遠坂八重のレビュー一覧
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ネタバレ前作も面白かったので、こちらも読みました。
前作の続きの時系列だったので、読む人は前作『ドールハウスの惨劇』から読むと、登場人物がよりわかって良いかと思います。
今回のテーマはいじめ。
そして今回は誰が犯人なのか怪しい人が多すぎて…誰が誰だかわからなくなりながらも(途中で前のページを戻ったりしながら)読み終えました。
以下犯人のネタバレ。
まさか、蒼くんのお父さんが快楽殺人鬼だったとは。途中に自称彼女の菜月、蒼くんのお母さん貴子も怪しいと思ったし、最早出てくる人みんな怪しく見えてしまった。300ページ超えですが、ページを捲る手が止まらず最後まで読みました。
最後は蒼くんと菜月ちゃ -
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いじめ、ダメ絶対
やはりいじめは更なるいじめ・犯罪しか生まない、と心底思わされた話。
いじめもダメだし、報復もしちゃいけないけど、物語の中では、主人公の麗一は元々ネジの飛んでる人柄だし、「あいつらは死んで当然」と言う意見にもあっさり同意したりして、きれいごとじゃなく率直な気持ちを話すから、読み手がとても考えさせられる。
緻密なトリックの推理というより、少しずつ真実が麗一と蓮司によって明かされていき、そのときのやり取りが軽妙で前作から、このノリは好きだなぁ。正反対の境遇の二人が信頼しあってるバディ感が良かった。
普通の顔をした壊れた人たちがたくさん出てくる話なので、現実に自分の周りにも実は潜ん -
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ネタバレ面白かった。本屋で見かけて気になったので読んでみたけど、読みやすいサスペンス?だと思う。
舞台は鎌倉にある名門高校。そこに通う滝蓮司と卯月麗一の2人は生徒たちからの依頼を受けて便利屋として活動している。その高校には藤宮美耶という美少女とその妹、沙耶の双子の姉妹がいた。その姉妹は異常なほど厳しい母親によって監視されており、タイトルのドールハウスは、母親のドールハウスなのかと思って読んでました。
一体犯人は…?とページをめくる手が止まりませんでした。
以下、犯人のネタバレします。
まさか先生が犯人だったとはー!犯人は誰かと考えた時に先生も考えたけど動機が思いつかなくて。まさか藤宮 -
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誰のためのドールハウスか、、、。
序盤でお腹をくだしている世話焼き・低身長の蓮司、奇行甚だしく残念イケメンの麗一。
主人公にあるまじき2人といった感じから始まり、惨劇とは程遠いコミカルな感じで始まる。
終始、蓮司は実直で期待を裏切らないまっすぐな言動・行動。麗一は生活から謎。なぜそんな生活なのかわからないままなので、次作に期待。
第一章はそんな2人の紹介が軽妙だけれど、沙耶・美耶の不遇さが対極的で母に対しては嫌悪感しか抱けない。
どことなく、主人公2人以外は嫌な奴ばかりで、出会ってはいけない人たちが出会って、悲劇が生まれた。
毒親というか弱い親たち。
子供を愛してるふりして、自分を律するこ -
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タイトルが強烈で、発売当時から気になっていましたが、ようやく手に取り読むに至りました。仕事の追い込まれ方の描写が胸が痛くて、絶妙に嫌な気持ちにさせてくれるそんな小説だったかなと思います。
本作はパワハラが横行する部署で、パワハラ上司が突然失踪してしまうことから物語が始まります。日々の仕事に追い込まれる主人公は、当初は興味を示さなかったが、派遣社員の同僚に巻き込まれる形で、その真意を探っていくというストーリー。
帯コメでもありますが、本作は後味めちゃくちゃ悪いです。働いている人にとっては特に後味が悪くて、本当に自分は仕事が出来ているのか?と疑心暗鬼にさせてくる後味の悪さでした。残業するほど偉 -
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割と大きな会社であるとされているわりに、残業時間が長すぎるだろっていう点や、記憶力や処理能力があまりに酷すぎるだろって思っていたら、案の定って感じだった。トリックではなく、動機で逆手にとられた。なるほど、ミステリー作品はトリックで読者を手玉に取る以外に、こっちで勝負することもできるのかと気付かされた。
どうやら部署の中でも青瀬の能力が頭いくつか悪い意味で抜けているのかもしれないが、多分外から見たら部署全体が白い目で見られているんだろうな。同部署の他の人たちはそれに気づいているのかいないのか。
ある程度人生がうまくいっている時以外に読むと精神ガッツリ削られそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一緒に怪異研究会をたちあげた蓬莱倫也が音信不通になる。3ヶ月後、おなじく怪異研究会の泉が送ってきた動画には首を傾げて佇む男が映っていた。これが倫也かもしれないという泉とともに撮影された場所に行ってみると、抜け殻のようになった倫也を目撃する。原因をつきとめようと調べていると今度は泉まで行方不明になってしまい……。
ちょっとモキュメンタリーぽい編集ですが、ストーリーにのっとっているので苦手な人も問題なく読めると思います。
純粋なホラーというよりは呪いとか人怖とかそっち方面かな。怖さはさほど感じませんでした。主人公含め、人の汚い部分を詰め込んだような不快感があります。ホラーとしてはすごく良いですが