遠坂八重のレビュー一覧

  • 廃集落のY家

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    ネタバレ

    暑い夏のうちに何かホラーを!と、なんとなく選んだ本だったけど、これはおもしろい!
    読みやすいし、先が気になるし、ページをめくる手が止まらない。

    「あれ?なにかおかしい??」と思ったら、即撤退がなにより大事だと思った。
    幽霊であれ、人間であれ、自分の「あれ?」は絶対正しいと自信をもって生きていきたい…と思うくらいに怖い。
    私、のぞみちゃんみたいな子苦手だー!!
    もう「ヒィィィ!!」って思いながら読んだ 笑
    だいたい、菜乃ちゃんが悪を知らなさすぎるんだよ。
    のぞみちゃんみたいな子には社交辞令なんて通じないんだから、食事に誘っちゃダメだって!
    それよりなにより、親しくもない人の手作りお菓子なんて食

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    2026年08月22日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    死んで欲しいと思っていた上司が失踪した。

    自分が殺されたとしたら、これらの部下に殺されたとしてもおかしくありません、とのメールをばら撒いて。上司、前川は死んだのか?

    パワハラ上司から解放された、と思ったら、一転容疑者扱い。周囲から鼻つまみ者にされ、疑いを晴らすには犯人もしくは上司を見つけ出すしかない。

    大手企業の「総務経理統括本部」という部署は、前川部長のパワハラが蔓延する絶対王政。
    主人公の青瀬は、日々彼から耐え難いパワハラを受け、明らかに身体症状が現れるレベル。
    のちに出てくるが、残業は月80時間どころではなく、200時間とか。泊まり込むか、始発で帰ってまた出社するか、みたいな状態で

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    2026年08月21日
  • 白色光の影を浚う

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    静かに進んでいくのに、 気づけばどんどん引き込まれていた。
    「そういうことだったのか」と思う瞬間もあって、 読み終えたあとに、もう一度振り返りたくなる作品。
    面白かった。 そして、じわっと残る余韻もよかった。

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    2026年08月15日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ブラック企業ってこんな感じなんだ……を疑義体験できた。自分も今仕事が多くて大変だと思っていたけど、これを読む限り大したことなかったらしい。…と最後の最後まで思っていた。が、ラストのどんでん返しで度肝を抜かれた。

    苦しい状況のはずなのに、読んでいてずっと楽しかったのは、登場人物がみんなどこか楽観的で痛快だからかなあ
    仁菜ちゃんマインドで仕事できたら楽しいだろうな〜と思うし、身近にこういう子がいてくれたら明るい気持ちで過ごせそう(笑)

    合間合間に挟まっている電車での回想シーンは、文才を感じた。あれだけ同じような描写なのに、読んでいる私までその子の事が気になって気になって、惹かれていくような感覚

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    2026年08月15日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    もうぜんっぜん分からんかった
    伏線にも気付かず。最後の最後で人の恐ろしさを感じて疲れた。
    ほんとに精神的におかしくなって処理能力とか記憶能力がダメになっちゃってるんだ、、と思いながら読んでたからオチはびっくり。

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    2026年08月12日
  • 白色光の影を浚う

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    不器用な態度、揺るぎない味方。これだけでもお釣りが来ましたが、練り込まれたストーリーからはもう100パーセント還元。初めてもう一回支払いたくなった作品です。

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    2026年08月12日
  • 白色光の影を浚う

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    シリーズ3作目。6年前の事故と麗一の父親など様々な人間関係が絡み合う。麗一の過去があまりに辛くて、感情移入させられた。自分自身が真実と向き合う大切さを感じたし、些細な嘘から人を傷つけたりすることを改めて思い知った。本作だけでも十分楽しめるが、シリーズで読み進めるとより深く入り込めると思う。

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    2026年08月06日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ブラック企業やパワハラから
    抜け出せずに削られる主人公が気の毒。
    だけどそれ以上に問題が次々起こって
    優しい人達ですら怪しく見えてしまう。
    わたしは先読みがほとんどできないから
    結末はかなり意外で面白かった。
    文章も読みやすかった。

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    2026年07月26日
  • 白色光の影を浚う

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    呑気な学園ものではない。

    誰が誰の平穏を奪ったのか。
    奪われた者はどのように生きていかなければならないのか。
    奪った者は何故そのような行為をしたのか。
    奪った者はその行為が奪う行為だと思っていたのか。
    奪った者の嘘に気付きながらも、いつか真実を明かしてくれる日を待つ、奪われた者。

    「こんなに想像力が欠如していることに俺は本当に驚いてるんだ」

    奪う者は奪われる者の気持ちを想像する事は難しい。想像できるのであれば、そもそも奪わないのだろう。

    奪われた者は不幸である。
    ただし、心から伴走してくれる人が傍らにいるのであれば、それは幸せなのかもしれない。

    登場人物の心理描写を深く表現されたとて

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    2026年07月24日
  • 白色光の影を浚う

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    麗一の過去は涙無くしては読めない
    麗一の幸せな過去は一生の宝物
    本当の幸せを知ってる人は道を間違えずにいけるはずと麗一に祈りにも似た感情を抱いた

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    2026年06月29日
  • 白色光の影を浚う

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    冬汪高校たこ糸研究会シリーズ三作目にしてこれで完結かな? 麗一と蓮司が友達になったいきさつや、麗一がなぜあのような生活を送っているのかがわかります。
    引きこもりの友人が別人に入れ替わったのではないかという相談を受けた二人。しかしその友人の引きこもりの原因がある事故にあることを知り、麗一の態度が豹変する。麗一の過去に何があったのか、そして事故の裏にあった真実とは。
    今回もとんでもなくしんどい物語でした。前二作と違って陰惨な殺人事件は起こらないのだけれど、悲痛さはトップクラスかもしれません。幼い頃の過ちは許されてもよいとは思いますが、それをなかったことにして反省も謝罪もしなくてよい、というのはもち

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    2026年06月29日
  • 白色光の影を浚う

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    中盤から涙がポロポロと。
    些細なことで心を壊して少しずつ錯覚を見せていく。
    全てが交差したとき苦しくなって、どうにかならなかったの?と叫ぶぐらい深い余韻の中にいた。
    タイトルに惹かれたので回収がとても良かった。普通に面白かった。

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    2026年06月29日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    とても楽しめたのでお勧めしたいが、知人に安易に紹介できない本と思う。
    職場の人間関係における暗黒面を全て見せつけてくるような描写力で、自分の仕事経験とのリンクがどこかでできてしまう。
    「残業が多いのは、自分が仕事ができないからではないだろうか?」「家族でも友人でもない職場の人間関係ってなんなんだろう?」と答えの出ない問いがぐるぐる回るような読後感でした。

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    2026年06月27日
  • 死んだら永遠に休めます

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    面白かった!パワハラ上司にイラッとする場面や主人公の心がやられてる場面も仁菜ちゃんのキャラでだいぶ明るく読めました。途中でもしや仁菜ちゃんが!?と思ったが最後は予想外の展開でした。先が気になってスルスルと読めました。

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    2026年06月23日
  • 白色光の影を浚う

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    麗一の親のことや蓮司との出会いが明らかになる。そして今回の事件はありとあらゆる方向から色々来た。このコンビは好きだからまた出会いたい。

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    2026年06月13日
  • 白色光の影を浚う

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    ネタバレ

     「引きこもりの友人が、別人に入れ替わっている」、そんな奇妙な依頼から始まる『たこ糸研究会』シリーズ3作目で、過去の悲惨な事件や胸を締め付ける残酷な描写に苦しみながらも、希望とは言えなくても暖かい気持ちで満たされた読後感だった。でも、朝美だけは…自業自得と言うか因果応報というか…(姉はそれ以上だけど)。

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    2026年06月08日
  • 怪物のゆりかご

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    前作よりもより強めな狂気が溢れている作品。
    高校生が探偵役となる作品らしく、ほのぼのとした掛け合いの後に来る怪物の存在。
    一気に読んでしまった。

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    2026年06月04日
  • 白色光の影を浚う

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    隠されていた麗一の過去に触れられるのでは、と思って本屋で迷わずに手に取った1冊。
    想像の何倍も重たい過去だった。
    前作で麗一は「自分は気楽な身分なのさ」と言っていた。蓮司はもちろん「麗一に何かあれば滝家全員が悲しむ」と否定した。私も全力で否定したい。

    文乃一家は少しずつ前に進みつつ、朝美に自分の罪と向き合う機会を与え続けた。朝美は幼少期からのコンプレックスがあったとはいえ、真実から逃げ続け文乃一家の思いを踏みにじり罪を重ねた。成長してからも他の被害者に対する罪悪感は全く湧いてきていなかった。救いようがない、と思うがそれでも更生の機会を与えられた。
    朝美のコンプレックスの原因となった姉は最終的

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    2026年05月31日
  • 白色光の影を浚う

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    自分の過去の失態、過ちと向き合うこと。それは強烈な痛みを伴うものである。それでも真に向き合ったことを誰かは見てくれているし、それで罪が無くなる訳ではないけれどそうやって生きることでしか許されないものもある。
    後悔しない人生なんてないけれど、より大きな罪になる前にどこかで向き合えたら…そして向き合うだれかが傍にいてくれたら、いいよね。
    失ったものは元に戻らないけれど、生きていかねばならないのだから。

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    2026年05月22日
  • 白色光の影を浚う

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    あの高校生コンビが事件の真相を追うシリーズの最新刊。
    続編があるのか、気になるところです。
    今作はなんと言っても、読者にグサグサと突き刺さるシーンや言葉が多く、遠坂八重の新境地と言ってもいいのではないかと勝手に思っています。
    これまで以上に人物が、バックグラウンド含めて深く描かれていたように思えます。
    自分の数少ない作家買いの方なので、次作以降も楽しみにしています。

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    2026年05月16日