藤原徹司(テッポー・デジャイン。)のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
「あずかりやさん」を知ったのは、2023年だった。
あるかしら文庫のカバーが上から付けてあった。
ヨシタケシンスケさんの本「あるかしら書店」のおじさんのイラストのカバー。
何となしに選んだ「あずかりやさん」
私の中でトップに躍り出る大好きな本になった。
その時点で「あずかりやさん」は4冊出版されてたのに、全く知らないままだった…
2024年にも出ていて、5冊も「あずかりやさん」が‼︎
な、な、な、何ですって!と驚き速攻本屋さんへ。
持ってなかった4冊を買ってきた。
まわりの色んな人、物の声、話から店主のことを知ったりしているけど、
高校時代の店主、桐島くんの青春が嬉しかった。
あっ、直接の -
-
-
-
Posted by ブクログ
一日百円でなんでも預かってくれる『あずかりやさん』シリーズ第三弾。語り手が、飼い猫「社長」についたノミだったり、店の前のハナミズキの枝で鳴くルリビタキであったり、売れないミステリー作家が書いた原稿の束だったり、店で半世紀の間時を刻んでいた古時計であったりと、人以外の存在からも語られているところが魅力のひとつになっています。店主の桐島青年を取り巻く存在が、どれほどこの店と店主を暖かく見守っているかが伝わってくるのです。ここに預けられる物たちが単なる物ではなく、誰かの大切な人生の一部であったりかけがえのない時間であることが感じられます。誰かを救うため、ではなく、自分の人生をよいものにするために…桐
-
-
-