遠坂八重のレビュー一覧

  • 死んだら永遠に休めます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃくちゃ面白かった
    読みやすい
    青瀬がずっと怖いけど
    結局マンションでの夜の叫び声とかは夜驚症ってことでいいのかな
    佐伯報われないけどしつこいなとも思う

    0
    2025年11月12日
  • 死んだら永遠に休めます

    QM

    購入済み

    やばいやばい、怖すぎるって、もういいって途中から背筋が寒くて仕方なかったよ、、、。
    最初は私も前川の罵詈雑言にイラっときて、うわぁこんな上司だったら葬りたくなるなと部下に同情して、
    尋常じゃない時間の残業を毎日繰り返す青瀬たちにも同情して、
    そりゃこんな上司と毎日顔を突き合せなきゃいけないならばパフォーマンスなんて上がるわけないよなと思い、
    え前川いなくなったやんと思ったら、本当に死んでる?という疑問に変わり、
    読み進めていくうちに「ええええそっちぃぃぃ」ってなったし、
    さらに読み進めるともう訳の分からない展開が待ち受けていて、
    人間こわ!!!となった。
    ホラーですよこれは、結局幽霊なんかより

    0
    2025年11月11日
  • 死んだら永遠に休めます

    Posted by ブクログ

    「この会社、おかしい」――そう思いながらも、日々をやり過ごしていないだろうか。
    遠坂八重『死んだら永遠に休めます』は、そんな私たちの“リアルな日常”から静かに地獄へ落とす。

    物語の舞台は、ごく普通の職場。
    主人公・青瀬は、パワハラ上司・前川の下で心を削られながら働いている。
    序盤はまるで社会派ドラマのようで、「青瀬が報われてほしい」と願わずにはいられない。
    だが、ページをめくるごとに違和感が積み重なり、読者の認識が少しずつ狂っていく。
    気づいたときには、職場小説の皮をかぶった心理サスペンスの檻に閉じ込められているのだ。

    そして、最後に訪れる真相は、怒りも哀しみも越えてただ恐ろしい。
    “悪”

    0
    2025年11月05日
  • 廃集落のY家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後で変な声出た。ゾワっとする。
    やばい片鱗は見えてたけど、頑張ってしまったか。

    キコク様の適用は倫也さんでものぞみさんでも蓬萊家は大変な事になっただろうな。
    もしのぞみさんに適用されてたら倫也さんの暴力で家庭崩壊。

    泉君無事で良かった。最後の方でしれっと出てたからスルーしかけた。

    倫子さんが小佐野さんの家を訪ねてきた時、助けてくれたのはキコク様ですかね。
    でもキコク様が助けてくれた理由が分からない。

    藤石教授が良かった。
    小佐野さんにとって敵か味方か分からなくなる時があったけど良かった。

    0
    2025年11月03日
  • 廃集落のY家

    Posted by ブクログ

    プロローグで提示された事柄と、怪異研究会の大学生3人組がどう関係していくんだろって思いながら読み進めていました。3人組の中の女の子がメインっぽいのかな、でも最後まで3人組で進めていくんだろな、って思ってたけど…予想は早々に裏切られて。そこが面白かったです。

    怪異の表現がすごい。上手く言えないけど、読んでるのに観てるような錯覚を起こしてしまって…しんどかったです。でも先が知りたくて読んじゃうよね(笑)
    特に、ところどころに出てくる食べ物の気持ち悪さ、口にしてしまったことを後悔させる表現がなんとも印象的で、その場面を想像したくないのに想像してしまう。あの女の子は、ややこしくなっているお宅の奥さん

    0
    2025年10月23日
  • 死んだら永遠に休めます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普段はネタバレ感想を書かないけれど、これは書きたくなった。
    種明かしのシーンも凄かったけど、私は最後の文に痺れた。

    他の方の感想を見るに、佐伯は最後まで味方だと解釈する人が多そうだったけれど、私は最後の青瀬の行動から、佐伯もあの会社に染められているように感じた。

    忘れた頃にもう一度読みたい

    0
    2025年10月04日
  • 死んだら永遠に休めます

    Posted by ブクログ

    第一章だけでお腹いっぱいになった。パワハラ上司の解像度の高さに恐れ戦きつつ、彼に降りかかった事件の顛末から目が離せなかった。
    怖い話はいくつも読んできたつもりでいたが、なるほど、確かにこれは怖い。真綿で首を絞めるとはこの事である。殺せはしない。だが、確実に本人に「だけ」ダメージを与える事ができる。
    登場人物たちの存在感も抜群だ。社内の人間関係の面倒くささは「どこで見てきたんだよ」と言いたくなるほど。
    何と言ってもあの終盤、顔面が引きつった。これ以上言葉にできない。

    0
    2025年09月30日
  • 死んだら永遠に休めます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気に読み終えた。
    パワハラ上司と仕事ができない部下とそれを取り巻く人々の憎悪にゾクゾクした。
    同志だと思ってた人の最後の裏切りなど、見ていてしんどくなる。
    ただ、それだけじゃなくて、味方もいてくれたのが、ほかの小説とはまた違う味わいだった。

    青瀬の気持ちに寄り添って見ていたが、、仕事がどう頑張ってもできない人もいるのだな、、と
    上司も上司だが、部下も部下だなぁと思った。

    アパートの貼り紙は本当にただの住人だったのだろうか、、なんて勘繰ってしまうが、きっとそれ以上のオチはないのだろう。
    青瀬とまた付き合いたい佐伯が、、彼女を追い込んで助けてくれるいい人に見えるようにやった、なんて怖いオチが

    0
    2025年09月30日
  • 怪物のゆりかご

    Posted by ブクログ

    ドールハウスの惨劇の続編。自殺未遂にいじめ、更には復讐。様々な人間関係が出てくるが非常に読みやすく、テンポが良くてあっという間に読み終えた。青春さもありミステリーとしてもよくできた作品だと思った。前作よりおもしろい。

    0
    2025年09月28日
  • 怪物のゆりかご

    Posted by ブクログ

    「ドールハウス」シリーズ第2弾。
    こっちは最高に面白かった。

    学園ミステリー。前作より面白かった。
    ラストがどうなるのか?楽しみで、テンポも内容も◎。ボリュームも適度で、いうことなしです。
    遠坂八重さんの本は、ところどころ笑える部分があるのも、非常にいいです!

    0
    2025年08月02日
  • ドールハウスの惨劇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミスリードが素晴らしかった!!
    沙耶ちゃん、幸せに暮らしてそうで良かった…
    お腹の音、私もすごくなっちゃう方だから、めちゃくちゃ共感しながら読んでました。
    志田くん、結構嫌なキャラだったけど、ギリ許せるタイプの塩梅で、すごいキャラ作りだと感じました。意外と、すみれちゃんと気が合うのが良かった。
    作者さんが後書きでバッドエンドが好きだとおっしゃってて、本当に方針を変えてくれて良かったです。バッドエンドだったら、あまりにも救いがなさすぎる。次回作は、ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかわかりませんが読むのが楽しみです。

    0
    2025年07月13日
  • 廃集落のY家

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    大学の友人が失踪した事から事件に巻き込まれて行くストーリー。
    主人公が明るい性格で、怖い展開もあるが、そこまで悪い雰囲気にならないので読みやすく感じました。でも岩窟のところや、最後のシーンなんかはゾクゾクと鳥肌が立つ良作です。
    終わったかと思わせてもうひと展開あり、結末がはっきりしていなく、余韻があるので好みは分かれるのかな。私は大好きです。

    0
    2025年07月10日
  • ドールハウスの惨劇

    Posted by ブクログ

    登場人物のキャラが立っていて読みやすい。主人公ふたりと双子以外もすみれ子や先生たちも見た目や動きが想像できた。
    実質学内探偵みたいな便利屋的ポジションの活動って学校ミステリの十八番ではあるけれど、文芸部とか推理小説研究会とかそれっぽいのが多い中で「たこ糸研究会」って!蓮司も麗一も魅力的だしシリーズ続いてほしいな〜と思っていたら続編が出ているようなので読みたい。
    死体の描写から始まるプロローグに引き込まれたし、途中なかなか酷いことが起きつつもエピローグの終わり方も爽やか。犯人の動機はぶっ飛んでるけど、丁寧な伏線が張られていたから納得した。面白かった。
    副題が『Dの悲劇』になってるのもいい。ドール

    0
    2025年06月15日
  • 死んだら永遠に休めます

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読後感が最悪。誰を信じたらいいのかわからなく人間不信になりそう。それでも主人公を支えてくれる人がいるのが救い。

    0
    2025年04月07日
  • ドールハウスの惨劇

    Posted by ブクログ

    久しぶりのタイトルにひかれて内容もその通りもの。
    ちょっと体調不良で読むのに時間がかかってしまった。

    一読をお勧めします。

    0
    2025年03月30日
  • 怪物のゆりかご

    Posted by ブクログ

    前回に続き拝読。やはり2人の何気無い会話が楽しい
    前作を超える緊張感、怒涛の展開にまたも翻弄された。

    0
    2023年12月14日
  • ドールハウスの惨劇

    Posted by ブクログ

    前半の日常に混ざる青春の眩さから一変、後半の仄暗さと緊迫感MAXな展開に翻弄された。
    麗一と蓮司、2人の掛け合いを只管に見たい。

    0
    2023年12月14日
  • ドールハウスの惨劇

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読み。
    タイトルも最後まで読んだ後だと「なるほどねー!」となる。登場人物の言動に生理的嫌悪を感じたり、アオハル感じたりと緩急の間隔も良かった。

    0
    2023年12月12日
  • 怪物のゆりかご

    Posted by ブクログ

    文章はすごく読みやすかった。この作品は何というジャンルなのか…青春小説じゃなかろうか。
    推理小説と思って読んだせいで少し肩透かし。
    色々癖のある小説なので合う人には合いそう。
    こういうタイプの話だとすんごい猟奇的にしてくれた方が私は好み。でも青春小説なら猟奇的はありえないね。

    0
    2023年11月01日
  • 怪物のゆりかご

    Posted by ブクログ

    「たこ焼きブラザーズ」に吹きそうになりました。
    グロテスクな表現と彼らの軽快なやり取りがバランスを取っている感じです。作者の尊敬する作家に「ヘルマン・ヘッセ」とあり、なるほど。中学の教科書に出てきたあの物語。うろ覚えだけど、青春感が共通。
    親子の関わりで、何がどう子供に影響を与えてしまうものなのか。

    0
    2023年10月05日