遠坂八重のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ前作も面白かったので、こちらも読みました。
前作の続きの時系列だったので、読む人は前作『ドールハウスの惨劇』から読むと、登場人物がよりわかって良いかと思います。
今回のテーマはいじめ。
そして今回は誰が犯人なのか怪しい人が多すぎて…誰が誰だかわからなくなりながらも(途中で前のページを戻ったりしながら)読み終えました。
以下犯人のネタバレ。
まさか、蒼くんのお父さんが快楽殺人鬼だったとは。途中に自称彼女の菜月、蒼くんのお母さん貴子も怪しいと思ったし、最早出てくる人みんな怪しく見えてしまった。300ページ超えですが、ページを捲る手が止まらず最後まで読みました。
最後は蒼くんと菜月ちゃ -
Posted by ブクログ
いじめ、ダメ絶対
やはりいじめは更なるいじめ・犯罪しか生まない、と心底思わされた話。
いじめもダメだし、報復もしちゃいけないけど、物語の中では、主人公の麗一は元々ネジの飛んでる人柄だし、「あいつらは死んで当然」と言う意見にもあっさり同意したりして、きれいごとじゃなく率直な気持ちを話すから、読み手がとても考えさせられる。
緻密なトリックの推理というより、少しずつ真実が麗一と蓮司によって明かされていき、そのときのやり取りが軽妙で前作から、このノリは好きだなぁ。正反対の境遇の二人が信頼しあってるバディ感が良かった。
普通の顔をした壊れた人たちがたくさん出てくる話なので、現実に自分の周りにも実は潜ん -
Posted by ブクログ
こわかった。
嫌な気持ちをどうにか整理したくて、一気に読んだ。
仕事の描写がこわい。
次から次へと舞い込む業務、処理しきれない焦り、追い詰められていく主人公。上司からの執拗な叱責。他部署から向けられる冷たい視線も苦しかった。
「これは本当に必要なのか」
「やるべきなのか」
「なぜ私がやるのか」
主人公はそんな問いを抱えながらも、仕事は進んでいく。
仕事は多くの人と関わりながら進めるものだ。同じゴールを目指しているはずなのに、そこへ向かうルートは人によって違う。その違いを理解し、受け入れ、調整するにもエネルギーが必要で、その分だけパフォーマンスは削られていく。叱責を受け、気持ちを整理し、 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれて読んでみました。
序盤から、仕事を催促されても忘れまくる青瀬に???となりました。青瀬本人も総経本部は雑用係で重要な仕事は回ってこないと言ってはいるはずなのに、
そんな難しくない仕事がなぜ溜まったり、忘れてしまったりするのだろうかと不思議に思っていました。
青瀬は頭はいいけど要領が悪く、後回しぐせがあって、なおかつそれについてメモも残さない。そんな典型的な仕事のできない人間でしたね。
ただ仁菜ちゃんがすごく懐いていたのは理由がわかったけれど、佐伯はなぜ青瀬が好きなんだろう…。そこだけは最後まで理解できずにいます。笑 -
Posted by ブクログ
青春ミステリということだが、前半は何かラブコメのような雰囲気で物語が進む。そして、その「雰囲気」のなかで、ところどころに感じる違和感。これが後半で起こる陰惨な事件と謎解きに関わってくる。自分は最初のうちは、題名の意味がわからなかった。それがわかるのは、やはり後半からとなる。
高校を舞台にしたバディものであるが、全国有数の進学校とする意味があるのだろうか。登場する生徒たちが頭脳明晰とは思えないのだが。あと最後の方で明らかになる「犯人」が唐突すぎないか。もっと伏線を張ったほうが面白いと思う。さらに全体のストーリー展開の配分も考えた方が良いと思う。自分は殺人事件とは、もっと重苦しいものだと思う