塀内夏子のレビュー一覧
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482ページの大ボリューム
創刊号は、多彩なジャンルのオルタナティブコミックが集結。
佐藤秀峰らの個性豊かな作品群は新鮮で、482ページの大ボリュームも魅力。電子書籍で気軽に楽しめるが、試し読みの物足りなさが惜しい。
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ボクシングとマラソンの話である
ボクシングとマラソンの話である。人間の持つ闘争本能をそのままスポーツにしたようなボクシングのほうが一般的には良い作品が多いのだが、この短編集のボクシングは全くの踏み込み不足である。それに引き換え、マラソンの方はなかなかに力が入っている。
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面白い
大昔連載中に夢中になっていた作品で、また読みたいなぁと思ってたところに電子版で見つけて購入。さすがに古い漫画だし、今読んでも面白くないかな、と思いつつ読み返したら面白い!テンポも速くて夢中で読んでしまいました。昔の作品の電子化、本当にありがたいです
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生と死1
強い絆で結ばれた同じ山岳部の三上と平岡。そして数年後。今も全てを山に捧げる生活を続ける平岡と、医師として働き家族を持ち、下界にしがらみを持つ三上。そんな平岡を意識する三上の妻・靖子……。
エベレスト人類初登頂から半世紀。現代に、新たな8000m峰が発見!その報せに内心ざわめく三上。三上は再び登るのか?妻の靖子は当然反対。
話の中で三上の邪魔をするキャラとして存在しているのは分かりますが、平岡への思いを匂わせたりと何か嫌な人物で引っ掛かりました。山とそれに魅せられる男たちの話としては興味深い。 -
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光と影続編3
不安と欲望とそれぞれの思惑が動く最終巻。自分の過去に向き合うため兄を描くエイジ。どこまで苦しめば救われるのか。しかし最後にようやく春が来て本当に良かったです!
みずきもやっと目覚めて新しい一歩を踏み出しました。アツトは最初から最後まで割と安定して二人の支えでもあった印象。殺人事件と思われた件も無事解決し、田沼は自業自得すっきり。死者が亡霊のように登場し、心の声をぶちまけているのが目を引きます。 -
ネタバレ 購入済み
光と影続編2
漫画家として第一歩を踏み出したアツト。浮かない様子のみずきは夜中に抜け出し、死んだレイジと会っている?恋は順調ながら過去に怯えるエイジの様子もおかしい。
エイジ=レイジ状態?応援してくれていると思っていた昏睡状態のみずきの本音。妊娠。降格した警察官の田沼が再び登場し、無理やり殺人犯に仕立てようと躍起になります。本当にゲスい男。不穏な空気が流れる泥沼展開。 -
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光と影続編1
「EVIL 〜光と影のタペストリー〜」の続編。事件から数年経過。高校の美術部の仲間だったアツト・エイジ・みずきの三人は、エイジの実兄レイジが起こした連続殺人事件に巻き込まれ、苦しんだ辛い過去を共有。
漫画家を目指しがんばるアツト。大学院で勉強するみずき。絵とは関係のない仕事をしてひっそり暮らすエイジは明るく気さくな人と出会いあり。
しかし、彼らに再び事件が待ち受けます。様子のおかしいみずき。エイジにつきまとう不気味な男。新たな殺人? -
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光と影3
連続殺人事件に巻き込まれたアツトとみずきとエイジ。兄への思慕と友情で苦悩するエイジは、決意を胸に兄&過去と対峙!同時に警察もレイジ逮捕に動き出します。
エイジが可哀想過ぎで悲しい……。アツトやみずきが優しくて頼もしいのが唯一の光かも。レイジは正に救われないシリアルキラーでした……。彼の唯一の幸せはエイジの存在だったのではないでしょうか。刑事の田沼がゲスい。キャラ死者が亡霊のように登場し、心の声をぶちまけているのが目を引きます。 -
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光と影2
高校の古びたアトリエで絵を描き幸せだった三人の前に突如現れたエイジの兄レイジ。エイジとレイジの兄弟の壮絶な過去。いつも思いますが、被害者が加害者になるパターンは何ともやるせない。
警察の手が迫りますが、エイジは連続殺人事件を起こす壊れた兄を守るのか、それとも逮捕を望むのか。アツトとみずきが味方なのが救い。しかしレイジはもう自分を止める気もないし止められない……?傷つけられたみずきを見たエイジの選択は? -
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光と影1
登場人物紹介あり。絵柄はやや古めかしい。美大を目指す美術部所属の内海アツトと長谷みずき。そんなある日、複雑な家庭環境ながら類まれなる絵画の才能を持つ九條エイジと出会い、三人仲良く美術部で青春を謳歌。
しかし同時に世を騒がす凄惨な連続バラバラ殺人事件発生。 犯人や動機は?公開された映像はレイジ?エイジは虐待する母親を殺害した兄のレイジと再会しますが、含みのある兄。そして過去の辛い記憶が蘇り一人苦しむ弟。レイジは逮捕されるのか? -
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やっぱり…
ずっと探しているんですが、「おれたちの頂」は電子書籍化されてないですかね?どうしてもそれを求めてしまって、こちらも読んだのですが、大人の物語でちょっと違う…あの衝撃を忘れられずにいます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ【読間にて】
※作品としての読後の感想は、最終巻に。
本日2巻まで読進。
塀内さんは、やっぱりサッカーものじゃなきゃね。
仏から南アまで、4大会連続で本大会出場を果たしている現在に、何故に今さら最終予選を描くのか……?と、今の十代や二十代前半の人達ならば、訝ることとも思う。
が、ドーハの悲劇をリアルに目撃し、ジョホールバルの歓喜に興奮を覚えた世代としては、最終予選の厳しさを懐かしくかつ、リアルに共感できる。
仏W杯最終予選時、リアルの日本代表と、漫画「Jドリーム完全燃焼編」や「俺たちのフィールド」作中での最終予選がシンクロしていて、1試合1試合1週1週をハラハラドキドキしながら待ち望んで