高木幸一のレビュー一覧
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気付けばこの先生の著作を全て読んでいて、
自分はこの物語達の何が好きなんだろうと考えると、(前作は一寸違うと思いますが)青春なるものを、茶化さず、冷笑せず、とても真摯に描いている所だと思いました。
心が汚れてきたなぁ。と感じてきた時にお勧めします。
あと、独特な読点の多さが妙に好き。 -
久しぶりの高木幸一先生の新刊。
中高生向きのフレッシュで初々しい感じが健在でやっぱりいいです。
次作も近いうちに読みたいです。 -
全4巻完結。
恵衣美と詠羅の美人姉妹に押しまくられる話。
空河とか映子ちゃんとか他の娘も可愛いけど、元カノ未満の天童晴子に、私は決めます。年上力持ちの愛子さんもその気があるような、主人公はてんてんはか。
庭のイラストも相まって女の子がとても輝いている作品でした。Posted by ブクログ -
本作品の後作である「放課後四重奏」を読まさせていただいた後に読みました。
作品の基盤に性善説があることもあり、夏に飲み干すラムネのような、
読後の清涼感がスバラしい作品でした。
キャラクターの体裁説明がくどかったりと、文体の細かな点は好き嫌いがあるかも知れませんが、それはほんの些細なことで...続きを読む -
主人公が、自分の彼女候補を後輩に紹介する、というなんとも言いがたい状況から発展していく想い・・・。
この関係がどのように終結していくのか、今後がすごく気になるくらい面白かった。Posted by ブクログ -
ラブコメですね.
タイトルでわかるって?
その通りだな.
主人公・赤井公は悪友に二人の妹を紹介された.
会うたびにそれぞれと仲良くなっていくが
その姉妹間の仲は険悪で….
というわけで三角関係ですね.
まぁでもアレだ.
そんなにドロドロしてなくてサラサラしている感じ.
赤井くんマジイケメン.
面...続きを読むPosted by ブクログ -
楽し過ぎて疲れて眠たくなるくらい。楽しさで言ったら今年一番のラノベかも。
のめり込ませるとかそういう感じではないと思うんだけど、ラノベってこういうので良いぢゃんね。って思う。Posted by ブクログ -
これはいいラブコメ。
もっと彼ら彼女らのお話を見たい知りたい読みたい。読後にいろんなことを想像して過ごす時間を与えてくれる小説が大好き。
細部では、ヒロイン姉妹の言い合いが小気味良くてたまらない。
そして、庭さんのイラストがもう。カラーページの詠羅がもう。Posted by ブクログ -
まぁ、それなりに読めたけど絶賛する程かと言われると悩む。
普通のラブコメとしか言えない。
残念なのが、メインヒロインの名前。
何故そうなのかは2巻を読んでみなきゃ解らないかな?
一人だけ捻りを入れてる意味がまだ解らん。 -
青春でもコメディでなく恋愛より
展開もキャラクタともライトノベル的(主人たち中心に舞台が回る)だが
微妙に並ぶ出来事が悪い意味でなく時代ずれしていて個性的
20年位前のジュブナイルだった中学生向け小説を
今ライトノベルに仕立てたような作品で
(といって20年前に中学生向け小説なんて読んでいなかったが...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻にもましてキュウリにハチミツをかけたような珍妙な味わい
とは言いすぎだけれど
キャラクタとか描き方とかお話とかの向いている方が
何かズレているところの味わい深い作品
ファミ通文庫の『短編小説を愛してる』みたいな普通の仕上がりにすれば良いものを
「中高生向け娯楽小説」化をいわゆるライトノベルのらい...続きを読むPosted by ブクログ -
少なめの登場人物達でしっかりと物語を紡ぐ。
読み終わったあとほっとする。そんな良作です。
蛇足ですが、文章中にアベックという記述を見つけ著者の世代がわかったような気がします。Posted by ブクログ -
良く言えばシンプル、悪く言えば目立たなくて地味。 今時珍しいぐらいレトロな印象さえあるラブコメな感じがします。
2巻は「なにしてんの赤井!?」と主人公の行動にがっかりしたけど、また面白くなって来ました。
そんな『俺は〜』ですけど次巻でラストとのこと。 もう少し姉妹の掘り下げを見たかったかなぁ。Posted by ブクログ -
ラブコメ読みたくなって購入。1巻おもしろく、2巻は主人公なにしてん・・・って感じでしたが、3巻は巻き返して面白くなってた。
2年前に告白した相手が出てきて~修羅場気味。このくらいなら楽しめます。Posted by ブクログ