安野貴博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
みらいの党の安野さんの著書。YouTubeでご夫婦のお話されているところを見て、気になったもの。
たしかほんタメでも紹介されていた記憶。
あらすじは、大学生の松岡まどかが内定取り消しになり、起業することになったものの、実はとんでもない契約で1年後に時価総額10億円達成しないといけないというもの。
AIや起業といった今どきなビジネスお仕事小説ではあるものの、松岡や三戸部といった人間関係やまどかの成長を見届ける青春小説っぽさが面白い。
小説の構成がうまくて、いずれ起こる事件に関係するんだろうなという一場面がちりばめられているから、厚さの割にページをめくる手が止まらずあっという間に読める本だなと