立川恵のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
明日へと駆け出してゆこう
本編は第六巻で堂々のフィナーレを送ってるが、これはその番外編も含めたとある”その後”などのお話
「セイント・テール誕生!」
→聖なる尻尾の誕生秘話。と同時に聖良ちゃんや飛鳥Jrなど接点も何気にあったのか(笑)しかし、よくよく考えればこのお父さんが色んな意味で重要な立場してるよな(怪盗ルシファーを引退させ、怪盗セイント・テールのマジックにも影響している)
というか、セイント・テールの名付け親兼黒幕はやっぱり聖良ちゃんだったか……。
「クリスマスの贈り物」
→怪盗セイント・テールのアフターストーリーズ。年末を迎えたとある日の出来事。今までの憑き物が落ちたように彼氏の言動に
一喜一憂する芽美ちゃんに中々ニヤニヤ出来る。その一方で募る想いも多々あるようで
いつでも、いつまでも、女の子は彼に愛して欲しいと願うものだな
「聖良ちゃんと佐渡くん」
→変わり者二人の不思議なラブストーリー。若くして神様に一生を捧げた少女に寄り添う方法は意外な事だった
神様に全てを捧げようとしても捧げる事が出来ないものが彼女の心にも出来た。純白の心に初めての色を落としたのだな
青春はこれから、青い春をしてはならないと教義に書かれてはないからな
割と本編の二人(芽美×飛鳥)に次いで結構好きかも知れない。続きも見てみたかったなあ
「ひ~ふ~み~」
→額に傷のある女の子とそれを探してる男の子の再会の物語。運命の相手かもしれない男の子はデリカシーがない
けれど段々と気になっていく。明かされる事実と募らせた想い、その結末にもう羊はいらない
代わりに数えるのは今まで募らせた君(初恋相手)への大好きな想い、か――これ、元は幼馴染同士の関係なんですよね?
いいじゃないの、結構これ大好物ですw。
「真夏にジャストミート」
→計算する女の子と真夏の物語。慣れない子守りに悪戦苦闘しつつ、好きな男の子に距離を掴もうとする姿がまさに青春してる
それにしても子は鎹とはよく言ったものだな
【総評】
いつまでも心の片隅でいいからセイント・テールの事を覚えていて欲しい、立川先生はそう仰られましたがこちらも決して忘れません
いつまでも僕の心の中に覚えておきます。世界で一番優しい怪盗とそれを追う探偵の素敵な物語ありがとうございました -
ネタバレ 購入済み
純心
怪盗セイント・テールとそれを追う探偵見習の少年飛鳥Jr。その二人を巡る物語の決着――その第六巻
「パンドラの少女」
→終わりの始まりの回。お互いの恋慕に気付いた初々しい二人が堪らん(断言)「なんにも、いらない……っ」と答える芽美ちゃんのいじらしさよ。恋を自覚して何処か子供っぽさも抜けた飛鳥Jrが初期と比べて大人っぽくある。恋は人を成長させるか
一方で自分の恋と怪盗としての責務に板挟みにされる芽美ちゃんが辛くみえる。聖良ちゃんの指摘もある通り
最早彼女には怪盗が出来ない。本来はそういう性格ではない以上は
「鏡の中の真実」
→娘の苦しみは母の苦しみ。次なる手は、の回。そのネタを吹聴した仙道親子は中々素敵な性格のようで(笑)
これ、芽美ちゃんが単なるとばっちり受けてるだけじゃねえか(呆)しかも、そのとばっちりに飛鳥Jrまでもが(大汗)
そして、いよいよ恐れていた事が。人には隠しておきたい顔がある。もしそれを知られたら果たしてどうなるのか
「ラスト・マジック」
→怪盗セイント・テールがただ唯一盗んだ回。怪盗ローズマリーは誘う。自分と組めば世界中の宝物を、望む物は何だって手に入ると
けれど彼女は返す。ただ一つの「宝石」以外何もいらないと。その一方で宝石も叫ぶ、「黙って頂かれてたまるか」と
「聖なる尻尾」は神の前で全ての罪を話し、ただ一人捕まっても良いと願った相手に捕まった
その日から「聖なる尻尾」は聖華市から姿を消した。ただそれだけの話
「16歳のティアラ」
→ちょっと抜けてる女の子と口の悪い世話焼きのお話。こういうカップルも結構好き
古き良き少女漫画っぽくていい。甘酸っぱいな
「くじらが飛んだ日」
→裏表のない男の子とやきもきする女の子のお話。こちらも甘酸っぱくていいな
感じんなところで通じ合うのが絆か。……ところでこの二人、俗にいう幼馴染で合ってるんよな?
【総評】
どんな事があっても、変わらずに愛してくれる人。それは意外と難しい。何故なら人は誰でも知られなくない顔や隠し事があるからだ
しかし、それでも全て受け入れて変わらずに愛してくれる相手はそれこそ世界中の高価な宝物に勝る存在だ
かの聖なる尻尾は大切な相手と未来の中で今でも微笑んでるだろうか。願わくばそうであって欲しい -
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虹の麓にある宝物
近くて遠い関係――そんな二人の恋が急展開を迎える第五巻。冒頭からセイント・テールに対する複雑な感情を読んだリナちゃんが強硬策に打って出る
「二人の小夜曲(セレナーデ)」
→偽の予告状と白鳥の回。偽物を語る相手は数知れど、これは流石に犯罪そのものでは(汗)
追う追われる以外に芽生えた二人の関係も流石の聖良ちゃんも気付いてしまう辺り、もう隠し通せてない
後編ではまさかの共闘とは……意外と話を覚えていないものだな(大汗)
逃げる(バレたくない)捕まえる(正体を明かしてやる)者同士の関係、その先にあるのはどんな関係なんだろうか
「海に帰った真珠」
→水族館での初デート回?(ただし、聖良、リナ、佐渡ら三人も)しかし、二人きりでも彼の目に映るのは「聖なる尻尾」の事
近くにいるのに遠い心境とはこういう事なのかも知れないな。一方で飛鳥Jrも少しずつ直感で感じ始めている。不思議なほどにもどかしい
そして最後に飛鳥Jrが言い放った想いが「聖なる尻尾」を絆していく
「宝物は、すぐそばに」
→怪盗ルシファーの思い出話と星の紅玉。傲慢不遜な怪盗を絆したのは色とりどりの花々か
その一方でお互いの想いを隠し切れない二人の関係。そして答えを見つけた飛鳥Jr。もうその想いは止められない
【総評】
捕まって欲しいと願う怪盗と自分以外の誰にも渡して欲しくなかった探偵
その不器用な二人の恋の行方は如何に
それと余談だが、この「海に帰った真珠」の前書きにある同人誌云々の話を見ると、こちらも真摯に書かなくてはならない気分になる
世の同人ゴロと呼ばれる連中に見てやりたい一文だな -
ネタバレ 購入済み
近くて遠い
「怪盗セイント・テール」の正体が「羽丘芽美」と思い始める飛鳥Jr。そして悩める子羊に答えようとするセイント・テールこと羽丘芽美
二人の微妙な関係と周囲の人々も絡む第四巻目
「クリスマス・コメット」
→彗星とクリスマスの一時。彗星を盗み出す方法なんて中々洒落てるが……これどちらにも同情出来るのがなあ
飛鳥Jrの大事なものの答えも面白い。こういう一本気のある男性キャラは嫌いではない
「スノー・ドロップの魔法」
→偽の予告状騒ぎと白雪姫探し。近くて遠い関係。真実を知れば嫌われると思い込み始める芽美ちゃんの心境が切なくなってくる
「秘密のバレンタイン」
→「緑も深き」が流れるオルゴールとダブルブッキング。主はややこしい展開がお好きなようで
こちらも微妙にすれ違いが二重で起きてるのも面白い。というか偶然か?
作者の前書きの「頑張ろうね、諦めるのはいつでも出来るから」の言葉が突き刺さるな
「アイドルは誰だ!?」
→第一次審査と51番目のアイドル。自分で意識していない分、ある意味では飛鳥Jrは魔性の男か(笑)
そんな本人は少しずつ芽美ちゃんに意識し始めてるのが中々面白い事になっている。もう一歩のところで逃したのはどちらの本意なんだろうか?。その一方で今までフェードアウトしていたリナちゃんが再び動き始めていく
【総評】
関係性も変わり始める第四巻。次の五巻目で何かが始まるのか? -
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鏡に映し出される真実
意外にも衝撃的な終わり方をした第二巻目。そこからの三巻目となってます
「飛鳥Jrの一番長い日」
→賭けに翻弄される芽美ちゃんことセイント・テール。その賭けは意外な結末を迎える事になったのだが……
この後の一連の流れが非常にエモい。これ間接的な告白と見てもよろしいのですねw。後、36Pが個人的にお気に入り
「ダイヤと夜空とハリネズミ」
→ハリネズミのルビィ初登場回。その初登場回で結構重要ポジにいます(大汗)
一方のセイントテールにも心境の変化が。これもう盗まれつつあるかw。
「パートナーチェンジ」
→新聞部の佐渡初登場回。まさか最初は乙女の敵だとは(笑)乙女の敵に乗り換えられる鈍感キングェ……。
学院祭のおまじないに絡む話も中々。そして最後にも胸キュンがw。嫌じゃないのかあ……。
「鏡の中の芽美」
→セイント・テールまさかの冤罪騒ぎ。まあ、書いた記事の相手が相手じゃねえ
鏡に伝わる伝承が芽美ちゃんの心境と被るのも面白い。アンティークの鏡は彼女の願望も映していたのか(その隣でセイント・テールの事ばかり考える飛鳥Jrとの近くて遠い関係もいい)
取り返す刹那、そこに映し出された姿はまごうことなき真実。その真実が二人の関係も照らし出したか
【総評】
知られてはいけない関係も少しずつ変化が生まれる。誰かの言葉を借りるとするなら『真実は一つではない、真実は人の数だけある。でも 事実は一つ』。そのお互いの真実を知った時、二人に何が起こるのだろうか? -
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怪盗少女を追う者たち
ある意味、一巻目で完結してもいいと感じるほどに傑作だったセイントテール。その続巻となる第二巻目です
何て言うか、自分の中では二期っぽい雰囲気あるんだよなあ(笑)
「セイント・テールの初デート」
→20Pのやり取りのじれったさが面白い。何だかんだ言って芽美ちゃん意識してるじゃないか(笑)今回のターゲットは人形なのだが
その行き違いも一つのコンセプト。そこからの駆け引きの応酬も悪くない、「木を隠すなら森の中」とはよく考えたが、この森の中から本物を見抜いた飛鳥Jrもやるじゃないかw。これは確かにときめくな。しかし、娘も娘なら両親も両親か
「チェリー・ブラッサム」
→今回は見事にセイント・テールの方が上手な結果となったが、見事に攪乱されたな飛鳥Jr(笑)
個人的に71P目のオブジェの上に立つセイント・テールがお気に入り。構図もカッコ可愛い
「謎の少女(高宮リナ)」の正体も気になるところ。波乱の始まりか?
「涙の秘宝展」
→婦警見習いと偽物の短剣。これ普通に考えたら依頼者捕まるんでは、というツッコミは置いといて
セイントテールを捕まえたい両者の思惑が見事に搗ち合わず。まさに船頭多くして船山に上るか
偽物の一件でセイント・テールの理解しつつある飛鳥Jr。飛鳥Jrの真摯さをある意味で一番傍で知っている芽美
そして両者の関係に嫉妬するリナ。三角関係の始まりか?
「大好き」
→セイント・テールのピンチ回。まさかの落とし物で三角関係に影響が?。女性陣の方が勘が良いのがな(笑)
それを知らない飛鳥Jrェ……。まあ、この後のやり取りを見ても昨今巷にいるクソボケ主人公どもと比べて一途なところに好感がモテる
こういう男性のメインキャラはもう絶滅危惧種だからな。というか最後のデートでしょ(ニヤリ)
しかし、リナちゃん嫌われてるのか(汗)敵役とはいえ、大変だな
「ウェディング・リハーサル」
→前回からリナちゃんにマークされてる中での奪還作戦。そのトリックは……本編で是非
しかし未婚の女性がウェディングドレスを着てもいいの?。ジンクス的に
そして最後のやり取り。これとんでも発言では……?
【総評】
一巻目のハードルをどう越えていくか、気になったが中々面白くなってきた
やはり古き良き少女漫画はいい -
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かわいい
懐かしいかわいい系かな~と思い読んでみたら、めちゃくちゃ近未来展開だった(笑)ヒロインのみんくちゃんもキラキラかわいいネームだったし意外にも面白い展開でした!
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奴はとんでもないものを(ry
かつて「なかよし」で連載され、1995年10月12日から1996年9月12日までアニメ化もされた怪盗漫画の傑作の一つ
キャッツアイの要素を少女漫画寄りにした本作。当時の記録もおぼろげながら新鮮な気持ちで見てみると――
「怪盗セイント・テール登場」
→本作は盗みを働く理由が「盗難物の奪還」及び「悪人の裁き」を目的とした人助けが中心であるため、アンチヒーロー的ではないようにまとめてるのがいい。(盗みが目的だと、どうしても後ろめたさがあるので)
むしろ依頼人当人またはその身内や盗みを働く相手が上記にある「不当な方法(要は騙し取ったなど)」などが多いのも面白い
要はセイント・テール自身が一種のトリックスターなのである(第一話も依頼人の孫であるし)
その一方で散らばれてる少女漫画要素もきっちり押さえてるのも堪らない
不意にとはいえ、抱きしめてドキドキとか古き良き少女漫画だよなあ
「予告状と挑戦状」
→聖良ちゃんは芽美ちゃんをヨイショするのがうまいなぁw。と言いつつ、予告状を出した事で危うくエガミ氏により飛鳥Jrも共犯と疑われる事に。盗みもするし、飛鳥Jrの窮地も救ったりと、終始セイント・テールが大活躍
というか、飛鳥Jrの台詞はどう見ても落としに来てますわw。(主に65P付近)
だがそれがいい
「女の子の気持ち」
→婚約破棄のために、セイント・テールに盗みを依頼するのが面白い。そのさやかちゃんが恋する相手が飛鳥Jrという
気になる男子との板挟みの末の台詞が「超鈍感っっ!!」か……これはもう確実に盗まれてますわ、飛鳥Jrにw。
「約束」
→「迷える子羊(依頼人)」がいないため、セイント・テールが登場せずに張りを無くす飛鳥Jr。それを芽美ちゃんが励まそうとして一悶着するのが……おいおい、ニヤニヤするじゃねぇか!コノヤロー(賛辞)
今回は第二話と逆で予告状がない事と、ある台詞から飛鳥Jrはセイント・テールの正体に気付きそうになるのだが……A公園のやり取りは何処か恋人同士のやり取りにも見えてしまう
子供の頃に見た時以上に、ここまで面白いとは……。作者曰く「ここで終わりだった」というのも納得
【総評】
131P目のやり取りといい、変則的であるが最高の少女漫画と謳ってもいい
全く見事に盗んでいかれたぜ