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認知症の人の数は、2010年時点で226万人、2015年には262万人に達すると言われている。高齢者社会の日本では、もはや認知症は特別なものではなく、ごく当たり前のものとなっている。誰もが認知症の人になったり、認知症を介護する人になる可能性があるのだ。「認知症の人は、なぜ、あのような行動をとるのだろうか?」「介護する人は、どのように行動すればよいのだろうか?」──こうした疑問に答えるために、認知症の人と介護する人の心と行動を、豊富な事例をもとに、心理学・人間行動学の観点から読み解いていく。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年01月05日
大阪大学大学院教授、佐藤眞一先生による認知症の解説書。
認知症の方と接している人や認知症近接領域で仕事する人にも、かなり分かりやすく、認知症についての解説がされている。
学問的に理解するためではなくて、認知症の方にどのように接したらよいかというアドバイスがとてもためになる。
そして、介護者側から...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月24日
症例が如何にもありそうである。しかし、行動の理由付けも、成程と思わせる。しかし、決めつけも多い。水戸黄門はワンパターンなので,ワーキングメモリの負担が少ないので安心して見ていられる上に、展開が読めて自分に対する有能感が感じられるから高齢者に人気があるとか言ったら、不愉快に感じる人もいるだろう。
それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月14日
カバーの写真が気味が悪くて買うのを躊躇していたが、買ってみたら、黄色カバーだった。あの写真は販促になっていない。ただ、中身は、わかりやすく、ぼけ老人に世界がどう見えているか分かった。しかし、いかんせん学者なので、問題行動への対処などは、夢物語になってしまう。徘徊や性的逸脱行動などの問題行動は制止せず...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月23日
認知症、特にアルツハイマー型について、さまざまなケースを紹介するとともに、例えば俳諧とか物取られ妄想などの具合的な症状について、脳のどの部分がどういう風に障害されてそのような行動をとってしまっているのかということを解説しているので、大変勉強になった。認知症の人たちが、認知が障害されてしまったがために...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月01日
認知症は今までの自分の人生の中にかかわりのない出来事でした。
ただ、いろんなメディアや知人の話等を耳にするといつ、何時自分にも関わりが起こり得る事ではないかと感じ、この本を手に取りました。
正直、こういう症状はこういうところがどうなってるから、こういう風な行動になるのかどうかは、医学的なことなので自...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月24日
最近流行りの認知症の人の心から、認知症の人の行動を解説する本。
認知症の心の内を、その病気から、うまく行かなくなった機能を理解し、どうして、そのような行動が出るのかを解説している。多くの事例が紹介されており、また典型的な症状が多く紹介されており、特に認知症の人を介護している方の参考になると思う。
認...続きを読む
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