遠坂八重のレビュー一覧
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冬汪高校たこ糸研究会シリーズ三作目にしてこれで完結かな? 麗一と蓮司が友達になったいきさつや、麗一がなぜあのような生活を送っているのかがわかります。
引きこもりの友人が別人に入れ替わったのではないかという相談を受けた二人。しかしその友人の引きこもりの原因がある事故にあることを知り、麗一の態度が豹変する。麗一の過去に何があったのか、そして事故の裏にあった真実とは。
今回もとんでもなくしんどい物語でした。前二作と違って陰惨な殺人事件は起こらないのだけれど、悲痛さはトップクラスかもしれません。幼い頃の過ちは許されてもよいとは思いますが、それをなかったことにして反省も謝罪もしなくてよい、というのはもち -
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ネタバレさらっと読めて面白かった!
後半で前川とノアの死亡の経緯が一気に解明されてスッキリ。併せてブラック部署仲間からの裏切り、そもそも自分(青瀬)が思っているほど仲間ではなかったという驚きが良かった。文体からでは青瀬は普通に頭が良さそうだけど、仕事は壊滅的にできないタイプで部署仲間からも恨まれていたという。恨まれているレベルではなくて前川と一緒に始末しようとされていたとは。すごく面白かった。
仁奈ちゃんが昔昔に青瀬と出会っていた、という縁があったけど、元カレの佐伯さんがずっと優しかったのは何でなの?一緒に働いてなかったから要領の悪さを知らなかったんだろうか。抜けたところが可愛くて守ってあげたいタイプ -
Posted by ブクログ
隠されていた麗一の過去に触れられるのでは、と思って本屋で迷わずに手に取った1冊。
想像の何倍も重たい過去だった。
前作で麗一は「自分は気楽な身分なのさ」と言っていた。蓮司はもちろん「麗一に何かあれば滝家全員が悲しむ」と否定した。私も全力で否定したい。
文乃一家は少しずつ前に進みつつ、朝美に自分の罪と向き合う機会を与え続けた。朝美は幼少期からのコンプレックスがあったとはいえ、真実から逃げ続け文乃一家の思いを踏みにじり罪を重ねた。成長してからも他の被害者に対する罪悪感は全く湧いてきていなかった。救いようがない、と思うがそれでも更生の機会を与えられた。
朝美のコンプレックスの原因となった姉は最終的 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白く一気読み。
パワハラで判断力が落ち、生活もままならないほど追い込まれた主人公は、その状態にまで追い込んできた上司殺人の疑いをかけられて…。
上記の通り、最近の社会ではパワハラによる鬱、過労死の解像度もかなり上がっているため、こうなってしまう気持ちも分かる…。辛いよね…。
と思わせておいて、実は本人の仕事の出来なさも大きな要因でした。さらに言えば、本人は自分がどれだけ仕事が出来なくて、他人に迷惑をかけているのかがまったく理解できてませんでした。
この認知のズレがこのミステリにおける舞台装置としてかなりうまく機能している。
中盤あたりから、これくらいは流石にできるんじゃない?、連絡