明神翼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
難しいことなんか考えずに楽しく読むのが正解な、神香センセの作品。明神翼センセの麗しいイラストが華をそえています。
兄の彼氏の兄…要するに、主人公20歳大学生の入江夏葉とその兄で紅茶専門の喫茶店を経営している冬雪、そして冬雪の彼氏である人気俳優仁志、仁志の兄でエリート会社員の孝史。2cpが登場する王道年の差ラブです。
多分、続編が出るであろうと想像させる登場人物の組み合わせでした。
孝史×夏葉が、今回のメインcp。
俳優業の弟、仁志が男と付き合っていることを危惧して高圧的な態度で乗り込んできた兄の孝史。しかしながら、孝史は夏葉のことを冬雪だと思い込んでいて弟と別れさせるためにアコギな強硬手段を取ってくるのですが…
お兄ちゃん、第一印象は固そうなプライドの高い30男という感じなのに、実は全然違っていてズレてるし手が早くてスケベだし、残念すぎる本性でしたwwとにかく、サカりすぎです…
あ、違う部分はカタかったです。びっぐだし!そういう下半身面、サイズ面での表現がいちいち細かくこだわりすぎで始めはうんざりでしたが、途中からなんだか苦笑しつつも面白くなってしまいました…こだわりは大切ですよね。
無理矢理Hに流されてしまう初心者受もどうよ?と思いつつ、まぁこんなもんかなと。あっという間にくっついちゃったので、そこはもうちょっとモダモダして欲しかったです。なので萌えは微妙でした。
怒っていた孝史も、こちらが思うほど深刻に考えていないのではと思うほど同性同士ということに嫌悪感無く、夏葉を好きになってしまうんですよね。冬雪cpもすごい事件とかスキャンダルが勃発するのかと期待したら、あっさり初期消火なんですよね。拍子抜け。
もう少し切なさとかエロさが欲しかったかも。
それでも、ハンパない甘さがあるので、そんなにあっさりくっつくか?とかホモばっかり!とか納得いかないことが多々あっても、許容範囲かなと。
とにかく、綿密な下半身描写が全体のかわいい印象とギャップあって、良くも悪くもインパクトありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ欧州の小国で修行中の見習いソムリエの准也。
准也は元々、日本で生活をしていたが、ソムリエをしていた祖父に憧れ、ソムリエの道を志す。
けれど、祖父の下で修行中に、祖父と祖父の勤めるレストランの経営者が相次いで倒れ、そのツテをたどって、ソムリエ修行のために欧州の小国までやってきたのだった。
ところが、その修行に赴いた先は、先代の時代とソムリエだけでなく、シェフや経営者すべてが入れ替わってしまっていて、見習いである准也は散々な扱いを受け、何のポリシーも感じられない店にも愛想をつかしかけていた。
准也をただそこに繋ぎ止めていたのは、自分をこの店に紹介してくれた祖父への恩と、日本へ帰るためのお金もない、ただそれだけであった。
そんな店に、公爵位を持ち、「欧州社交界一のプレイボーイ」と浮名を流す、アレクシスがやってきた。
たまたま准也のソムリエバッチを拾ったアレクシスは、准也を自分のテーブルへと呼び寄せ、ワインを選ぶように命じる。
そのワイン選びのセンスと、ワインに対する真摯な姿勢を気に入ったアレクシスは、アレクシスと話し込んだことで、店を辞める決意をした准也を専属のソムリエとして雇いたいと申し出る。
失業したことで家も失ってしまった准也に、彼の屋敷に住むように提案し、老いた現在のソムリエに師事するように勧める。
准也は願ってもいない環境に、喜びを隠し切れないが、アレクシスは「お仕置き」という名目で准也に手を出してきて……
という話でした。
一目合った時からなんとなく惹かれあって。
お互いの興味を持つものがいっしょだったことから、もっと距離が縮まって。
ついに気持ちを抑えきれなくなったアレクシスが准也に告白するが。
准也はアレクシスの体面を慮って、一旦は離れるも。
そんな准也をアレクシスが迎えに行ってハッピーエンド。
割と、最初からなんとなく甘い雰囲気が流れている話なので、甘めの話がお好きな方にはオススメだと思います! -
Posted by ブクログ
ネタバレ新米カメラマンの須藤駆は、自分を育ててくれた、カメラマンでもあった亡き師匠の取材旅行計画していた地を回る旅に出、南欧の小国を訪れていた。
そこは、王族が収めるF1開催の地であり、小国ながらもかなりの財力を持った土地であった。
そんな美しいときに魅せられて、駆は写真を撮るために、港へと近づき、もっといい景色を撮るために、船の上から写真を撮ろうと、停泊中の豪奢なクルーザーへと侵入してしまう。
ところが、誰もいないと思っていたのに、そこには船の主がいた。
慌てた駆が海に落ちると、その主は助けてくれたけれども、その金髪に琥珀色の瞳の超美形は、何とこの国の大公の息子で、王位継承権を持つマクシミリアン公爵殿下だった。
彼は、駆を色仕掛けをしに来たパパラッチと勘違いして、身体を洗うように、と連れ込まれた駆にお仕置きをするけれど、勘違いだとわかると、今度は親切に公務をキャンセルしてまで、駆にこの国を案内してくれるという。
どうして自分なんかにそこまでしてくれるのかわからないけれど、またとない写真が撮れるチャンスに、ついつい乗っかってしまう。
マクシミリアンに連れられて、プライベートビーチやクルーザーに乗って、他の国まで行った駆だったが、その様子がマクシミリアンのスキャンダルを追っていたパパラッチたちにスクープされてしまう。
根も葉もない噂に駆は怒るけれども、マクシミリアンからは、「君を愛してしまった」と告げられてしまい……
という身分違いの恋の話。
なんというか……
全然、違う国に来て、いきなりその国の王子様? に優しくされたら、普通はもうちょっとびっくりするか、思い切り遠慮するかどちらかをするかと思うんですが、駆は比較的、無邪気……というか、あまり邪気がないタイプなので、王子様に優しくされても親切な友達に対する態度、くらいしか取らないので、変に卑屈になったり、その立場を利用しようとしたりはしてなくて、必要以上に申し訳ながっているわけではないので、割とその辺りはさらっとスルー。
そして、そういうところもマクシミリアンは気に入ったんだろうなー……とは思います。
そんなこんなで最後はハッピーエンドだったんですが、ちょっと待て、そんなあっさりハッピーになっちゃって、跡継ぎの問題とか、スキャンダルの問題とか、駆の夢の問題とか、どうなるの!? とか思ってしまった。
カメラマンとして、モンテカールの自然を撮り続けるだけで満足なの……? とか、綺麗にハッピーエンドにまとまりすぎて、ちょっと逆に消化不良。
本当は、もうちょっといろんなことに悩む方が自然だとは思うんですが、まぁそこはそれ。BLだもんね。夢があった方がいいよね。
というわけで、そんな感じで、シンデレラ的な夢物語が好きな方にはオススメです。
もう少し、地に足ついたお話がお好きな方はちょっといろいろ突っ込みたくなるかとは思います。