【感想・ネタバレ】天壌穿つ神魔の剣のレビュー

あらすじ

「私の欠片を集めてください」 千魔斬≪サウザンド≫と呼ばれる凄腕の傭兵、魔剣士アークは、言葉を話す傷だらけの剣、ルガイアに「余命五年」の呪いを受け、【ルガイアの欠片】を探す旅を続けていた。ある日、彼はマナラン王国から、不死の力がある目を持つと言われる「三眼竜≪スリーアイズ≫」討伐の依頼を受ける。しかし、王の推薦で、旅の同行者になった神術士の少女、リリアの体内には、ルガイアの欠片のひとつが眠っていた……。 「わ、私をいい女だと言うなら……キミがなんとかしてよっ!!」 高木幸一×狐印が贈る、呪われた魔剣士と、恋に不器用な神術士のロマンティック・ファンタジー開幕! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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Posted by ブクログ

「放課後四重奏」シリーズの作者の新作。GA文庫でファンタジーへ転向というところでイヤな予感がしたが、主人公が天然ジゴロという特性は失われず、ハーレムを作りつつもちゃんとファンタジーしてて素直に面白かった。人の長所を認め照れずに本人をはじめとする前に言葉にすることができるという主人公力は流石。ところどころ前作の主人公を思い出させたが、作者の持ち味だと思えば気にならない。ファンタジー設定も無理なくチートを感じさせず、戦闘も引っかからず読めた。ファンタジーと戦闘要素が入った分、人間関係の描写に費やすページが減ったのが残念。あとがきを見るに評判が悪くなければ続刊が出るといったところなのだろうか。既にハーレム展開に入ってきているが、続きも是非読みたい。この作者の描く天然ジゴロ主人公が本当に好きなんだ。

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2015年01月03日

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