ブレイククラウチのレビュー一覧

  • ウェイワード―背反者たち―

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    内容(「BOOK」データベースより)

    山間にたたずむ小さな町、ウェイワード・パインズ。絵に描いたように美しいこの町には、ある秘密が…。そんな町で初めての殺人事件が起こる。全裸で打ち捨てられていた女性の死体には、血が一滴もない上に、ひどい拷問を受けた形跡があった。保安官イーサンが捜査を始めると、そこには被害者の意外な正体と、偽りの町に潜む闇が浮かびあがるのだった。M・ナイト・シャマラン監督ドラマ化!衝撃作『パインズ』続篇。

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    2017年10月30日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    内容(「BOOK」データベースより)

    川沿いの芝生で目覚めた男は所持品の大半を失い、自分の名さえ思い出せない。しかも全身がやけに痛む。事故にでも遭ったのか…。やがて病院で記憶を回復し、みずからが捜査官だと思い出した男は、町の保安官や住民に助けを求めた。だが、この美しい町パインズはどこか狂っていた。住民は男が町から出ようとするのを執拗に阻み続け、外部との連絡にも必ず邪魔が入る―絶対予測不能の衝撃のラスト!

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    2017年10月30日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    訳者が東野さやかさんというところで新規開拓した1冊。
    ジョンハート、ウイリアムランディと大当りだったのもあってワクワクして読み進めると…。なんだか微妙。
    基本的にストーリーに気持ちを目一杯引きずられる私としては入りずらい、完全な『ミステリー』。
    半分くらいまでガマンしたけれど、耐え切れずに結末を読んでしまうという荒技で最後まで読み切った。
    結論から言えば、結末を知ってからの後半は一気読み。確かに面白い。
    でも…。やっぱり『義理を通せば最後には正義が勝つ!』的なストーリーが、私的には好みのよう。
    ちなみに。寝る前に読むと夢を見てしまいそうで怖くて、いちばん心安らぐ『大草原シリーズ』を再読中。

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    2016年09月05日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    最終的にこうくるかと思い、結局、映画かドラマの原作ねらいなのかと感じた。街を出れない話なら、筒井康隆の短編の方が怖かった。

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    2016年08月23日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    絶対原作を先に読もうとドラマを見ないようにしてたけど、他の番組の間にちょくちょく番宣が入るからなんとなーく内容がわかってしまい、読後の衝撃はそんなになかった。ドラマは「ウェイワード」も含まれているみたいなので、三部作全部読んでからゆっくり視聴予定。

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    2016年07月03日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    評価ぎ高かったので期待しすぎた。つまらなくはないが、読んでいて楽しくもない。痛い描写や苦境が満載なので。。。

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    2016年03月30日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    ネタバレ

    ジャンルだけでネタばれになりそうな一作。
    失踪した同僚を探しに来た主人公が、絵のように牧歌的で美しい田舎町から出れなくなる不条理タイプのストーリー。
    「雷鳴の館」や「ヴィレッジ」系と思いきや、意表を突く展開だった。フェア、アンフェアとかでなく話の展開に身を任せれば面白く楽しめる。
    そもそもオチに全てを収束させるストーリーだから、細部に粗があるのは仕方ないが、残念なのが主人公の心情描写がしつこすぎる点。アフガン?での拷問や、逃亡時のきつさやつらさが延々と繰り返されるのが退屈。ここらは本質には関係のないことなのだからもう少し割愛してスピード感を出しても良かったのでは?
    アイデアもいいし、中盤の失踪

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    2015年11月26日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    シークレットサービスの捜査官イーサンが、半分記憶をなくして、ある川のほとりで目覚めるシーンから始まる。美しくもどこか不気味な町、ウェイワード・パインズ。イーサンがパインズからの脱出と謎の解明に取り組む話だが、設定と謎の答えはスケールが大きく面白い。ただ、後味の悪い描写が多いし、細かいところの線が全て繋がらずに終わったし。何より著者が影響を受けたというツイン・ピークスに対する自分の評価は最低だったし。続編があるというが、読もうかなぁどうしようかなぁという程度。

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    2015年02月02日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    パインズという美しい町で、着の身着のままで目を覚ました主人公イーサン。事故にでもあったかのように身体が痛み、当初は自らの名前さえ思い出せなかったが、病院で記憶を回復し、自分がシークレットサービスの特別捜査官であったことを思い出す。イーサンは町の住人に上司への連絡や捜査協力を求めるが、彼らはどこかおかしく非協力的。イーサンが町から出ようとするのを阻害しようとするが…ってなストーリー。本の紹介で「衝撃のラスト」と記載されてるけど、アイデアはそこまでオリジナリティないかも。そして、SFとわかっていないといまいち納得しづらいかも。前半はサイコ系のミステリっぽいので、後半での展開の仕方がちょっとウルトラ

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    2014年11月08日
  • パインズ ―美しい地獄―

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     面白い小説として評価される一冊というよりは、映画化することでけっこう受けるかもしれない、という印象が強い作品。というのも、映画『Uターン』(1997年)を思い起こさせる作品であるからだ。

     『Uターン』という映画は、オリバー・ストーン監督としては娯楽に徹した異色の作品で、ノワール作家ジョン・リドリーの『ネバダの犬たち』を原作とした映画であったが、ショーン・ペン、ジェニファー・ロペス、ニック・ノルティらの騙し合いと、彼らを蟻地獄のように捉える西部の片田舎の町が、見所なのである。

     そして本書『パインズ』は、まさに『Uターン』を彷彿とさせる蟻地獄のような世界であるのだ。違うのは、『Uターン』

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    2014年10月27日
  • パインズ ―美しい地獄―

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    世界の終末後、最後の人類たちが暮らしているパインズという街での話。主人公は事故にあい、記憶を操作され、瀕死の状態で街の外に出ようと試みる。
    ノンストップのエンターテイメント小説でもありSF小説でもあるが、内容は浅いかも。

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    2015年04月01日