ブレイククラウチのレビュー一覧
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ネタバレ面白い!!
「夏の霜:ブレイク・クラウチ」(パインズ)
人間はかしこい、AIもまたかしこい。
けれど、やはり人間はやらかしてしまう。同じようにAIもまたやらかしてしまう。
「エマージェンシー・スキン:N・K・ジェミシン」(第五の季節)
ずっとずっとの将来ありそうだな、と思ったり。
「方舟(アーク):ベロニカ・ロス」(ダイバージェント)
哀愁漂う
これが一番好き
「目的地に到着しました:エイモア・トールズ」(モスクワの伯爵)
後半に出てくるバーの二人がナイスキャラ
「最後の会話:ポール・トレンブレイ」(終末の訪問者)
かなしいかな、やめられないのだね
「乱数ジェネレーター:アンディ・ウィアー」
量子ビットやら難しそうに感じるも、頭がいいだけではない。冷静さ度胸もあって、ラストはおぉ~って感じでスッキリ -
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ネタバレ「夏の霜」ブレイク・クラウチ
人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
“喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。
「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜けで、任務に気負っていた主人公がだんだん馬鹿らしくなっていく気持ちに同調できた。
与えられた環境と支配の声に疑問を持たずに言いなりになるなということなんだろうな。
「方舟」ベロニカ・ロス
終末モノとして、最後に残った人間の動向が面白い。植物学者。新種のランの発見。それまでの会話と父と母の記憶で、残るのではなく旅立とうと決心したのが良かったな。希望が生まれた瞬間。
「目的地に到着しました」エイモア・トールズ
デザイナーズベイビーモノ。
家族単位での個人のモノとして考えてたら国家が軍事的に介入していたというオチというか、設定。
自分が子供に望むように国家が国民に望んでいる。
IFを3つ見られたのが面白かったし、成長段階を分けていたのも面白かった。奥さんはこれから過渡期で変化前、自分は変化後。変化によってどうなるかわからない不安定さも良かった。
「最後の会話」ポール・トレンブイ
クローン人間像モノ。アンが、アンのホームビデオは何回も見たが最後は数回しか見てないということは、そこまで成長出来たものも数が少ないのかな、と考えた。記憶を引き継いでも、彼は彼であるが自分自身ではないという感覚が面白いな。
でもアンが必死になってクローンを作り出すのはわかってしまう。
「乱数ジェネレーター」アンディ・ウィアー
量子コンピューターモノ。
面白かった。カジノに限定しての攻防と最後の駆け引き。短いながらも緩急あって面白かった。さすが。 -
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ネタバレ3作目はやっぱり何を書いてもネタバレなので、たいへんうまくまとまっている、本書の前文より抜粋させていただきます。
ラスト・タウンについて
最後の町ウェイワード・パインズへようこそ。
シークレットサービスの捜査官イーサン・バーグは三週間前、アイダホ州ウェイワード・パインズにやってきた。この町の住民は誰と結婚するか、どこに住むか、どこに勤めるかを指示される。
子どもたちは町を創設したデイビッド・ピルチャーは神であると教わる。何人も町から出ることは許されない。質問をするだけで命が危ない。
しかしイーサンは知ってしまった。町の周囲にめぐらされた電気フェンスの外側には驚くべき秘密があり、フェンスは外のおぞましい世界から町を守るために存在していること。その秘密があるために、全住民は正気を失った男と彼を信奉する一団にすべてを管理されている。
フェンスを突きやぶられたら最後、力で劣る人類の生き残りなど、一瞬にして淘汰されてしまう。
以上抜粋。
スケールの大きなエンターテインメント小説でした。
冒険小説として、また恋愛的な要素もあり、ページを繰る手が止まりませんでした。
最後になりましたが、この物語の面白さを、このサイトで紹介してくださったフォロワーの方々にお礼申し上げます。
どうもありがとうございました! -
Posted by ブクログ
ネタバレウェイワード・パインズはどこにでもある田舎町とはちがう。フェンスの反対側には想像と絶する悪夢の世界が広がっている。ウェイワード・パインズで保安官に任命されたイーサン・バーグ。
ピルチャーのもとで働いていた女性アリッサが殺された。背反者たちが彼女を拷問して殺したとの情報が入る。
パインズの町での”祭り”以外の殺人は初めてだった。
過去に背反者だったイーサンが逆に背反者を取り締まることになる。かつての同僚であり愛人でもあったケイトに接触して調べるように命じられる。
そしてケイトとその夫が次の”祭り”の犠牲者となるのか。
ピルチャーは言う「ぜひとも楽しんでくれたまえ、私自身”祭り”は苦手だが、あれには抗しがたい魅力があるのはたしかだ」イーサンは、住民すべての家に電話を鳴らして呼びかけるが…。
それを”祭り”と呼ぶ、気のふれた神、ピクチャーらの世界。
イーサンはどうやって、この世界を救うのか。
そしてイーサンの妻テレサには、イーサンの知らないパインズで暮らした5年間の過去に何があったのか…。
続きが知りたくてレビューする前に『ラスト・タウン』を読みましたが、このシリーズを紹介してくださった、フォロワーの方もレビューされていましたが、全3作のうち2作目がやっぱり面白くかんじました。
起承転結でいうと承の終わりから転にかけてでしょうか。1作だけ読んだら、やめようとも思っていましたが、この話は3作全部読まないと終わらなかったと思います。 -
Posted by ブクログ
行方不明になっていたシークレットサービス捜査官のエヴァンズとケイトを捜していた特別捜査官のイーサンバークは交通事故に遭い、負傷したが、命からがら事故現場から逃げ出す。
偶然とどまった、ウェイワード・パインズの町の屋敷で、行方不明になっていたエヴァンズの死体をみつける。
外部と連絡を取ろうとするが、意識を失い、ウェイワード・パインズの病院に入れられて、そこから出してもらえなくなってしまう。
イーサンは外部の人間と全く接触できなくなってしまう。インターネットも電話も通じない。
町の保安官に車を借りることすらできない。
「おかしいのはこの町のほうだ」
ケイトが知らない家の主婦となっていて、イーサンのことを全く知らないという。が、問いただすとケイトはイーサンを実は覚えていた。だけど、ケイトは歳をとりすぎている。二十は上だ。イーサンが事故に遭ってまだ4日しかたっていないのに。
ケイトは「この町でだってすばらしい人生を送ることはできる」という。
イーサンは車を盗難してパインズを出ようと試みる。
しかしポープ保安官にみつかって止められてしまう。
ポープは言う「きみは芝居をしているんだよ。きみがエヴァンズを殺したんだ」
ウェイワード・パインズ 美しい地獄
ラストシーンでは、真実を突き止めたイーサンがどういう選択をするのか息をのみました。 -
Posted by ブクログ
ブラヴォー!!!ブラヴォー!!!ブラヴォーーーーー!!!
もう10分間スタンディングオベーションです。拍手を止められません。
この『ウェイワード・パインズ』三部作。最高です。
なぜ、評価が☆5までしかないのでしょうか。はっきり言って☆8~☆9くらい付けたいです。
この三部作全体についての感想ですが、冒険小説として全ての要素が入っています。
神を目指した男の狂気
信念を曲げない男の悲哀
二人の男に愛された女の迷い
愛する女の為に極限の地獄から生き残ろうとする男の執念
そして、そんな人間達の努力などチリのように簡単に吹き飛ばし、強烈な絶望感しか生まない極限の環境
本当にこの三部作面白かった。
謎に満ち、驚愕のラストが明かされる第一作の『パインズ』、秘密を知った主人公の闘争を描く第二作『ウェイワード』、主人公の奮闘に対して禁断のリセットボタンが押されてしまう本書『ラスト・タウン』。
翻訳小説として、これほど心が躍り、肝を冷やし、希望を感じた本を読んだのは初めてかもしれない。小説全体としても考えても少なくともここ10年で読んだ小説のトップ5には間違いなく入る面白さでした。
いずれも約500ページというボリュームでしたが、どれも一気に2、3日で読んでしまいました。3冊通算でも1週間かからなかったのではないでしょうか。
ストーリーが面白すぎるし、どのキャラクターも際立っています。
そしてどの登場人物にも感情移入でき「これがもし自分だったらどうしただろう」と自問自答しながら読みました。
そしてネタバレになるので詳しくは書けませんが「男同士の決着の付け方」ってやっぱり最後は素手の殴り合いなんですね~。もうロマンしか感じません。
最後の崖の上でどちらが不幸かを競い合う男女の会話も泣けたな~。
そして99.99パーセントの破滅と0.01パーセントの希望を残した全く予想外の壮大過ぎるエピローグ。
もう、涙が止まりません。
ああ、この三部作を読んだ人同士で、三日三晩徹夜で語り明かしたいくらいです(笑)。
もちろん、本書をつまらなかった、期待外れだったという人もいると思います。
そういった意見の人も含めて「では、どうすれば良かったのか?あなただったらどうするか?」ということまで真剣に語り合いたいですね。人類の行く末を考える者同士として(これはちょっと大げさかw)。
この物語は制作総指揮者にM・ナイト・シャマラン監督を起用した連続ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』も作成されたようですが、こちらは全く見たことがありません。ドラマのレビューなどを見ると小説とはだいぶ設定が異なっているようですね。まあ、この物語は小説のままで良いのではないでしょうか。特に本書のシーンは映像化するとちょっとグロテスクになりすぎると思いますので。
いずれにしても、この素晴らしい物語を語ってくれた著者ブレイク・クラウチ氏と翻訳者の東野さやかさんに感謝すると共に、最後にこの言葉をこの三部作に捧げたいです。
「このアメリカの片田舎の町『ウェイワード・パインズ』と『その住民達』に幸あれ」
と。 -
Posted by ブクログ
ねえ、ちょっと、待って。これ面白すぎるよ。
この作者のストーリーテリングのテクニック凄すぎ。
本書は『パインズ』の続編で「ウェイワード・パインズ」三部作の2作目なんだけどさ。
ふつう、三部作の2作目ってだれるし「なんかなぁ」って思っちゃうの多いけど、この『ウェイワード』はマジでヤバイね。面白すぎる。
『三部作の2作目が面白い本コンテスト』を開催したら間違いなく上位に食い込みます(笑)。
本書はあの1作目『パインズ』の衝撃のラストの2週間後から始まるんだけど、町の秘密を知った主人公のイーサンの行動がまた読者に迫ってくるものがあるんだよね。
この町の存在意義も分かるし、絶望的な状況であることも理解している。
それでも、イーサンにとっては「これは納得できない。間違っている」と思うこと、もう信念って言ってもいいかも知れないけど、それに基づいて行動する。これがカッコいい。
本書ではかなりの伏線が張られているし、さらに最後の『ラスト・タウン』でこの町がどうなってしまうのか?
のんびり読もうかなって思ったけど、もう待てません。すぐに『ラスト・タウン』読みます。
何かいてもネタバレになってしまうので訳の分からないレビューでスイマセン。
詳しく知りたい方はまず『パインズ』読んでね☆ -
Posted by ブクログ
あの『パインズ ー美しい地獄ー』の続編。三部作の構想の第二作。
前作の『パインズ』があまりにも衝撃的な展開だったので、続編では、もうこれ以上の展開は期待出来ないのではと思ったのだが、さらなる驚愕の展開が待ち受けていた。このシリーズは普通の海外ミステリー、冒険小説と思って読んだら、大間違い。なかなか面白いシリーズである。兎に角、前作を読んでから、本作を読むことをお勧めしたい。
山間の小さな町、ウェイワード・パインズの保安官イーサン・バークは女性の全裸殺人事件を捜査するうちに…
内容にはあまり詳しく触れないが、第三作への伏線と思われる描写もあり、早く、結末が知りたい。第三作が待ち遠しい。
2015年5月から『ウェイワード・パインズ』というタイトルでFOXチャンネルでドラマ化放送。 -
Posted by ブクログ
記憶を無くしたシークレットサービスの特別捜査官が、アメリカの田舎町パインズで目を覚ます。自分の名さえ思い出せない。しかも全身がやけに痛む。病院で少しずつ記憶を回復し、自分が捜査官だと思い出した彼は、町の保安官や住民に助けを求めるも、まったく要領を得ない。自分の身分を証明するものは何も無く、携帯電話もお金も無い。しかも外部と連絡が取れないし、取ろうとしても邪魔が入る。この町で過ごすにつれ、少しずつこの美しい町パインズが何かおかしいと感じてくる。何となくおかしい。何かが狂っている。
読者は本書を読み進めるにつれ、彼が本当に捜査官なのか、彼が思い出した記憶すら本当のことなのか分からなくなってくる。何がいったい真実なんだ。
駄目だ、これ以上は書くとネタバレになってしまう。
ただ、すごく面白い、まさに一気読みだった。
この本のジャンルの詳細を書いてしまうとそれもネタバレになるので、ものすごく大きく分けるとすれば「脱走・脱出もの」ということになるのかな。
筆者は幼少の頃、往年の傑作ドラマ『ツイン・ピークス』にはまり、自分でもこのような物語を書いてみたいと思い、20年間構想をあたためて本書を書いたそうだ。『ツイン・ピークス』と本書の話はまったく違うが、アメリカの美しい片田舎の町が実は・・・という感じは非常に似ている。
本作を読み終わるまで本作が3部作であることは知らなかったし、映像化されていることも知らなかった。この1冊で十分面白いし、完結している。でも、続きがあると知ったら読まずにはいられない。第二作『ウェイワード-背反者たち-』、第三作『ラスト・タウン-神の怒り-』、早速、読んでみよう。 -
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ブレイク・クラウチ『ダーク・マター』ハヤカワ文庫。
ブレイク・クラウチの『パインズ ー美しい地獄ー』『ウェイワード ー背反者たちー』『ラスト・タウン ー神の怒りー』の三部作が思い掛けずに面白かったので、本書も手にしてみた。流石はクラウチ、三部作と同じように不思議で奇妙な設定で始まった物語は予測不能の展開を見せる。ミステリーなのか、SFなのか、はたまたホラーなのか…
物理学会の新星として期待された主人公のジェイソンは家族との暮らしを優先したことから二流大学で量子力学を教える身分に甘んじていた。或る日の晩、友人のパーティーに参加した帰り道に、謎の仮面の男に襲われたジェイソンは思いもよらぬ事態に陥る。これは現実なのか…
見事な着想とプロット。非常に面白い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作で驚天動地のラストを提示したが故に、次で「何を魅せる?」のか
が非常に心配された続編を文庫にて。
・・・いやぁ、見事。本当に見事としか言いようの無いすばらしい展開。
文庫を手に取るとそのボリュームにかなりびっくりするのだが、
とにかく先が気になってしょうがない。約2日で完読したのだが、余韻が
全く消えない。
ドラマ化を前提に考えるのなら、シーズン2はバッチリ、という感じか?
(しかし、シーズン1が前作1冊を前提にしてるかどうかは知らない^^;)
翻訳モノでここまで夢中になったのは、クライトンのジュラシック・パ
ークシリーズ以来。このシリーズは三部作らしいが、もうすぐにでも次
が読みたい!もちろんドラマも超楽しみ。原作先読みの僕でもハッキリ
そう言えます、うん。 -
Posted by ブクログ
何の予備知識無しに読んだが、非常に面白かった。アイダホ州ウェイワード・パインズという片田舎の町の川沿いで全身傷付いた状態で意識を回復したシークレット・サービス特別捜査官・イーサン・バーク。変わった雰囲気のミステリーと思いながら読み進むと300ページ過ぎから予想もしない驚愕の展開が…まさか、そう来るとは思わなかった。
リチャード・マシスンの『地球最後の男』のような、著者あとがきと解説に記述されているようにディビッド・リンチのカルト映画『ツイン・ピークス』のような趣きを持つ傑作。
解説によると本書は三部作の第一作で、第二作目は既に刊行されており、この夏には第三作が刊行予定とのこと。また、アメリカのFOXテレビでドラマ化が決定しているようだ。第二作、第三作の翻訳が待ち遠しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自然豊かな田舎町に閉じ込められた男の話。不運な展開に翻弄されつつ、驚異的なバイタリティで脱出を試みる。ジャンル的には、SF、ホラー、ミステリー、冒険、家族愛などいろんな要素があった。
町の風景描写や追っ手と戦う場面の迫力は情景が目に見えるようで、まるでハリウッド映画を観ているようだった。狂った大富豪の酔狂でできた町なのかと思いきや、後半、壮大な町の秘密が明らかになってくる。驚くべきSF的展開にページを繰る手が早くなり、本の分厚さも気にならず読み終わってしまった。文句なく面白いです。
洋の東西を問わず、大風呂敷を広げたストーリーは得てしてエンディングが物足りない感じに終わりがち。でも、この本は綺麗な大円団が決まっていた気がする。その辺も映画的だと思ったゆえんかな。 -
Posted by ブクログ
時間を取って一気読みすべき本。途中で読むのを一時停止すると、あまりに気になって&気持ち悪くて、他のコトが手につかなくなりそうなのでご注意を(笑
(ハヤカワのSFにしては、スイスイ読める方だと思うので数時間で読み終わるかと)
既にFOXでドラマ化もされているんですね。あまりアメリカのドラマは見ないのですが、数少ない見た作品の中だとXファイルに近いかなぁ。
本著のストーリーは、アメリカの田舎街へ捜査に向かったところ、事故に巻き込まれて記憶喪失状態で目覚めた捜査官が、この美しいながらもどこかがおかしい街の謎に挑んでいくという話。
読み進めていくと、「えっ!?」と引っかかる矛盾とも思える要素が次々と出てきて、捜査官の過去のトラウマとも相まって、一体誰がおかしいのか?と混乱の極みに達するのですが、最後は「おー、そう来たかー!」と驚かされます。裏表紙のあらすじに「絶対予測不可能の衝撃のラスト!」と書いてあって、そこまでかなぁとは思いつつ(笑 でも、そう書くのもわかるドラマチックなストーリー展開でした。
著者の筆力は素晴らしく、文章を読んでいて非常に落ち着かない気持ちにさせられます。途中の閉塞感と言ったら、個人的な読書経験の中でここまで追い込まれた感覚を味わったコトは無いってくらい。
諸々の謎が明かされた後の展開は、逆に少しアッサリしすぎていて、これで良いの?って感もありましたが、全般的には楽しませていただきました。
しかし、もし自分があの街の住人だったとしたら遠からずおかしいと思い始めると思います。あんまり書くとネタバレなので言えませんが…。
SFの中でも、知的な気付きがあるものと言うよりはエンタメ寄りだと感じました。続編読むかなー、どうするかなー。 -
Posted by ブクログ
タイトルが気になったので、なんとなく購入した。
ミステリーではなく、サスペンス。
読むにつれて、タイムマシン系の話かな?と思ったが、
見事に予想ははずれた。
さらに読み進めていくと、「誰が、どうして、こんなことをしているのか?」の謎は解けるのだが、
次は話が収集つかなくなるんじゃないかと思い始める。
無限ってすごい。 何気なく行なっている「選ぶ」っていう行為はすごいと思わされてしまった。
量子物理学とかって屁理屈なんじゃないかと思うが、
屁理屈と思わずにしっかりと研究している人たちはすごいなとも思った。
自分の過去とか現在を思って、多少重ね合わせて読んでしまった。
しかし、それが自分の側面だとしても、自分はそれしか知らないのであれば、今現在が最高だし最高にするように生きるのが一番だろうなと思った。
面白いサスペンスだった。