説だった。
    その現状を自分が親を亡くして育った環境とリンクさせて描かれているところが心に突き刺さりました。
    いろいろな現状があり、とても面白く読ませていただきました。

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    2026年06月04日
  • まどろみの星たち

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    新宿にある、24時間営業の保育園のお話。
    ここに子どもを預けるのは、外国人だったりキャバ嬢だったり医療関係者だったり、それぞれ事情があります。
    そこで、夜眠れなくなった事情を抱えた文乃が保育士として働き始めるところから物語は始まります。
    前半は育児に慣れない母親達の問題を文乃が解決していく様な爽やかな物語が続いたのですが、後半は雰囲気が変わってきます。
    どうしても母親達の至らなさが目についてしまう文乃が、自宅で子どもを預かることになり、子どもを一人で育てるのがいかに大変か、そして心細いものかということを体感していきます。子どもは親だけで育てるものではない、サポートするのが園の役目、親も頼ってい

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    2026年06月02日
  • まどろみの星たち

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    早くに両親を亡くした文乃先生が働く、24時間保育の認定保育園が舞台となったお話。
    途中ハラハラする場面もありつつ、先生たちが子どものことを深く考え、でもお母さんたちの味方でもある、素敵な保育園なんだなと心が温まった。
    現実にはなかなかなさそう。

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    2026年05月31日
  • つぎはぐ、さんかく

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    あまり多くを語らない主人公の目線で進んでいく。謎が多くてもどかしいけど読んでいくうちに少しずつ明らかに。周りの人に恵まれたね。幸せになってほしい。

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    2026年03月15日
  • さいわい住むと人のいう

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    豪邸に住む、高齢な姉妹。何不自由ない暮らしをその齢まで続けてきたのかと思いきや。。

    姉妹の一生を20年ごとに振り返っています。千絵の章では、姉妹の強さや優しさがよく伝わってきて、なぜここまで皆に慕われているのかが垣間見えます。

    その強さや優しさがどんな風に形成されてきたかが、読み進めるにつれわかってきます。恵まれた環境とは言えない中で必死にもがき、どうにか自分なりの信念や幸せを見いだしていく。

    姉妹に課された究極の選択には絶句しました。昔だったら、けっこうあり得る話だったんだろうと納得できるくらいなのが、リアルで残酷でした。私だったらどうしたのだろうと考えました。どうにか姉妹に押し付けて

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    2026年01月18日
  • さいわい住むと人のいう

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    2024年をスタートに、その後20年ずつ3回遡りながら進められる二人の姉妹の物語です。最初に結果が有って、その原因が少しづつ明らかになって行くミステリー的手法。「まだ若い作家さんがこのようなテクニックに頼るのは如何なものか」と思いながら読み進めて居ました。その位、序盤はあまり見るべきところが無い。
    ところが終盤、姉妹の心理的葛藤が描かれ始めたところから、グッと締まってきます。自分の為に妹を犠牲にした姉と、意外にもその生活に安逸を見出した妹、という表層から一歩踏み込めば、"妹の為"という隠れ蓑の下で結局は自分の希望を追い求めた姉。そしてさらにその裏には・・・・そんな葛藤が見事

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    2025年12月20日
  • さいわい住むと人のいう

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    戦争孤児の姉妹の物語。
    厳格な姉と素直な妹。時代が違えば屈託のない人生が送れたであろう二人。でも、苦労の多い人生が幸せではなかった、とは言い難く。厳しい生活ゆえに得られた幸せというものが丁寧に描かれており、じわじわと胸に迫ってくる。現代でもDVに苦しむ女性を描き、時代が変わっても女性を取り巻く困難に目を向けている。しかし、作中の人物に語らせているように、フェミニスト的な視点ではなく、不当な扱いを受けている人がいることが許せない。という根源的な感情から物語が出発している。そして最後にはかっこいい生き様だった、と二人の生き方を肯定しており、読後感もよい。
    時間の切り取りも上手く、読み応えのある作品

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    2025年11月26日
  • さいわい住むと人のいう

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    2人姉妹の人生に寄り添った物語。

    桐子さんと百合子さんは、お互い相手のしあわせを願いながらも、きちんと自分の人生を生きていたと思う。
    自分が生きている日常は、自分で気づいていないだけで、ちょっとしたしあわせの積み重ねで成り立っているのかもしれない。

    青葉くんととこんな繋がりがあったんだと、とても気持ちが暖かくなった。

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    2025年10月10日
  • さいわい住むと人のいう

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    豪邸で静かに暮らし、同じ時期に亡くなったふたりの高齢女性。
    幼い頃は戦争孤児として辛い生活を送った姉妹でもありました。その体験が、姉の幸せを頑なにして、妹は姉の頑なさが枷でもあり励みでもあり。
    それぞれの「幸せのかたち」を描く優しい物語です。

    さいわい住むと人のいう―空の彼方ではなく、積み重ねてきた日々の足元にこそ幸せはあったのだと、静かに気づきます。

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    2025年09月06日
  • さいわい住むと人のいう

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    読み終わって
    なるほどそういう作品構造なのか‥時系列で話が進まなくてもより物語が立体的に構成されていて感心した。確かに人生まっすぐな時の流れで生活してるけれど、頭の中では、あっあの時のはこれか?とかいまさらながらあのことはどういう意味だったのだろうと、時間が過去と現在、未来、行ったりきたりしながら思考しつつ生きている。顔、性格、しぐさ、生活習慣全てに過去と本人が願う未来が錯綜し現れてる。浮遊する時間を楽しめる作品でもあった。

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    2025年08月28日
  • さいわい住むと人のいう

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    初めての作家さんです。

    淡々と進んでいく日常の中で
    大きなお屋敷に住む二人の女性
    桐子さんと百合子さん姉妹の一生のお話です。
    二人は
    3歳と1歳で戦争孤児になり、
    親戚や知り合いの方々の家を転々としながら、いつか二人の家を持とう。それを目標に頑張って日々を生きていました。
    その夢を叶える背景には
    二人それぞれの人生模様もいろいろあり、いろいろな葛藤がありながらもお互いを思いやり、貫いていく信念があり、
    それぞれの形を作っていく。

    なんだか、人物像も周りの景色も素敵なお屋敷の様子も、
    ドラマや映画のワンシーンを見ているかのような、そんな気持ちに何度もなりながら読んでいました。
    私は、戦争は知

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    2025年08月20日
  • さいわい住むと人のいう

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    幼い頃戦争で両親を失い、親戚の間を転々とした姉妹がいつか一緒に住むことを夢見た終の棲家。

    姉は教師となり、妹は世話になった親戚の精神薄弱な息子の妻となり20年間を別々に過ごす。
    長女であることを強いられた姉は、妹との約束を果たすべくひたすら働きひたすら蓄財に励む。
    一方の妹は障害を抱える夫との生活に小さな幸せを見出す。

    妹の夫が死に、還暦を過ぎて姉が建てた夢の一軒家に同居する二人。
    全く別の人生を送ってきた二人にとって同居が本当に幸せなのか、との問いは切実だった。
    同居した20年間に、姉を頼ってくる人々に妹は姉の教師としての人生を想い、姉を支え日々の家事をこなす妹に姉は主婦としての妹の人生

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    2025年08月01日
  • さいわい住むと人のいう

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    桐子と百合子の過去を遡っていった先には、戦争孤児として寄り添りあいながら、何軒もの親戚の家を居候して生き続けた姉妹の姿があった。孤児であるが故に意図しない形での結婚を強いられた百合子が夫であり知的障害者の洋次に慈愛の気持ちを持つようになっていく一方、桐子は、勤勉に教職に励み豪邸を建てるまでになるが、気持ちは百合子を背負って戦火を彷徨っていたのかもしれない。戦後復興を果たしていく日本社会の構図の変遷の中、2人の心の変遷も対照的だった。戦後の変遷を生き切った2人は晩年、DVなど今の日本社会下で喘ぐ人達を救う。

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    2025年07月29日
  • さいわい住むと人のいう

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    戦後間もなくからのふたりの姉妹の物語。
    大きなお屋敷に住む高齢のふたりの姉妹を市役所の職員の青年が挨拶に訪れたところから物語が始まる。
    この姉妹はどうやら二人きりだとはわかるが、なぜそうなったのか、彼女達の人生に何があったのか、登場人物の過去に坂戻って明らかにされていく。
    何とも遣り切れない事実が見えてくる。
    特に妹百合子の人生は、どう言っていいのかわからない。でも本人は結果として幸せな人生だったと悟る。
    そして姉の桐子の人生も壮絶だ。何か楽しいことはあってのだろうか、と心配になってくる。いつも背筋を伸ばして、誰からも後ろ指を差されないように必死で生きてきたように見える。
    この姉妹の行き着く先

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    2025年07月26日