小川彌生のレビュー一覧
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購入済み
デッサン力に乾杯!
みちるが最後まで、どうしても好きになれなかった。
それはきっと、嫉妬なのだろう。
辛い過去があっても、好きな事に没頭し、周囲の人々に愛され、
守られ、羨ましすぎる環境に、マンガであることも忘れ、
自分のチープな人生と比べ嘆いてしまう。
その絵力がここまで私を物語に入り込ませたのです。
ペアのダンスシーンという、かなり難しいポーズも
僅かな狂いもなく、すばらしいデッサン力で描き切り
ページを捲る度、惚れ惚れしました。 -
購入済み
上手い!
フィギュアが好きなので以前から気になってたけど、
表紙絵はイマイチだったので読まずにいた所、
一巻0円を機会に読み始め、ハマりました。
予想外に画力が高く、スケートの表現もすごく素敵。
ここっぺがめっちゃかっこいい。
素朴で純粋な二人の今後に釘付けです! -
Posted by ブクログ
前作は読んでません。
というか、小川さんの作品自体初めてです。
スケオタ的に、とても良い作品だと思います。
ガチなスケオタさんに勧められる作品。
今のところとてもお気に入りの1冊になっています。
勿論、マンガですから、リアリティに欠ける部分もありますが、とってもリアル!というところも結構多い。
それと、ジャンプの踏み切りとかしっかり丁寧に描かれていて好きです。
サルコウのところとか、躍動感が溢れてます。
個人的にはあまり長々と連載はしてほしくないなぁ、と思います。
恋愛要素、スポーツ要素、ともにあまりゴタゴタなのは好きじゃないので…。
このまま、このままのテンポで進んでほしいと思っています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアイスダンスを軸に女性への性的虐待、スポ根と見所満載の漫画。
最後はうまくまとめてるけど、
・義父絡みのエピソード
・ドミとふみえちゃん
・コンパルソリーが時々抜ける(書くのめんどくさいんだろうな)
・エキシビ省略
などなど流されてしまいちょっと悲しいところもあった。
モダンダンサーの礼音が振り付け師となってプログラムを構成する設定なので
登場するオリジナルダンスの難易度が高そうなことをアピールしつつ、
「春の祭典」「サロメ」「レクイエム」
というクラシックバレエ・クラシック音楽に詳しくなくともイメージしやすい曲を使ってるところは面白いし、
ただの天才を登場させるのではなく、
一流 -
Posted by ブクログ
全10巻完結。
ラブストーリーでありミステリー要素も強い今作ですが、フィギュアスケート漫画としてもかなり楽しめます。
特に主人公チームの扱いが、日本のアイスダンス事情を知るスケオタ的にはかなりリアル。
「BSでしか放送されない」とか「PCSが出ない」とか「五輪2枠取るのはかなり厳しい」とか……
そうだよねー、と思いながら読んでおりました。
この作品アニメ化とかしてアイスダンスをもっとメジャーにして欲しい所です。面白いよアイスダンス!
あと、作中で「日本男子シングルを牽引するエース」として名前がちょいちょい出てくるタナハシデンスケ君が個人的にはかなりツボでした(笑)。
NHK杯のシーンと