遠坂八重のレビュー一覧
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オカルト好きの女子大学生と、陰陽師の大学教授のバディもの。二人ともいい性格をしているので、会話のテンポも良く、おしゃべりパートは面白い。だからこそホラーへと滑り込んでいくと怖さも倍増する。
様子のおかしくなった同級生、その家族、それに関係すると言われて調べ始めた廃集落のある家、深みにはまっていくと苦痛を伴う恐怖に襲われと、気づいたら後戻りのできない蟻地獄へと、とてもテンポ良く進んでいて一気に読んだけれど、まさかテンポが良すぎることが構造だとは驚き。
人柱とか、人格交代とか、一家惨殺とか、あまりにもしっかりとした説明があると中でも外でも信じてしまう。
生仏の型取りって、それを考えたのも実行したの -
Posted by ブクログ
大学1年の小佐野菜乃(おさの なの)は、同学年の蓬莱倫也、泉秋久とともに「怪異研究会」を結成。オカルト現象の真偽を調査する活動をしていたが、ある日突然、蓬莱が音信不通になる。泉がXで見つけた動画には蓬莱らしき人物が映っていたが、なにやら様子がおかしい。18年前に起きた女子大生殺人事件、蓬莱家を取り巻くあやしげな会、そして廃集落のY家…様々な謎が交錯する中、小佐野と泉は手がかりを辿って蓬莱の行方を追うが…
ホラー小説は好んでは読まないが嫌いではなく、本書はタイトルと装丁に惹かれて、怖いもの見たさで手に取った。いや〜怖かった〜!
まずもってリーダビリティがすごい。ずっと怖いんだけど、矢継ぎ早に畳