佐藤眞一のレビュー一覧

  • 認知症 「不可解な行動」には理由がある

    Posted by ブクログ

    ケアとコントロール
    介護という行為そのものに内包されざるを得ないような「コントロール」→拘束・虐待へと

    介護される側は、介護者への返報(ケアの気持ちに対するお礼)ができない状況が続くと、ケアを受けることに心理的な負担が生じる(お礼もできない…という精神的な「借り」)。この負担感が苦痛に、そして自分に対する支配に(介護者にコントロールされている)と感じてしまうようになる。認知症の本人が自分の認識では、自分には非がない(その記憶がない)のに、責められる、という感情的支配に屈する、介護者に服従せざるを得ない

    一方介護者は、相手からの返報が期待できないことから「報われない」行為と感じ、愛情や思いや

    0
    2025年11月19日
  • あなたのまわりの「高齢さん」の本 高齢者の心理がわかる112のキーワード

    Posted by ブクログ

    高齢者の心理に関わるキーワードをイラスト付きで分かりやすく紹介する本。ポップな表紙ですが中身はけっこうしっかりしています。「高齢さん」を学ぶためにまずこの本を読んでキーワード検索する、という流れが良さそうです。学びが多い本でした。

    0
    2022年12月04日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに実用書として手元に置いておきたい本に出合えました。
    ここまで深く認知症の人のことを考えたことはなかったので、頭をガーンと殴られたような感覚でした。

    認知症にも種類があり、また、同じ種類であっても人によって出現の仕方、行動パターンも違い、10人いたら10通りの認知症があるとは知っていましたが、当人たちの孤独、不安がとても伝わってくるようでした。

    私たちは、一般的に、認知症の症状を目にしても「困った行動だ」「何度も言ってるのに」という自分目線で見てしまいがちになりますが、反対に当人にとっては、どのような状況に置かれてそのような行動をとっているのか、ということが例を挙げながら詳しく解説

    0
    2022年05月29日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    認知症の人の心の中を説明してくれていて、大変参考になった。わたし的には今まで読んだ認知症関係の本の中でベスト。

    0
    2020年10月10日
  • マンガ 認知症

    購入済み

    認知症の人も、ただボケているのではなく
    ちゃんと意思と目的があって行動している(ずれているけど)、という事。
    これを知っているかいないかでは、介護する側の気の持ち用が違ってくると思います。
    参考になりました。ありがとう。

    0
    2020年07月08日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そうか、こんな風なのか。そりゃ大変だ。うーん。付き合うというよりそちらに合わせるという提案に、ほとほと同意するがかなわない。
    また読もう。感想はその時。今は無理。

    0
    2020年04月15日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    認知症の祖母の心の中を知りたく読んだ。
    認知症が進むと今まで無かった様々な変化が現れるが、その要因を知る・考える上でヒントになる。

    勉強になったのは、認知症からくる行動の理由を予想し(例えば徘徊する場合どこに向かうか?等)対応策を取る手法がビジネスの問題解決5w1hに似ていること

    行動が、どの場面、時間帯、状況で起こるか把握し、
    仮説を立てて、対応を考える。介護者には大変な対応だが、それが出来ると無用な怒りや苦労が減ると感じた。

    0
    2020年01月01日
  • 認知症 「不可解な行動」には理由がある

    Posted by ブクログ

    大阪大学大学院教授、佐藤眞一先生による認知症の解説書。

    認知症の方と接している人や認知症近接領域で仕事する人にも、かなり分かりやすく、認知症についての解説がされている。

    学問的に理解するためではなくて、認知症の方にどのように接したらよいかというアドバイスがとてもためになる。
    そして、介護者側からの視点だけではなく、認知症の人の視点からも多くのことが語られている点がとてもよかったと思う。
    ----------------
    【内容】
    なぜ認知症の人はあのような行動をするのか?──20事例をもとに、認知症の人とその家族が抱える「心」の問題に迫る!

    認知症の人の数は、2010年時点で226万人

    0
    2013年01月05日
  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい内容でした。
    認知症の当事者と、介護者との両方に寄り添った表現が多いです。

    特に第2章の「スッと伝わる言いかえフレーズ」は、実際に介護している方だと、すぐにでも試せると思います。私も現在認知症の親を介護中ですが、この言いかえフレーズの中に、実際に使って介護しやすくなったものも複数ありました。
    言葉ひとつでこんなにもコミュニケーションが取りやすくなるのかと感じます。
    第3章の「家族の悩みQ&A」も、どれも共感できるものばかりです。
    家族のもの忘れが気になり始めて、どう対応すればいいのか悩んでいる方には、是非手に取っていただきたいです。

    0
    2025年10月18日
  • あなたのまわりの「高齢さん」の本 高齢者の心理がわかる112のキーワード

    Posted by ブクログ

    親との関係について考えたくなり読んだ1冊。一人ひとり違うとは思うが年を重ねることで起こる身体的、心理的な変化を丁寧に分かりやすく書いてあるので親との接し方について考えさせられた。

    0
    2025年04月20日
  • 〇×マンガで対応策がすぐわかる 身近な人が認知症になったら

    Posted by ブクログ

    認知症の人への対応がQ&A形式や"あるある"な事例別に説明されていて、とにかく分かりやすいです。イラストも柔らかく可愛い感じでなので読みやすく、受け入れやすいと感じました。
    ただそれと同時に自分に認知症の人の介護は無理だな…という気持ちにもなりました。諸々受け入れて面倒を見ることは出来ないだろう、その時がきたら早々に施設という選択肢を取ろうとある種の覚悟が決まりました。読んでよかったと思える一冊です。

    0
    2025年02月05日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    認知症の人の行動や考え方について書いた一冊。

    いわゆる認知症の家族の対応策ではなく、認知症の人そのものに触れているのが勉強になった。

    0
    2024年08月05日
  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    認知症というものがどういうものなのかを理解したうえで、言い換えフレーズを学べる構成となっている。

    この「認知症がどういうものなのか」をわからずして、フレーズを覚えても全く意味がないし、たぶん使い間違ってしまうだろう。

    相手のことを理解し、相手の立場に立って、コミュニケーションする。その心の部分ができておれば、おのずとこのような言いかえができてくるのだろうと思う。

    たいていは、認知症の方のハンディを無視し、自分と対等のように接するから腹が立ち、心ない言葉を浴びせてしまう。

    認知症がなければ、人生の先輩であり、バリバリと人生で成果を出してきた人たちであり、長い人生の苦労も乗り越えてきた尊敬

    0
    2024年07月29日
  • 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ

    Posted by ブクログ

    認知症になってGHにお世話になっている妻が少しでも楽にそして楽しく生きていけるように、接するわたしが成長しなければと。

    0
    2024年07月25日
  • 認知症 「不可解な行動」には理由がある

    Posted by ブクログ

    症例が如何にもありそうである。しかし、行動の理由付けも、成程と思わせる。しかし、決めつけも多い。水戸黄門はワンパターンなので,ワーキングメモリの負担が少ないので安心して見ていられる上に、展開が読めて自分に対する有能感が感じられるから高齢者に人気があるとか言ったら、不愉快に感じる人もいるだろう。
    それにしても,相手の行為を常に理不尽だと思わず、理由があると思えば楽になる部分もあるだろう。だからって、認知症の人の気持ちに寄り添ってなんかいられない。また、寄り添ったからといって、本当に状況が改善するとも限らない。しかしまあ、自分で抱え込まない、また、自分の反応を客観視すると言うのは役に立つだろう。

    0
    2023年03月24日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    読めば、優しくなれる本ではないか。認知症の人に対してだけでなく、すべての人に対して、である。

    本書においては、認知症とはどういうものか、認知症の人には世界がどのように見えていて、何が起きているのか?ということから、我々の目には奇異に映ったり、つい突き放してしまう、所謂「問題行動」の背景や、その行動に至る心の内、どのように接したら良いか?を解説する。
    読み通して、認知症とは、とにかく、孤独に追い込まれてしまいがちな、怖く、また、気の毒な病気なのだなと感じた。自分だけが違う世界に放り込まれてしまったような怖さである。
    特効薬もない現状では、本書のように、介護者や周りの人たちが認知症を理解し、相手

    0
    2023年01月08日
  • あなたのまわりの「高齢さん」の本 高齢者の心理がわかる112のキーワード

    Posted by ブクログ

    高齢者の症状から何が原因か?それが起こるのは何故か?とても読みやすくいるされている。

    今ではとても多く耳にする高齢者の運転免許返納があるが、返納をしたくないと思う気持ちや何が出来て何は衰えるのか身体の症状もピックアップされている。

    何ができるのか知りたくて読みましたがまずは理解していくことから始めたいと思う本でした。

    0
    2022年11月20日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2022.6
    4章の認知症の人の苦しみを知るは、何度も読み返したい。
    以下は抜粋したもの。
    脳機能が上がることで、認知機能の低下をある程度防げるが、計算ドリル等に認められる効果は「認知機能の低下予防」であって、「認知症予防」ではない。
    また、「意欲障がい」が軽度認知障がいや、アルツハイマー型認知症の初期に典型的に起きる。

    …今まで楽しんでやっていたことも上手く出来なくなる苦しみは想像するだけで悲しいな。

    認知症の人は、自由が奪われた腹立たしさ、自己決定できないつらさが日常のすべてにわたって起こっている。
    介護者はどこまで、認知症の人の身になって、相手の気持ちを和ませながら、何度も同じことを

    0
    2022年06月01日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    本文より抜粋。

     認知症になれば、運転に適さなくなります。しかし、長年運転してきた人にとって、車は単なる移動手段ではありません。社会人になって、初めて買った車。その車に恋人を乗せて行ったドライブ。失意の中、一人車を走らせた夜の道。子どもができて、家族で遠出をしたときのこと。さまざまな思い出が、車には詰まっています。(中略)車を運転できなくなるとは、自由を失うことであり、幸せの象徴を失うことでもある。

     老いとは、プライドとの闘いです。老いて弱っていく情けない自分と、人生の荒波を乗り越えて生き抜いてきた誇り高い自分。2つの自分の間で揺れ動き、引き裂かれそうになって、必死に闘っているのです。

    0
    2022年04月17日
  • 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

    Posted by ブクログ

    察して適切に行動したり自分の行動を修正したりできない
    ・オレオレ詐欺に引っかかる一因
    ・MMSEのように左脳を使うテストは正常でも脳全体を使用する社会的認知が低下しているケースがある

    アイデンティティとは、「自分とはこういう人間だ」と表明しそれを他者も認めること。認知症患者と介護者は、この関係性が成り立たず、一緒にいるのに違う世界を生きている。それが認知症患者のアイデンティティを崩壊させ、孤独にしていく。

    0
    2020年05月02日