木尾士目のレビュー一覧
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なんかハトでひっぱりすぎな気もするけど、
そこまで掘り下げないとまずいほどの設定の持ち主だから仕方がないのか…
「オタ女子」「オタ男子」と違って「リアル男の娘」が身近にいないから
どうにも共感・興味がわかないのかもね。
個人的にはハトよりも、
ぐるぐるしてる等身大の思春期腐女子代表・矢島とか、
絶賛スランプ中の荻上(中学時代のアレは今後また出てくるのか?)とか、
あとはみんな気になる斑目の決着とか、
そのへんがすっごくきになる。
それからおまけ漫画の吉武のおしゃれについての発言
「同性たる女どもへの威嚇」
がすごい名言だなあと。
そしてこれを言わせる木尾先生の取材力ってすごいなあと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新キャラはイケメン男装の妹とか、ぶっちぎりまくってんなー。
リアリティ無視なのかリアリティ重視なのか…
旧げんしけんは、そのサークルの雰囲気が非常にリアリティあって、
共感出来て、それが凄く面白かったわけだが、
新シリーズは、性別的に真逆のベクトルだからなー。
俺には分からないが、どこかの誰かが旧シリーズのような
リアリティを持って共感してくれるなら、それでいい。
別につまらないとは思わない、むしろ十分面白いし。
ただ、面白さの質が、旧シリーズとは別。
なんだかんだで、斑目が出るとホッとする。
時には朽木くんですらホッとするもんなーw
一番笑ったのは「エンディングで -
Posted by ブクログ
ネタバレ【概要・粗筋】
酔った勢いで、荻上は自らの腐女子性(?)を否定する原因を作った中学時代の傷が語る。翌日二日酔いで寝込んでいる荻上に付き添っていた笹原は思わず自分の気持ちを告白をするものの、荻上は「男と付き合うつもりはない」と告げ外に飛び出していく。それを追いかける笹原。一巻丸々荻上の巻。
【感想】
荻上が自分の隠しておきたい、けれども抑えられない妄想を表現した例のものを笹原に見せる第47話「set eyes on」が同人活動をしてるオタクならでは展開。笹原に手渡したあと寝室でベットに横たわる荻上の場面が好きだ。
ところで、前巻の女子の入浴場面や、笹原の告白場面での「ゲームみたい」と -
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ネタバレ【概要・粗筋】
お互い意識をし始めた笹原と荻上。そのことに気づいた春日部と大野は奥手な二人の背中を押してあげようと、いろいろと画策する。コミフェス参加の打ち合わせと称して荻上宅に押しかけたり、コミフェスで期せずして二人っきりで販売をすることなったりしても、二人の中は全く進展せず。その他に、笹原の就職活動や現視研の軽井沢夏合宿を収録。
【感想】
童貞・笹原と処女・荻上の初々しい恋愛が微笑ましい。エロゲーしながら、大野にまんまとはめられてコスプレをさせられて恥ずかしがる荻上の姿を思い出してしまう笹原がマニアだな、と。二人の恋愛もそうだけれど、エロゲー会社に就職して忙しくなった高坂、最近会え -
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【概要・粗筋】
現視研恒例の新人いびりを荻上に仕掛ける大野。大量のやおい本を荻上の目に入るところに放置。荻上はやおい嫌いかと思いきや実は好きであることが判明。その他、現視研のコミフェス初参加の顛末などを収録。
【感想】
部室でだべっているだけの現視研が、初のコミフェス参加でサークルらしくなってきた。責任ある立場に立たされて、少し成長した主人公・笹原。咲中心のストーリー展開もよいけれど、こっちの方が面白かった。コミケにはサークル参加はおろか一般参加もしたことがないけれど、なんか楽しそう(同人誌に一切興味ないけれど)。
第26話・斑目式買い物法応用編が共感できた。咲の「おシャレすんのが -
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ネタバレ【概要・粗筋】
前巻の小火騒ぎで活動停止&学祭参加中止を余儀なくされた現視研。小火を起こした咲は罰ゲームとして、学祭でコスプレをする羽目に。その他に、夏コミフェスへのサークル参加、田中と大野の交際発覚、二人の新会員の入部などのエピソードを収録。
【感想】
笹原新会長就任、サークル参加、オタク嫌いの荻上の入部など、のんびりダラダラ楽しく過ごしていた現視研に新たな展開を予想させるような巻。
高坂抜きにしても現視研に完全にとけ込んでいる咲を見て、このマンガはオタクと一般人のギャップと、両者の相互理解(もしくは、一般人のなし崩し的オタク化)の過程が描かれていると思った。