日下明のレビュー一覧

  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    安定の面白さ!

    秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。

    コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。

    私的には、孤独の谷が1番すきでした。

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    2023年02月19日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    読みにくい話もあり、読み終えるまで時間がかかりました。印象に残ったのは、そのハッカーの名はと青い封筒。

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    2022年07月28日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    表紙のタイトルが気に入って読んだ。短編物は一般小説を読んでいるとどうしても物足りなくて、かといって短編だけど、一つ一つが最後につながって..といったものもそろそろ読み飽きてって思ってましたが、いい意味で裏切られました。一話一話はボリュームがないはずなのに奥深くていろいろ考えさせられる、それでいて、結末に驚かされる。決して小粒ではない短編なのに読み応えのある大粒の傑作集でした。女性作家が集まって作られた作品ということもあり、優しく包み込まれるような話ばかりで、一気に読むよりは一日一話づつちょっとづつ読むのがいいのかもしれません。

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    2022年06月19日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    今回も楽しませてもらいました!アミの会(仮)のアンソロジー。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」はこわい話でしたが最後に見事にやられました。
    新津きよみさんの「十年日記」は心温まる話でよかったです。
    松村比呂美さんの「青い封筒」はうちでは絶対にないかもと思いました。

    232ページの静まり帰ったは静まり返ったでは?

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    2022年04月08日
  • 宮沢賢治童話集 グスコーブドリの伝記・春と修羅(序)など

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    いくつかは子供に読み聞かせた。
    伝わってるかな?何か感じるものがあれば嬉しい。「永訣の朝」の「あめゆきとてきてけんじゃ」の一節を気に入ったようで、確かに教科書に出てきたとき、印象的なフレーズだったなぁと思った。

    個人的には、「グスコーブドリの伝記」が良かった。ブドリが逆境にも負けず働いて生きていく姿、勉学を楽しんで人々の役に立っていくことに生きがいを覚える姿…そして悲しいかな自己犠牲……。今の時代、自己犠牲があまり美化されすぎてもいけないが、ブドリにとって、両親と生き別れた凶作が何よりも許せないものだったのだろう。

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    2026年07月20日
  • 宮沢賢治童話集 注文の多い料理店・セロひきのゴーシュなど

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    子どもの頃、「グスコーブドリの伝記」が好きで宮沢賢治も好きな作家だったので久々に読んでみた。
    この本の中には「グスコーブドリの伝記」はなかったけれど、生きている価値を考えるもとになったのはやっぱり宮沢賢治が影響しているのだろう。

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    2026年02月17日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラストメッセージ」がテーマの短編集11編。
    とても読み易かった。
    印象に残ったのは「もうひとつある鷹宮家四訓」
    「孤独の谷」「猫への遺言」

    「もうひとつある鷹宮家四訓」は、大切な人を
    思いやる気持ちが温かい。
    ほのぼのとした短編集ばかりかと思いきや、
    「孤独の谷」は言葉を使えば使うほど死に近づいて
    いくという少し怖い話で、最後のシーンが
    ぞわりとする。
    「猫への遺言」は、読み終わった後、なんだか
    モヤモヤ感があった。新型コロナウイルスで
    亡くなった夫の遺言書、読まれるはずのなかった
    遺言書で、妻は夫の秘密を知ることになる。
    いろいろあったかもしれないが、
    夫には共感できない。
    これ、いい話? 梅吉(猫)は可愛いけど。

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    2025年07月19日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    どれも短編の良さが光る一冊。特に「十年日記」の構成が秀逸。いま読んでる有吉佐和子氏と響き合ったのが「青い封筒」。こうして自分の中でものがたりが交錯することもあるんだなぁ

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    2025年04月20日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    青い封筒、が好み。
    高校生の息子のクラスメイトに夕食をごちそうする母親と、常にケチで嫌な感じの父親。思春期の男子が青いレターセットに書く感謝の気持がすがすがしい。

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    2025年02月24日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト・メッセージ」を描いた11の短編集。
    あとがきでも言われてますが、「ラスト」「メッセージ」でここまで世界が広がるんですね!さすが作家さんの発想力。
    様々なメッセージを堪能できる一冊でした。

    「もうひとつある 鷹宮家四訓」 「孤独の谷」 「扉を開けて」 「猫への遺言」「キノコ煙突と港の絵」「十年日記」「そのハッカーの名は」 「みきにはえりぬ」 「青い封筒」 「黄昏飛行 時の魔法編」 「たからのちず」

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    2024年08月18日
  • 宮沢賢治童話集 注文の多い料理店・セロひきのゴーシュなど

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    本書は子供向け童話集であるため、漢字は少なくルビもふられている。
    それでも内容を知るには充分だった。

    10話おさめられていたが、その中の幾つかの感想を。


    『オツベルと象』
    始めの1文の視点はどこなんだろう。
    「ある牛飼いが物語る」の1文。
    その1文の発言者が牛飼いならば、自分の事を「牛飼いが物語る」とは言わないはず。
    この1文だけは賢治の言葉で、つまりメタフィクション??
    それとも、作中には現れない、作者(賢治)でもない誰か??
    例えば、菩薩様とか。

    急に菩薩様を出してみたのは理由があって、白象だからなのだけど。
    普賢菩薩が乗っているとされるのが白象。
    普賢菩薩は生きとし生けるもの全てを救う神様だ。
    オツベルは資本家で、白象は労働者の代表のように描かれているように思える。
    菩薩様(赤い着物の童子?)が白象を救い、自分の元へと導いたとするのは、考えすぎなのかしら?
    賢治は仏教に傾倒していたし。
    それに山の象たちが囲碁を打っていたのは沙羅樹の下だ。
    沙羅樹は、確かインドの誰かが(忘れた 笑)悟りを開いた場所だったような。。。
    苦行に耐えて涅槃の境地を…みたいな。
    日毎に食べる藁を減らされながら労働に耐えていた白象が、ここにも重なる。
    なんだか宗派が入り乱れているけれど、現に作中でも白象は「サンタマリア」と発している。
    「神様」と呼び掛けているのだろうけれど、サンタマリアはキリスト教のマリア様だ。

    そして有名なラストの1文。
    これは小学校の時に、教科書で習った。
    童話の解釈なのに"習う"のも妙だけれど、確かその教科書では、本編とラスト1文の間が2行くらいあいていて、
    「おや、川へはいっちゃいけないったら。」
    だったと記憶している。
    当時、「おや、(一字不明)」と記載されていたかまでは覚えていないけれど、どこかのタイミングで"不明の一文字は「君」説"が有力と知った。
    (その時に習ったのかもしれないが)

    では誰が言ったのか?
    やっぱり牛飼いなんだろうか。
    「第5日曜」の冒頭、
    「まあ落ち着いて聞きたまえ。」と、聞き手をなだめている部分がある。
    オツベルの死に驚いた聞き手か、もしくはその聞き手の騒ぎに驚いた牛が、川へ入ろうとしてしまったのだろうか。
    うーん、謎。
    個人的には、なんだかしっくりこないのだけど、これ以上は分からんっ。

    それから気になることがもう1つ。
    数字の「6」がやたらと出てくるところ。
    6台の稲こき機械、16人の百姓、6寸くらいのビフテキ、6連発のピストル。
    仏教で6といえば、パッと浮かぶのは六道なのだけど…ここから着想をえてるとは考えすぎかしら??


    『やまなし』
    やまなし…バラ科の落葉高木。
    「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻灯です」
    また不思議な始まり方をする。
    賢治は二枚のスライドだという。
    ということは静止画だ。
    けれど物語は動き出す。

    「一.五月」
    初夏の水中の様子がキラキラ光ってとても美しい。

    クラムボン…アメンボやミズスマシのことと思われる
    注釈にはそのように書かれていた。
    私にはアメンボというより、アメンボがツーッと水面を動くことで生まれる波紋のように思えた。

    小さきものは、より大きなものに。
    これは、この世の真理である諸行無常や諸法無我を、食物連鎖を通して描いているのかしら??
    この世の真理とされるものは4つあるとされていて、諸行無常(しょぎょうむじょう)、諸法無我(しょほうむが)、一切皆苦(いっさいかいく)、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)だ。

    ここでまた急に仏教を持ち出した理由は2つ。
    1つは前述した通り、賢治の仏教への傾倒。
    もう1つは、樺の木の花。
    樺の木が気になって検索すると、仏旗の色は青・黄・赤・白・黒の5色だが、青の代わりに緑、黒の代わりに紫や"樺"を使うこともあるとのこと。

    作品に戻ると、お父さん蟹は言う。
    「いい、いい、大丈夫だ。心配するな。そら、樺の花が流れてきた。ごらん、綺麗だろう。」
    ト書きでも、
    「白い樺の花びらが天じょうを沢山すべって来ました」
    とある。
    子供の蟹たちはまだ怖がっているけれど、これが世の真理だと、何も怖がる必要はないと、お父さん蟹も賢治も伝えたかったのではないか。

    「二.十二月」
    賢治らしく水中には鉱石も流れ着いて、またも美しい。
    ラムネの瓶が月光をいっぱいに吸い込んでいるようで、ひんやりと透き通った水も美しい。
    冬の夜だ。
    この平穏な夜のシーンのあと、
    「私の幻灯はこれでおしまいであります」
    と、幕を閉じる。

    お父さん蟹が夜更かしする子供蟹らを、イサドに連れていかないぞと寝かしつけるシーンがある。
    作中の「イサド」が気になって検索した。
    イサドって何処なんだろう。
    どうやら造語のようだが、岩手県の旧:江刺郡岩谷堂町ではないかという記事を見つけた。
    "舟運や,三陸沿岸部と内陸部を結ぶ交通の要所として賑わった町でもあった"らしく、
    "「岩谷堂」は,子供にとって一度は行ってみたい魅力的な町であったと思われる"とのこと。


    『よだかの星』
    悲しい自己犠牲のお話。
    けれど沢山の色と星々が現れて、その景色は美しい。
    自己犠牲という考え方が何処までであれば正しいのかは置いておいて、
    「どうしてもとらなければならないときの他は、いたずらにお魚を取ったりしないようにしてくれ」
    この台詞は私達人間は常に念頭に置いておかなければならない。
    生き物も資源も無限ではないのだから。

    「今でもまだ燃えています」
    と幕を閉じることで余韻を持たせ、読み手の心にいつまでも残る。
    また、直ぐ隣はカシオペア座などと示すことで、読み手も夜空を探したくなり、空を見上げるなどの行動を促す。

    小さなよだかが健気で愛らしく、自然と、星になっていつまでも輝いて欲しいという気持ちになっていた。


    『水仙月の四日』
    水仙月とはいつなのだろう?
    水仙が咲く月であろうが、1月説~4月説まであるらしい。
    私の手持ちの『山野草の育て方&楽しみ方事典』で「水仙の仲間」と引くと、水仙の開花時期は11月中旬~4月とあった。
    wikiでは吹雪の特異日だとして4月4日説をあげていたが、
    作中の大吹雪は「今年中に、もう2へんぐらいのもんだろう」とあるので、個人的には4月4日よりももう少し早い時期では??と感じた。
    ともあれ賢治の作品は、フィクションでありながらも読み手が「これって本当はいつだろう?何のことだろう?」と探りたくような材料に溢れている。

    "雪ばんご"は大吹雪をおこすもの、"雪童子"は"雪ばんご"に使える子供たち、かしら。
    「カシオピイア、もう水仙が咲きだすぞ。おまえのガラスの水車、きっきと回せ。」
    「アンドロメダ、あぜみの花がもう咲くぞ。おまえのランプのアルコール、しゅうしゅと吹かせ。」
    天の星座たちは時の流れと共に夜空を回る。
    これらは大吹雪を吹かせるために時を進める呪文のように聞こえる。

    なぜ雪童子は、雪ばんごから子供を助けたのだろう?
    雪ばんごは雪童子たちにとっても、容赦なく恐ろしい存在に思える。
    しっかりやれ、怠けちゃいけないと、雪童子たちを従わせる。

    その少し前、雪童子は、赤い実のついた小さな枝をいたずらに子供に投げていた。
    子供はその宿り木を拾い、
    「一生懸命に歩きだしました」とある。
    そして雪童子も、
    「あの子供は、ぼくのやった宿り木を持っていた」と言い、
    雪童子は「ちょっと泣くようにしました」ともト書きにある。
    きっと雪童子は、大吹雪の中でも宿り木を手放さずに大切に持っていてくれた事が嬉しかったのだろう。
    子供の健気な姿に心打たれたのかもしれない。

    その他、素敵だなと思った描写。
    「ビール色の日光」
    「空の仕掛けを外したような」
    「桔梗色の天球」

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    2023年12月08日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    女性作家によるラスト・メッセージをテーマにした短編集。悲惨な話や怖い話はなく、ホッとする話が多かった。他の本と並行して気分転換に読んだ。

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    2023年04月10日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    実力派女性作家集団・アミの会(仮)による書き下ろしアンソロジーも本作で9作目。
    過去の8作品も全て読んで来たが毎回1つのテーマに沿って競作する形が新鮮で面白い。

    今回のテーマは「ラスト・メッセージ」
    このフレーズから様々なイメージが膨らんだが自分の想像とは全く異なる11の物語を堪能した。

    好みは、コロナ感染して亡くなった夫の遺言から発覚した秘密を描いた『猫への遺言・柴田よしき』。

    ラスト二頁の鮮やかさが光る『十年日記・新津きよみ』。

    もやもやから一転して読後感の良い『青い封筒・松村比呂美』。

    バラエティに富んだ短編集。

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    2023年02月18日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    多少期待はずれ。
    後書きでは良いテーマ、と言ってるが
    結局同じような感じにまとまって
    雰囲気が似てる。
    青い封筒は良かった。

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    2022年11月03日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ラズベリーソーダの話がよかった。ど田舎の祖父母の家を思い出した。ラズベリーなんて小洒落たものはなかったが、すぐ前の川も暗くて怖い2階も好きだった。

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    2022年10月26日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    とても読みやすいアンソロジー。

    近藤史恵さんのお名前があったので手に取ってみたが、ちょっと謎解きが突飛過ぎたかな?

    良かったのは『もうひとつある 鷹宮家四訓』(大崎梢)と『そのハッカーの名は』(福田和代)

    おお、そう来たかと思わせてくれる。

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    2022年09月09日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    アミの会の11人の作家さんによる短編集
    「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾

    この本で初めましての作家さんは
    永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん

    さらさらと楽しみながら読めました。

    ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
    「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。


    以前、「雨の会」という若手作家集団があり
    ”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
    その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
    とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
    なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
    網のように広がる交友関係だとか、
    フランス語でamiは友達と言う意味や
    「親しげである」という形容詞だったりもします。
    女性作家らしい花の名前の会も素敵ですが、
    このちょっととっちらかった感じや、
    「なにそれ?」みたいな引っかかりもおもしろいのではないでしょうか。


    なるほど~、そういういきさつだったのね。

    で~、
    その「アミの会(仮)」ですが、めでたく(?)、「仮」が取れて
    ≪アミの会≫となったそうです!
    パチパチパチパチ~!

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    2022年08月07日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美

    さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
    「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍流に属する絵茉は共にその家訓を探す。
    「孤独の谷」ある一族の謎めいた掟。誰かが謎めいた死を遂げると、一族は離散しなければならないという。教え子から相談を受けた大学講師がその謎を探る。
    「扉を開けて」『万国古物取扱 銀猫堂』を訪れた「私」。店主に、鍵の掛かった遺品を見るために開けようとする女性を止めてくれと頼む。
    「猫への遺言」コロナ禍で死んだ夫の遺言状を読んだ妻の思い。
    「キノコ煙突と…」戦時中の樺太から話が始まる。そして現代へ。
    「十年日記」九十歳で亡くなった祖母がずっと付けていた日記。心残りは拾った指輪を返せなかったこと、と書かれていた。
    「そのハッカーの名は」警視庁サイバー犯罪対策課の増崎はハッカーの「豆歌」を追い、自給自足の生活をしている老人の元を訪れる。
    「みきにはえりぬ」亡き母が歌っていた歌に隠された秘密。
    「青い封筒」真穂子は、高校生の息子と頻繁に夕食を食べに来る友人たちとの距離感を図りかねている。
    「黄昏飛行」コミュニティFMに勤める永瀬真尋の元にはさまざまなリスナーから手紙が送られてくる。
    「たからのちず」亡くなった祖母の遺品から出てきた、自分が書いたと思しき「たからのちず」。覚えのない香月はその場所を探す。

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    2022年03月31日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    だいたい10分程度で読めるものが多く、
    隙間時間に読書するなら
    いいかも。
    でもパターン化してきて、
    どれも同じような話に感じた。

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    2022年03月19日