作品一覧

  • マンガ認知症【施設介護編】
    4.3
    1巻935円 (税込)
    大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。在宅介護が限界を迎えて施設に入居してもらったものの、祖母の認知症の症状がみるみる悪化していきました。ふたりはしょっちゅう呼び出され、かかる費用は月40万円……!? じつは、認知症の人には「向かない施設」があるんです。「施設介護の始めどきって?」「この行動は本人からのSOS?」「職員さんとどう話せばいいの!?」「施設で最期を迎えるのはかわいそう……」介護事業を立ち上げて30年のコジマさんと認知症の心理学の専門家・サトー先生が、認知症の施設介護の不安を解きほぐします。
  • あなたはどこで死にたいですか? 認知症でも自分らしく生きられる社会へ
    3.8
    1巻2,310円 (税込)
    85歳を過ぎると4割,90歳を過ぎると6割の人が認知症になると言われます.住みなれた我が家で死にたいと願う人が多いけれど,超高齢社会を生きる私たちは,認知症になることを前提にどこで最期を迎えるかを見定めなくてはなりません.そのために必要なサービス,かかるお金,そして介護保険制度の限界と今後を考えます.

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ユーザーレビュー

  • あなたはどこで死にたいですか? 認知症でも自分らしく生きられる社会へ

    Posted by ブクログ

    ベーシックサービスと、グループリビングのことを初めてきいた。とてもいいと思う。
    すごくたくさんかかるお金の話とか制度のこととか、現場のあれこれというよりは、もう一歩俯瞰的にみた話。制度のことは難しいけど、とても読みやすくかかれているので、介護で働く人、介護を考える人は読むといいと思う。

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    2025年11月14日
  • マンガ認知症【施設介護編】

    Posted by ブクログ

    ■認知症の周辺症状(BPSD)
    ・中核症状
     (以下の認知機能の障害)
     学習と記憶、言語、知覚・運動、複雑性注意、遂行(実行)機能、社会的認知
    ・行動症状
     多動・徘徊、暴言・暴力、無為・無反応、不潔行為、異食、性的逸脱、介護拒否
    ・心理症状
     抑うつ症状、自発性の低下、不安・焦燥、幻覚、妄想
    ■物盗られ妄想の心理的な原因は、「自己防衛」。
    ■記憶
     ├長期記憶┬非陳述記憶┬プライミング記憶
     │    │     └手続的記憶
     ├短期記憶┴陳述記憶─┬意味記憶
     │          └エピソード記憶
     └感覚記憶
      その他─展望記憶、自伝的記憶
    ・陳述記憶とは体験したことを言葉に表せ

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    2024年12月01日
  • マンガ認知症【施設介護編】

    Posted by ブクログ

    施設介護編。妻がグループホームにお世話になっており
    2日に一回の面会を続けている。職員さんともよく話すし、同じユニットの入居者さんたちとも言葉を交わす。ホームの運営推進会議にも参加させてもらっている。
    一年を越えてそんな暮らしをしているといろいろなことが見えてきて、考えたことをホーム長さんとLINEで交わすことも多い。
    本書はピタッと来る。介護という大変な仕事を続けている人たちを大きく頼りながら、施設の改善や認知症への理解を少しずつでも共有することの重要性がわかる。
    作者の小島さんが国のやり方に吠える(笑)のは痛快だし同感だ。自分も同行する。

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    2024年09月29日
  • マンガ認知症【施設介護編】

    Posted by ブクログ

    4年前に読んだ「マンガ認知症」(ニコ・ニコルソン/佐藤眞一)の続きとして出された「マンガ認知症【施設介護編】」が発売されたので、読んでみました。

    前作と同様に、ニコさんのおばあさま(愛称:婆ル)の介護を題材に、ニコさんのわかりやすい漫画と、専門家による丁寧な情報を、ぎゅっとまとめた読みやすい本でした。漫画だけじゃない、専門家の話だけじゃない。その両方があることが重要!(ほんとにわかりやすい)。

    前作では、認知症になった婆ルを在宅で介護し、最終的には、「そろそろ介護施設を選択肢に入れてみましょう」というところで終わっていたんですが、今作では、その「介護施設」について詳しく書かれていました。

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    2024年09月25日
  • マンガ認知症【施設介護編】

    Posted by ブクログ

    介護保険の補足給付の見直しで施設入所の負担が大幅アップ。自宅介護で乗り切ろうとすれば自己負担額は月30万を超える。「サ高住」とは、サービス”なし”の高齢者住宅。介護サービスは付帯していない。介護を頼めば費用は天井知らず。人手不足の高齢者施設。ケアが十分に行き届かないのはやむを得ない。止まらない少子高齢化。制度はどんどん改悪される。今の高齢者が受けられているサービスレベルは、次の世代は享受できない。このままでは、”集団自決”も正当化される。誰もが関わる。いつかはやってくる。知らねばならぬ。変えねばならぬ。

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    2025年06月19日

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