遠坂八重のレビュー一覧
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ネタバレミステリとしての完成度は高く、星4つ。ブラック企業に勤める主人公の上司が失踪するところから始まる話。いわゆる「信頼できない語り部」にあたると思うのだが、伏線自体は多く張られているものの描写が薄く、読者に対してはあまりフェアではないように感じた(盗撮されていることに気づかない、Tシャツがなくなっていることに気づかない、周囲から疎まれていることに気づかない、など)。
ただそれが終盤の衝撃的な展開にきちんと繋がっていて、結果的には効いている構成だと思う。正直、途中から主人公は「疲れている」だけでなく本当に無能なのだと感じてしまい、どれだけ疲れていても部屋の片付けやゴミ捨て、チャットの返信くらいはで -
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ネタバレ・パワハラミステリー小説
・パワハラをし続けてきた上司が突然失踪し、パワハラを受けてきた部下がその上司を殺したのではと疑われるようになり…という話
・常になにか違和感があるまま進んでいく
・青瀬が全然出来事を覚えてなかったり、自宅で発狂して退去勧告されたり
・後半ニナちゃんに説教部屋に連れてかれて奥の棚を調べるシーンは不安でドキドキした
・佐伯すら怪しく見えたから、ほんとに何を信じればいいのか分からなくさせて読者を不安にさせるのが上手い
・半分くらい読んでると、こいつ過重労働を記憶力や集中力の低下を言い訳にしてるけどシンプルに無能なんじゃねえか?と思ってムカついてきてたら最後に…
・おれも保科 -
Posted by ブクログ
冬汪高校『たこ糸研究会』は、大小問わず依頼人からの悩みごとや困りごとを受け付けている学内の便利屋さん。研究会といっても部員は滝蓮司と卯月麗一の二人だけの小所帯だ。ある日一年生女子の曽我朝美が研究会を訪れ、相談を持ちかける。いわく6年間引きこもりの幼馴染が、別人に入れ替わったというが…
シリーズものとは知らずに読んだ。
探偵役と助手役がコンビで謎解きをしていく感じかなと思いきや、物語は時を遡りながらシリアス路線へ。朝美と麗一の生い立ちが交錯しつつ、いじめ、虐待、毒親といった重苦しいテーマがのしかかる。
過去の過ちにどう向き合うか?
感想が上手くまとまらないが、自分も親として子供への向き合い方 -
Posted by ブクログ
とても読みやすく一気読み。
令徳大学文学部の一年生、小佐野菜乃は、いたって普通の好奇心旺盛な霊感ゼロの女子大生。同期の蓬莱と泉と共にオカルトサークルを立ち上げる。
三人で怪談検証の実地調査などを行うなどの活動をしていたが、七月、蓬莱が突如音信不通になる。
蓬莱を心配した菜乃と泉は、蓬莱の所在を突き止めようと調べ始めるが…
ふんふん、きっと何らかの怪異に巻き込まれるもののみんな助かって大団円なんだなと思いながら読んだら、どんどん予想と外れた方向に話が進んでいく。
なめらかに進んでいくシナリオに、いや、伏線と思しきあれもこれもそれもまだ明確になってないんだけど…と思っていたら最後、こうきたかと