小川悦司のレビュー一覧
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中華料理も4000年
中華料理の歴史と雄大さが感じられる。
何よりもどの料理も美味しそう!
視覚からしか情報が入らないはずなのに、味覚や聴覚、嗅覚に触覚と五感全てが反応しているような気がする。
これからマオがどんな料理を作って成長していくのかも楽しみ。 -
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フェイさんカッコいい
極シリーズで特に好きな巻です。フェイさんが麺料理を作るシーンとマオがようまいを始めて調理するシーンが好き。中華一番シリーズは昔から大好き。本当に丁寧に描き込まれていて何度も読み返しています。
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面白かった!ごちそーさま!
最後の対決は、オモテ舞台!
裏料理界との対決もあったけど、これまでのキャラクターがドンドン出てきて面白かった!
セイヨはもう要らないけど(笑)
そして、ジュチが復活してる!嬉しい✨
番外編の短編も良かったです。
チョウユさん、好きかも… -
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そうだよマオ!!
なんで!人が!料理人が!料理の犠牲にならなきゃいけないんだ!!
アルカン、嫌な奴じゃないと思ってたけど、やっぱり普通に良い料理人じゃんか!!
なんで料理対決なんかで、死ななきゃいけないんだ?!!
カイユ…お前が黒幕か… -
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帰ってきた天才料理少年マオ
かつて料理漫画に一大旋風を起こしたあの料理漫画が帰ってくる――裏料理界との壮絶な戦いを終えたマオの新しい戦いが始まる
第一話『記憶の架け橋』
→久々のマオとシロウ男二人旅。重慶港でのエピソード
思い出の担々麺の再現は旧中華一番のおこげ料理を思い出す
と、船引きがどう見てもボディビルダーやん
第二話『剣門関の試練』
→マオ一行、料理人だと認めてもらうために料理を作る
確かにあのガタイと面では料理人とは思えんわな(笑)
ここでマオも師匠らしい姿を見せるのもいい
第三話『知恵と足と運と……』
→シロウ奮闘する。『真』まで中々真価を見せる事がなかったシロウの「持 -
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氷と炎、そして遥かなる旅路へ
裏料理界との闘いが本格的に始まっていく第三巻、もう味では語れなくなる勝負が増えていくね
→包丁を極めし者(第16話)
両雄決する。ここでチョウユの台詞が伏線になってるのがニクイ
→鯛の中より出でし料理(第17話)
両雄、技量と信念を料理へと。レオンもマオの料理も普通に旨そうに見えてくる
そりゃあ、そうなるわ(43P)
→究極の包丁(第18話)
両雄延長戦へ。勝敗すら関係ないマオの敬意が眩しい。何と気持ちの良い漢なんだろうか
そして氷の包丁とは、これ自体がもう普通に伝説の厨具なのでは?
→脅威!! 北辰天狼刃!!(第19話)
”氷包丁”が見せる極上の一品。身を -
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3巻も面白い
3巻で終わりということですが、一つのシナリオ毎に主人公が一般人であったり、弁護士であったりと話が複数話あり読み応えがあります。
もう少しいろんな話を読みたかったと思える作品です。
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小川先生、ごちそうさまでした!!
今まで読んで来た、寿司がメインの漫画の中でも、一番に心と腹が満たされました
日本食の代表格と言ってもいいほど、歴史があり、それでいて、まだまだ、改善の余地が大いにある寿司に懸ける職人たちの情熱や信念には、毎度、胸を打たれ、同時に強烈な空腹感、寿司が食べたいって衝動に襲われました
私ごときから、“殿堂入り”の称号を与えられても嬉しくはないかもしれませんが、受け取っていただければ、ありがたいです
単に、寿司の美味しさを伝えるだけでも、地力の高さが必要だってのに、そこへ重厚で極太な人間ドラマも展開させるんですから、本当に、小川先生の実力は高いんだな、そう、この最終巻 -
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感想を書く前に、一つ、言わせてほしい
とりあえず、担当編集さんが作ったと仮定するが、この(7)の帯には、「『中華一番!』を超える友情・感動・冒険のグルメ漫画!!」とある
この『すしいち!』が面白いのは認める。友情、感動、冒険の三要素があるのも間違いない。しかし、まだ、『中華一番!』は超えてないだろう、と思う、私は。どこが超えてないのか、と小川先生に聞かれたら実に困ってしまう。こればかりは、ファンとしての感覚、印象、直感。帯に対し感じてしまう、漠然とした違和感なので、上手く言えない。あえて、違いを挙げるなら、料理勝負独特のハラハラがない、かな
まぁ、料理勝負が繰り広げられたら、面白さの質が上がる -
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珍しく断言する、私は、この(6)が一番に好きだ。まだまだ、巻数は続くだろう。ただ、ストーリーの面白さや、鮨のインパクトで、この(6)を超える巻が出てきても、「好きだ」と言う巻は変えない
それは何故か、この(6)で、やっと、私が最も好きな寿司ネタである、稲荷ずしが出てきてくれたからだ。稲荷ずしなんて、子供の食べるもんだ、そんな厳しい意見もあるので、さすがに登場しないかな、と半ば諦めていただけに、嬉しさも一入である
しかも、普通の稲荷ずしでなく、小川先生らしさが出ていると言えばいいのか、ともかく、読み手かつ食べる客の度肝を抜く代物だった
こんな特大の稲荷ずし、現実にお目にかかった事など、三十年にそ -
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ホント、こればっかりは人それぞれだろうけど、私は『将太の寿司』より、この『すしいち!』を読み終わった時の方が、美味い寿司を食べたくなってしょうがない。小川先生の絵とストーリーは、戦慄すら覚えるほど、読み手の食欲を刺激してくれる
先生自身が食べる事、グルメ漫画を描く事、どちらも好きじゃなきゃ、ここまで質の高い作品は生まれないだろう
また、素人でも、取材をきっちりしている、と独創性がキラリと光る寿司から感じ取れる点も好きだ。どんなジャンルの漫画でも、取材がおざなりだと、作品の質が下がるが、グルメ系と歴史は、特にそれが顕著だ
この(5)では、ついに、御前試合の優勝者が決定する
大番狂わせは起こらず、 -
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これまででも十分に面白かったが、この第4巻を読んでしまうと、物足りなさがあったのか、と気付かされる
ついに、小川先生の本領発揮!! やっぱ、小川先生の作品には、味勝負がなければ
今現在、WJで好評連載中の『食戟のソーマ』も、同系統の食バトルの漫画だ。しかし、どちらが好きか、と問われれば、私は迷わず、こちらの『すしいち』を推す。『すしいち』が寿司のみで描かれている点もあるが、勝負の白熱具合に、漫画家としての経験値の差、それがハッキリと見える。小川先生のストーリーはキャラを活かし、キャラがストーリーを盛り上げ、そして、その二つが旨味を引き出している
主人公の鯛介を、筆頭に将軍・家茂が催した御前試合 -
Posted by ブクログ
やはり、この寿司漫画、一味も二味も違う。『中華一番!』シリーズで、中華料理の魅力を多くの読み手に伝えられた実力がある、小川悦司先生だからこそ、寿司を題材にした、この『すしいち!』も面白く出来るんだろう
鯛介の寿司そのものが美味しそうってのも、この作品の魅力だが、やはり、私は寿司を握る過程、鯛介の手の動きに目が惹かれてしまうな
リアリティがあるって言うのは、少し違うかも知れないが、基礎・基本がしっかりしているからこそ、シンプルな動きに華が出るんだろう
客の悩みを吹っ飛ばす、オリジナル寿司を鯛介が握れるのも、破れる型がしっかりあるからだ。独自性を発揮するには、まず、皆と同じコト、誰でも出来るコトを -
Posted by ブクログ
附田祐斗先生×佐伯俊先生の『食戟のソーマ』、私は好きだし、確実に面白い、とも思っている
だが、本当に美味しい物を食べた際の、色っぽさもあるオーバーリアクションの本家は、小川悦司先生だろう
そんな小川先生の最新作は料理系、そんで、寿司。しかも、現代が舞台でなく、戒告間近の江戸、主役は小川作品でお馴染みの、紛うことなき天才である鯛介。彼は自分の中に湧き上がってくる型にはまらないアイデアを試してみたくて、自分が渾身を籠めて作った食事を口にして喜ぶ人の笑顔を見たくて、ただ、それだけで全てを捨て、一人の寿司職人としての道を歩く強さを持っている。彼の生き様は真っ直ぐで、台詞の一つ一つが読み手の胸を撃つ
漫 -
Posted by ブクログ
断言する、これは本物の美食漫画だ・・・・・・
ジャンルが何にしろ、こう言う『本物』を持ってる漫画を読むと、漫画が好きで本当に良かった、と心の底から思える、思わせてもらえる
特に、食事が絡む漫画はそれが一入だ。満腹感に近いものが、心に染み入ってくるからだ
美味しいモノを食べた時の一瞬の感動と、面白い本を読み終えたときの余韻は、よく似ている
今、私の中で食系漫画のランキングの第一位は小林有吾先生の『てんまんアラカルト』だ(うえやまとち先生の『クッキングパパ』は既に殿堂入り)
しかし、迷っている、この『下町食物語 浅草人』と入れ替えるべき、もしくは同一位にすべきなんじゃないか、と
何せ、食系漫画の名