遠坂八重のレビュー一覧
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ネタバレ暑い夏のうちに何かホラーを!と、なんとなく選んだ本だったけど、これはおもしろい!
読みやすいし、先が気になるし、ページをめくる手が止まらない。
「あれ?なにかおかしい??」と思ったら、即撤退がなにより大事だと思った。
幽霊であれ、人間であれ、自分の「あれ?」は絶対正しいと自信をもって生きていきたい…と思うくらいに怖い。
私、のぞみちゃんみたいな子苦手だー!!
もう「ヒィィィ!!」って思いながら読んだ 笑
だいたい、菜乃ちゃんが悪を知らなさすぎるんだよ。
のぞみちゃんみたいな子には社交辞令なんて通じないんだから、食事に誘っちゃダメだって!
それよりなにより、親しくもない人の手作りお菓子なんて食 -
Posted by ブクログ
ネタバレ死んで欲しいと思っていた上司が失踪した。
自分が殺されたとしたら、これらの部下に殺されたとしてもおかしくありません、とのメールをばら撒いて。上司、前川は死んだのか?
パワハラ上司から解放された、と思ったら、一転容疑者扱い。周囲から鼻つまみ者にされ、疑いを晴らすには犯人もしくは上司を見つけ出すしかない。
大手企業の「総務経理統括本部」という部署は、前川部長のパワハラが蔓延する絶対王政。
主人公の青瀬は、日々彼から耐え難いパワハラを受け、明らかに身体症状が現れるレベル。
のちに出てくるが、残業は月80時間どころではなく、200時間とか。泊まり込むか、始発で帰ってまた出社するか、みたいな状態で -
Posted by ブクログ
ブラック企業ってこんな感じなんだ……を疑義体験できた。自分も今仕事が多くて大変だと思っていたけど、これを読む限り大したことなかったらしい。…と最後の最後まで思っていた。が、ラストのどんでん返しで度肝を抜かれた。
苦しい状況のはずなのに、読んでいてずっと楽しかったのは、登場人物がみんなどこか楽観的で痛快だからかなあ
仁菜ちゃんマインドで仕事できたら楽しいだろうな〜と思うし、身近にこういう子がいてくれたら明るい気持ちで過ごせそう(笑)
合間合間に挟まっている電車での回想シーンは、文才を感じた。あれだけ同じような描写なのに、読んでいる私までその子の事が気になって気になって、惹かれていくような感覚 -
Posted by ブクログ
呑気な学園ものではない。
誰が誰の平穏を奪ったのか。
奪われた者はどのように生きていかなければならないのか。
奪った者は何故そのような行為をしたのか。
奪った者はその行為が奪う行為だと思っていたのか。
奪った者の嘘に気付きながらも、いつか真実を明かしてくれる日を待つ、奪われた者。
「こんなに想像力が欠如していることに俺は本当に驚いてるんだ」
奪う者は奪われる者の気持ちを想像する事は難しい。想像できるのであれば、そもそも奪わないのだろう。
奪われた者は不幸である。
ただし、心から伴走してくれる人が傍らにいるのであれば、それは幸せなのかもしれない。
登場人物の心理描写を深く表現されたとて -
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冬汪高校たこ糸研究会シリーズ三作目にしてこれで完結かな? 麗一と蓮司が友達になったいきさつや、麗一がなぜあのような生活を送っているのかがわかります。
引きこもりの友人が別人に入れ替わったのではないかという相談を受けた二人。しかしその友人の引きこもりの原因がある事故にあることを知り、麗一の態度が豹変する。麗一の過去に何があったのか、そして事故の裏にあった真実とは。
今回もとんでもなくしんどい物語でした。前二作と違って陰惨な殺人事件は起こらないのだけれど、悲痛さはトップクラスかもしれません。幼い頃の過ちは許されてもよいとは思いますが、それをなかったことにして反省も謝罪もしなくてよい、というのはもち -
Posted by ブクログ
隠されていた麗一の過去に触れられるのでは、と思って本屋で迷わずに手に取った1冊。
想像の何倍も重たい過去だった。
前作で麗一は「自分は気楽な身分なのさ」と言っていた。蓮司はもちろん「麗一に何かあれば滝家全員が悲しむ」と否定した。私も全力で否定したい。
文乃一家は少しずつ前に進みつつ、朝美に自分の罪と向き合う機会を与え続けた。朝美は幼少期からのコンプレックスがあったとはいえ、真実から逃げ続け文乃一家の思いを踏みにじり罪を重ねた。成長してからも他の被害者に対する罪悪感は全く湧いてきていなかった。救いようがない、と思うがそれでも更生の機会を与えられた。
朝美のコンプレックスの原因となった姉は最終的