小川彌生のレビュー一覧
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髪を切る
ずっと年下でペットという感覚だったモモを一人の男性として意識するまで、ここまでいろいろありましたね。モモは支えてくれているみんなに感謝ができるような男性に成長し、ふさふさの髪を切りました。もうペットのモモはいなくなりました。
一方、蓮實ですがファンの皆様には申し訳ありませんが、私はどうもダメだ。フィアンセがいながら過去にスミレちゃんと関係しちゃったり、スミレちゃんがいるのに福島さんを拒みきれなかったり。仕事では有能なのかもしれないけど、こういう人って結婚したあとも積極的な女性に言い寄られたら不倫してしまうタイプではなかろうかと。なので福島さんに差し上げます。年取ったら彼の介護もお願いします。 -
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芸術家としてのモモの踊り
どうしても好きになれない福島さん(しおりちゃんとは呼びたくない)。だって海外に赴任した独身男性は女性を拒めないですよ、寂しいのだから。蓮實はなんとか頑張って阻止していたけれど結局、、。でも彼女、約束とはいえ最後まで蓮實にモモというペットの存在をぶちまけなかったですね。良い人なのかもしれません。それに彼女の手料理は蓮實に合っていたし、帰国しても一緒でしたしね。ところでモモの踊り、すごい。息を呑みました。一コマだけで芸術家としてのモモを表現する小川先生の画力。感動です。
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感謝です。
過去から赤い糸で繋がっていたかのような不思議な感覚。夢で見たウェディングドレスのスミレちゃんが眠っていた。モモの思いに泣けて泣けて。(余談ですが芸術家は霊的な感覚があるようです。)
実は私も留学やら仕事やらで長年欧州に滞在したことがあり、この作品を通していろんな出来事を思い出しました。記者や芸術家の知人のこともですが、多くは描かれていなかった現地での風景が感覚として蘇ってきたのは驚きでした。青春が蘇りました。 -
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さすがユリちゃん
小川先生はすごい。スミレちゃんと蓮實先輩の学生時代の関係を巧みに忍ばせてスミレちゃんを被害者に仕立てない、大人の女性として考えさせている。それからユリちゃん。「受験勉強と同じように女磨きも切磋琢磨してたから彼がいたんだ」という凄み。今更ながら学ばせて頂いた気分です。
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ルビーの指輪
モモのこと、本当にペットに見えてきました。でもモモはスミレちゃんのためにペットに撤してくれる良い男の子です。いや、もう20歳なんだから子供ではないし、そういう目でスミレちゃんを見ているのですが。
スミレちゃんの子供の時の話や「自分がしてもらいたいことを人にしてあげたい」という伏線があり、最後はモモがスミレちゃんを喜ばせてくれる。面白いストーリーなのに今読むとなぜか涙でてしまいます。 -
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私の青春
名作中の名作。まるで絵のついた脚本を読んでいるかのよう。何度もドラマ化されるのはわかる気がします。ストーリーも良いし絵のセンスが抜群。熟読したくなって電子書籍で読み直すことにしたのですが、昔とは違う場面で気付かされことが多く、またどハマりしています。
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ネタバレ 購入済み
「きみはペット」が面白かったのでこちらも購入で一気に読みました。面白かったです。
アイスダンスがテーマだけど、内容が児童ポルノとか性犯罪やDVと、ちょっと重いです。でも直接的な描写は無いし、ちゃんと周囲に助けてくれる人達がいて、被害者にどう接するべきなのかとか考えさせられます。
時々読むのも辛くなるような作品もありますが、この作品は途中で嫌な気持ちにならずにちゃんと最後まで読めました。
ちょこちょこ入るギャグも笑えて和ませてくれます。
「きみはペット」のモモが背景とかチョビっとじゃなく、ちゃんとストーリーに出て来るのも嬉しかった。
次は銀盤の方を読んでみます。 -
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小川彌生先生の『きみはペット』は
絵が癒し系でほっこりする可愛さ満点
こんなカワイイ年下のオトコと恋がしたい -