菰野江名のレビュー一覧

  • まどろみの星たち

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    ネタバレ

    ここは夜間保育園__。
    「諦めないで。大丈夫。代わりに私たち保育士がいるんですよ」

    「夜間保育園」とは知っていますか?

    夜間保育園とは、夜に働く人のための保育園。
    (ex)外国から来た人、飲食、医療従事者、シングルの親、夜の仕事

    私は、子育て経験もないので、本作で、初めて夜間保育園を知りました。

    本作は、24時間体制の保育園で夜間保育士として働く文乃が主人公として描かれている。

    実際、保護者や子どもなどの問題はたくさんあり、厳しい現実の描写もあった。
    かなり細かい描写があって、これは取材の賜物だなと圧巻されました。

    本作は、連作短編集で読みやすい作品です!

    最後の章 「ほし組 内

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    2026年04月04日
  • まどろみの星たち

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    子供が保育園へ行く気持ち、働く親としての責任、優しい保育士さん。すべて一冊に凝縮されています。入園されている方はもちろん、子どもが産まれたばかりの方にもおすすめです。
    読みやすく、時に心に刺さるようなことばがあり必ず読んだ方の心に響く言葉があると思います。
    私はいま育児で悩んでいたので、うまくいかなくてもいいんだなと前向きな気持ちになりました。
    オススメです

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    2026年03月25日
  • さいわい住むと人のいう

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    これは2人の夢のお家だったんだ
    ただの豪邸じゃない
    2人の姉妹の時にすれ違いでも心が通じ合っている
    姉妹って素敵だなと感じた

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    2026年03月23日
  • つぎはぐ、さんかく

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    2026の一月ですでにベストバイなのでは!?と思うような作品に出会えました。
    お惣菜屋さんを経営している仲良し3人家族のほんわか人情小説かと思いきや、3人とも意外な人間関係の繋がりで…?謎が気になってミステリーのようにグイグイと読ませてくれる作品でした。
    もちろんミステリーやサスペンスじゃないので人は死にませんし、なによりお惣菜のが美味しそうなのは間違いなし。
    きっとこの作者さんは、食事や、その支度、生活音に愛情持っている方なのかな、と思わせる文章が「読んでいる」のに「耳に心地よい」ように思えて実に素敵でした。次回作も楽しみです。

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    2026年02月28日
  • さいわい住むと人のいう

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    老齢の姉妹の人生を20年ずつ振り返って進む物語。
    誰だって幸せになっていいはずなのに、どうしてそれを求めるのがこんなに難しいんだと、もどかしく苦しく感じながら読み進めた。
    お互いを思いやりながらも、だんだんとすれ違ってしまう。
    どちらも間違ってないのにどうしてゴールが違ってしまうのか。

    いつの間にか2人の夢は1人の夢になっていた。
    それがどうしようもなく切なかった。
    けど、切ないけれど、悲しいことなのかな?
    月日の流れとともに考え方や矜持、過去の捉え方などは変わるもの。
    その時その時を2人は2人なりに一生懸命生きて、なりたかった自分を手の入れたんだと思う。
    最後の章で笑い合う登場人物たちに

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    2026年02月25日
  • さいわい住むと人のいう

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     強い人ってどんな人だろう。どんな側面でもいい、自分に対して、自由である自分を、見つけたいと思えた作品。

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    2026年02月19日
  • さいわい住むと人のいう

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    ネタバレ

    とっても良かった...
    押し付けられた結婚でも、しっかりと愛があった百合子さんと洋次さんに涙止まらない...
    孤独ではあれど、人を助け、人に頼られる桐子さんの生き方も素晴らしいし、お互い覚えていない頃にも千絵さんと重要な交流があった下りにも痺れたし、ずっと目に涙溜めながら読みました。
    素晴らしい物語をありがとう...

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    2026年02月08日
  • さいわい住むと人のいう

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    面白かった。時代をさかのぼって視点が変わって、二人の姉妹の人生とそれに関わった人生が少し交差して。お互いを支えるつもりで、がんじがらめになったのかな。親子ならそのうち子供は巣立つと思えるけど、姉妹だとなあ。あの時桐子が結婚していたら、また違う人生があったろうに。自力で暮らせる力を持てるまで、守ってくれる誰かがいないと、なんて心細いのか。でも千絵母子の人生を救ったのはあなたたちだよ。この人生もきっと悪く無かった。

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    2026年02月04日
  • さいわい住むと人のいう

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    ネタバレ

    ひっさびさに、表紙とタイトルに惹かれて。
    前情報なんて何も入れずに、作者の菰野さんという方も知らずに読んだ。
    とっても泣いた。
    すごく魅力的なキャラクターばかり。
    少しさみしいけれど、悲しくはない。不思議な話。
    素敵なお話を、ありがとうございました。

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    2026年01月25日
  • さいわい住むと人のいう

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    御殿のような大きな家の庭に立つ二人の女性が、暖かな春の陽射しの中、満開の桜を見上げている。

    これは一瞬で目を奪われた表紙に描かれているイラスト。

    二人の女性は香坂桐子と百合子、高齢の姉妹だ。
    姉の桐子は元教師らしく厳しさがあり、妹の百合子は柔和でお茶目な雰囲気がある。

    この見た目も性格も違う姉妹は、いったいどんな人生を歩んできたのだろう。



    二〇二四年の初夏、二人の姉妹がこの御殿で同時に亡くなる場面から物語は始まり、時を遡って姉妹の過去が描かれていく。
    戦後という時代背景もあり、辛く厳しい人生ではあるけれど、幸せになることを夢見て…

    同じ夢を見ていた桐子と百合子はそれぞれの人生を歩

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    2026年01月11日
  • さいわい住むと人のいう

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    全然存じ上げなかった作家さんでしたが、可愛い表紙に惹かれて♡

    地域福祉課に赴任してきた青年の青葉が この人には会っておくといいと紹介されたのは豪邸に住む、老齢の桐子と百合子姉妹だった。
    来た事なんかないはずなのに なんとなくこの豪邸に懐かしさを覚える青葉。
    そんな出会いの後すぐ、桐子と百合子が2人揃って同じ日に亡くなっているのが見つかった。

    え?ミステリー?と思ったけど、そうではなかった。
    戦争孤児であった2人の人生を20年毎に 遡って紐解いていく物語。
    夢を追いかけて飛び出し、人の幸せのお手伝いばかりして生きてきた姉、決められた道でささやかな幸せを見つけ生きてきた妹。
    淡々と穏やかに

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    2025年10月15日
  • さいわい住むと人のいう

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    戦争孤児で親戚中を転々とし、ひっそりと力を合わせてきた姉妹。
    世話をしてもらった家の障がいのある次男との結婚を促される姉、だがその代わりに妹が結婚することに
    姉は身代わりになった妹とその不幸から逃れる為に教師として自立しお金を貯めて理想の家を建てる事を目標とする。
    可哀想に思っていた妹は実は夫との生活の中で幸せも見出せるようになると、理想の家の為に走り続ける姉と歪みが…
    不遇な子供時代を取り戻す事が目的だった理想の家、と姉妹、その姉妹を取り巻く人々。
    それぞれにみんなが幸せになる事を目指し、思いを寄せて、妹の百合子の作るいなり寿司も良い味が出ていると感じた。
    姉の桐子、妹の百合子、タイプは違う

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    2025年09月25日
  • さいわい住むと人のいう

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    2024年、豪邸に住む老姉妹。2人の死から物語は始まる。そこから20年、更に20年、又20年、と時代は遡り、姉妹の歴史が明かされる。幼い頃の数年の記憶や経験はその後の人生にかなりの影響を与えるんだなぁと、自分自身を振り返っても共感するところが多かった。けど、例え苦しい時代を共に過ごした姉妹であっても、人生はそれぞれ。環境や生き方が異なってしまえば、価値観も変化してくる。それでも姉妹それぞれがお互いを大切に思いながら、自分自身の幸せを模索していく。姉妹がお互いを思う気持ち、姉妹だからこそ言えない言葉、気持ち。姉という責任、妹という役割。あぁ、もどかしい。
    ご縁のあった親子が絡んで、とても興味深く

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    2025年09月15日
  • つぎはぐ、さんかく

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    最近にしては珍しく一気読み。

    おにぎりの話じゃなかった。
    自分を自分として受け入れること。嫌だったことに向き合うのも、それを許すのも義務じゃなくて、自分が感じたままの気持ちを肯定するだけでいい。

    マァずっと優子ちゃんがいい人すぎて。本当に。なんか焦点当たって欲しいというか報われて欲しいというか。

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    2025年03月09日
  • つぎはぐ、さんかく

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    弁当やを営む3人の兄妹が主人公。3人でうまく家庭を回しているが、進路などでぶつかったり。ほのぼのだけど成長もあり、面白かった。

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    2024年02月13日
  • つぎはぐ、さんかく

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    人の優しさが溢れた作品。小さな時からつらい境遇でこうするしかなかった3人が、きちんと悲しさと向き合って自立していく様に胸が熱くなった。

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    2025年12月28日
  • まどろみの星たち

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    早くに両親を亡くした文乃先生が働く、24時間保育の認定保育園が舞台となったお話。
    途中ハラハラする場面もありつつ、先生たちが子どものことを深く考え、でもお母さんたちの味方でもある、素敵な保育園なんだなと心が温まった。
    現実にはなかなかなさそう。

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    2026年05月31日
  • まどろみの星たち

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    ネタバレ

    眠れない子供達を眠らせた成功体験と思いきや

    まったく違いました。いろいろ事情で夜中子供預けなければならないおとなたちや、保育を可能にしている保母さんの物語。と思いきや。

    言葉で並べると文乃さんは結構辛い人生を歩んできているのだが、あまり感じさせない。それより今で悩んで眠れなくなっている辺りはそうだなあっって共感したり、成くんの話は悲しくない物語なのに「ウルッと」きたり。

    なんだか不思議な小説でした。あまりにも意外性がなかったので星4としましたが5でおかしくなかったなと思っています。

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    2026年05月19日
  • まどろみの星たち

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    苛立ちや戸惑いを抑えるためにわかりやすい安易な答えに飛びつくのではなく、納得いくまで目を背けない主人公の真っ直ぐさに引き込まれた。

    文化の違い、共働き夫婦間のコミュニケーション不足、シングルマザー。

    それぞれの家庭で環境は異なるから、正しさの基準をどこに定めればいいのかって本当に難しい。
    そのはずなのに、子育てってひとくくりにされがち。

    主人公だけでなく、ルールを外れてもできるだけフォローしようとする園長先生や、働きやすさを二の次にして夜間保育のある保育園で働く先輩保育士。

    ぽっかりあいた穴の縁で懸命にバランスを取ってなんとか耐えるような生活を送る子育て世帯ってきっと想像以上に多い。

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    2026年05月15日
  • まどろみの星たち

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     新宿の夜間保育園を舞台に、様々な事情を抱えながら生きる親子と、懸命に寄り添う保育士たちを描いた物語です。夜間保育園の実情を縦軸、主人公の保育士・文乃の物語を横軸にし、優しい感動作になっています。

     まずは、夜間保育園の存在と実情を知る機会となりました。公立か私立か、認可か認可外か、親に選択する余力があるか否か…。明るくほんわかイメージで片付けられない実態を浮き彫りにしますが、決して説明度合が強いわけではありません。

     そして、主人公・文乃もまた、背景にいろいろなことを抱えているのでした。悩みながら真摯に仕事に向き合う姿勢に好感がもてますし、彼女の成長譚でもあります。文乃はその行動にやや行

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    2026年05月15日