塀内夏子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的に毎回楽しみにしている作品の一つです。他のどのサッカー漫画より勝つことの厳しさなどを考えさせられます。
今回は
W杯出場がかかった3位の日本は2位イランとのアジア最終戦に挑む、そんな最中にFW戌井の『フォワードはパスは出さない、出したら負け』というエゴイスト的な発言が新聞に載りチーム内に不穏な空気が流れる。ただでさえ空気の悪い戌井とDF陣の間に更なる溝が出来る。
日本が先に進むにはイランに勝つことが絶対条件なのだが、こんなチーム状況で先はあるのだろうか?
こんな感じで展開していくんですが、
この作品を読んで少しでも面白いと思った方には、同作者のJドリームという作品も是非お薦めします。 -
Posted by ブクログ
駅伝マンガです、ただし箱根ではなく学生も実業団も参加する駅伝大会の物語。本来、駅伝ってのはチームがあって最初から仲間なんですが、このマンガ全員(5人)が混成という各チームからの補欠の寄せ集めなチーム。
走ることへの思い、背負っているもの、混成に参加せざるを得なかった背景、それぞれのドラマがあってそのひとつひとつがアツいです。
そしてやはり駅伝の魅力ってのはたすきがくれる不思議な力でしょう。
さっき書いたように、混成でみんな訳ありなやつらなのですが、自然とたすきをつなぐというこのいたって単純な過程で生まれてくる絆も必見。
あと走っているときって独りだけど、レースに参加するまでの時 -
購入済み
個々の作品の完成度が高い
電子書籍世代に向けたオルタナティブコミックとして、多彩な作家陣による24作品を収録し、創刊3周年を飾る一冊。
表紙&巻頭の「Stand by me 描クえもん」(佐藤秀峰)は、独特のユーモアと人間ドラマで読者を引き込む。
「EVIL II ~メビウスの扉~」(塀内夏子)は、日常が徐々に狂気を帯びるサスペンスが秀逸で、一挙2話掲載が読み応え十分。
話題の「やれたかも委員会」(吉田貴司)は、恋愛の機微を軽妙に描き、幅広い層に支持される。
「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」や「クリームソーダシティ」など、各作品が独自の視点で社会や人間関係を切り取り、深みのあるストーリーを展開。 -
購入済み
強く推薦
佐藤漫画製作所が発行する電子コミック誌で、多彩な作家陣による22作品を収録したオルタナティブな一冊。
巻頭の塀内夏子「EVIL~光と影のタペストリー~」の続編「EVILⅡ~メビウスの扉~」は、緻密なサスペンス展開で読者を引き込み、80ページの大ボリュームで物語の核心に迫る。
佐藤秀峰「描クえもん」は漫画業界の裏側をユーモアと風刺で描き、業界ファンに刺さる。
吉田貴司「やれたかも委員会」は、日常の微妙な恋愛感情を独特の視点で切り取り、共感を呼ぶ。
内田春菊「LOVE FOR SALE ~俺様のお値段~」は、独特のユーモアで人間関係の複雑さを表現。
長尾謙一郎「クリームソーダシティ」は懐かしさと奇