ブレイククラウチのレビュー一覧
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ネタバレ「夏の霜」ブレイク・クラウチ
人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
“喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。
「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜 -
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ネタバレ3作目はやっぱり何を書いてもネタバレなので、たいへんうまくまとまっている、本書の前文より抜粋させていただきます。
ラスト・タウンについて
最後の町ウェイワード・パインズへようこそ。
シークレットサービスの捜査官イーサン・バーグは三週間前、アイダホ州ウェイワード・パインズにやってきた。この町の住民は誰と結婚するか、どこに住むか、どこに勤めるかを指示される。
子どもたちは町を創設したデイビッド・ピルチャーは神であると教わる。何人も町から出ることは許されない。質問をするだけで命が危ない。
しかしイーサンは知ってしまった。町の周囲にめぐらされた電気フェンスの外側には驚くべき秘密があり、フェンスは外 -
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ネタバレウェイワード・パインズはどこにでもある田舎町とはちがう。フェンスの反対側には想像と絶する悪夢の世界が広がっている。ウェイワード・パインズで保安官に任命されたイーサン・バーグ。
ピルチャーのもとで働いていた女性アリッサが殺された。背反者たちが彼女を拷問して殺したとの情報が入る。
パインズの町での”祭り”以外の殺人は初めてだった。
過去に背反者だったイーサンが逆に背反者を取り締まることになる。かつての同僚であり愛人でもあったケイトに接触して調べるように命じられる。
そしてケイトとその夫が次の”祭り”の犠牲者となるのか。
ピルチャーは言う「ぜひとも楽しんでくれたまえ、私自身”祭り”は苦手だが、あれに -
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行方不明になっていたシークレットサービス捜査官のエヴァンズとケイトを捜していた特別捜査官のイーサンバークは交通事故に遭い、負傷したが、命からがら事故現場から逃げ出す。
偶然とどまった、ウェイワード・パインズの町の屋敷で、行方不明になっていたエヴァンズの死体をみつける。
外部と連絡を取ろうとするが、意識を失い、ウェイワード・パインズの病院に入れられて、そこから出してもらえなくなってしまう。
イーサンは外部の人間と全く接触できなくなってしまう。インターネットも電話も通じない。
町の保安官に車を借りることすらできない。
「おかしいのはこの町のほうだ」
ケイトが知らない家の主婦となっていて、イーサンの -
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ブラヴォー!!!ブラヴォー!!!ブラヴォーーーーー!!!
もう10分間スタンディングオベーションです。拍手を止められません。
この『ウェイワード・パインズ』三部作。最高です。
なぜ、評価が☆5までしかないのでしょうか。はっきり言って☆8~☆9くらい付けたいです。
この三部作全体についての感想ですが、冒険小説として全ての要素が入っています。
神を目指した男の狂気
信念を曲げない男の悲哀
二人の男に愛された女の迷い
愛する女の為に極限の地獄から生き残ろうとする男の執念
そして、そんな人間達の努力などチリのように簡単に吹き飛ばし、強烈な絶望感しか生まない極限の環境
本当にこ -
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ねえ、ちょっと、待って。これ面白すぎるよ。
この作者のストーリーテリングのテクニック凄すぎ。
本書は『パインズ』の続編で「ウェイワード・パインズ」三部作の2作目なんだけどさ。
ふつう、三部作の2作目ってだれるし「なんかなぁ」って思っちゃうの多いけど、この『ウェイワード』はマジでヤバイね。面白すぎる。
『三部作の2作目が面白い本コンテスト』を開催したら間違いなく上位に食い込みます(笑)。
本書はあの1作目『パインズ』の衝撃のラストの2週間後から始まるんだけど、町の秘密を知った主人公のイーサンの行動がまた読者に迫ってくるものがあるんだよね。
この町の存在意義も分かるし、絶望的な状況であること -
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あの『パインズ ー美しい地獄ー』の続編。三部作の構想の第二作。
前作の『パインズ』があまりにも衝撃的な展開だったので、続編では、もうこれ以上の展開は期待出来ないのではと思ったのだが、さらなる驚愕の展開が待ち受けていた。このシリーズは普通の海外ミステリー、冒険小説と思って読んだら、大間違い。なかなか面白いシリーズである。兎に角、前作を読んでから、本作を読むことをお勧めしたい。
山間の小さな町、ウェイワード・パインズの保安官イーサン・バークは女性の全裸殺人事件を捜査するうちに…
内容にはあまり詳しく触れないが、第三作への伏線と思われる描写もあり、早く、結末が知りたい。第三作が待ち遠しい。
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記憶を無くしたシークレットサービスの特別捜査官が、アメリカの田舎町パインズで目を覚ます。自分の名さえ思い出せない。しかも全身がやけに痛む。病院で少しずつ記憶を回復し、自分が捜査官だと思い出した彼は、町の保安官や住民に助けを求めるも、まったく要領を得ない。自分の身分を証明するものは何も無く、携帯電話もお金も無い。しかも外部と連絡が取れないし、取ろうとしても邪魔が入る。この町で過ごすにつれ、少しずつこの美しい町パインズが何かおかしいと感じてくる。何となくおかしい。何かが狂っている。
読者は本書を読み進めるにつれ、彼が本当に捜査官なのか、彼が思い出した記憶すら本当のことなのか分からなくなってくる。 -
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ブレイク・クラウチ『ダーク・マター』ハヤカワ文庫。
ブレイク・クラウチの『パインズ ー美しい地獄ー』『ウェイワード ー背反者たちー』『ラスト・タウン ー神の怒りー』の三部作が思い掛けずに面白かったので、本書も手にしてみた。流石はクラウチ、三部作と同じように不思議で奇妙な設定で始まった物語は予測不能の展開を見せる。ミステリーなのか、SFなのか、はたまたホラーなのか…
物理学会の新星として期待された主人公のジェイソンは家族との暮らしを優先したことから二流大学で量子力学を教える身分に甘んじていた。或る日の晩、友人のパーティーに参加した帰り道に、謎の仮面の男に襲われたジェイソンは思いもよらぬ事態に -
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ネタバレ前作で驚天動地のラストを提示したが故に、次で「何を魅せる?」のか
が非常に心配された続編を文庫にて。
・・・いやぁ、見事。本当に見事としか言いようの無いすばらしい展開。
文庫を手に取るとそのボリュームにかなりびっくりするのだが、
とにかく先が気になってしょうがない。約2日で完読したのだが、余韻が
全く消えない。
ドラマ化を前提に考えるのなら、シーズン2はバッチリ、という感じか?
(しかし、シーズン1が前作1冊を前提にしてるかどうかは知らない^^;)
翻訳モノでここまで夢中になったのは、クライトンのジュラシック・パ
ークシリーズ以来。このシリーズは三部作らしいが、もうすぐにでも次
が読みたい -
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何の予備知識無しに読んだが、非常に面白かった。アイダホ州ウェイワード・パインズという片田舎の町の川沿いで全身傷付いた状態で意識を回復したシークレット・サービス特別捜査官・イーサン・バーク。変わった雰囲気のミステリーと思いながら読み進むと300ページ過ぎから予想もしない驚愕の展開が…まさか、そう来るとは思わなかった。
リチャード・マシスンの『地球最後の男』のような、著者あとがきと解説に記述されているようにディビッド・リンチのカルト映画『ツイン・ピークス』のような趣きを持つ傑作。
解説によると本書は三部作の第一作で、第二作目は既に刊行されており、この夏には第三作が刊行予定とのこと。また、アメリ -
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ネタバレ自然豊かな田舎町に閉じ込められた男の話。不運な展開に翻弄されつつ、驚異的なバイタリティで脱出を試みる。ジャンル的には、SF、ホラー、ミステリー、冒険、家族愛などいろんな要素があった。
町の風景描写や追っ手と戦う場面の迫力は情景が目に見えるようで、まるでハリウッド映画を観ているようだった。狂った大富豪の酔狂でできた町なのかと思いきや、後半、壮大な町の秘密が明らかになってくる。驚くべきSF的展開にページを繰る手が早くなり、本の分厚さも気にならず読み終わってしまった。文句なく面白いです。
洋の東西を問わず、大風呂敷を広げたストーリーは得てしてエンディングが物足りない感じに終わりがち。でも、この本 -
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時間を取って一気読みすべき本。途中で読むのを一時停止すると、あまりに気になって&気持ち悪くて、他のコトが手につかなくなりそうなのでご注意を(笑
(ハヤカワのSFにしては、スイスイ読める方だと思うので数時間で読み終わるかと)
既にFOXでドラマ化もされているんですね。あまりアメリカのドラマは見ないのですが、数少ない見た作品の中だとXファイルに近いかなぁ。
本著のストーリーは、アメリカの田舎街へ捜査に向かったところ、事故に巻き込まれて記憶喪失状態で目覚めた捜査官が、この美しいながらもどこかがおかしい街の謎に挑んでいくという話。
読み進めていくと、「えっ!?」と引っかかる矛盾とも思える要素が次々と -
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タイトルが気になったので、なんとなく購入した。
ミステリーではなく、サスペンス。
読むにつれて、タイムマシン系の話かな?と思ったが、
見事に予想ははずれた。
さらに読み進めていくと、「誰が、どうして、こんなことをしているのか?」の謎は解けるのだが、
次は話が収集つかなくなるんじゃないかと思い始める。
無限ってすごい。 何気なく行なっている「選ぶ」っていう行為はすごいと思わされてしまった。
量子物理学とかって屁理屈なんじゃないかと思うが、
屁理屈と思わずにしっかりと研究している人たちはすごいなとも思った。
自分の過去とか現在を思って、多少重ね合わせて読んでしまった。
しかし、それが自分の側 -
購入済み
寝不足をどうしてくれる!?
初めての作品なのでこれだけを買い、残った予算で他の本を買ってしまった。そうすれば後悔は最小限に止められると思ったからだ。結果としては、選択の間違いが起きたわけだが、それどころか、今日は寝不足であくびばかり出て困っている。今回のカードの締切日が過ぎたら、すぐにでも二作目三作目を買うことにしよう。